「受け手に問うている言葉ではない」どうすればよかったか? たずーさんの映画レビュー(感想・評価)
受け手に問うている言葉ではない
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あくまでもタイミングが合えばと、積極的に観るつもりではなかった。
観たことを後悔はしてないけど、1月からずっしり重いわー。
長過ぎた25年。
「どうすればよかったか?」は、監督が自問自答し続けている言葉なんだろう。
投薬治療開始後のお姉さんの変化を見るに、答えは明白なようではあるけど、
最後まで自分たちの判断は間違いではなかったと語るお父さんの言葉を聞くと、
肉親とは言え別居している側が踏み込めないことも確かにあると感じる。
人間はそれぞれ自問自答し続ける何かを抱えているもので、
主観的には等分の重さだと信じていても、
客観的にはやっぱり軽重あるし、できれば重いものは抱えたくないなと、
故郷にいる年老いた親の顔を思い浮かべながら、無責任に思う
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