市民捜査官ドッキのレビュー・感想・評価

韓国での闇バイト、特殊詐欺
どこの国でも警察を信頼すると人生終わる
カケ子のタコ部屋、反社に監禁されている

全く予備知識無く見ました。
あのお母さんが主人公になることさえ知らず…

もう、結構力入ってずっと見てました。

闇バイト…
日本でもこうやってビジュアルに表せば少しはイメージが変わるかもしんないね。

お母さん＆お姉さん軍団、完璧なシスターフッド映画でした。

早く韓国当局は1億ウォン払ってやれよ！

警察よりおばちゃんパワーの方が圧倒的って…かけこのソン代理も行動が早いからと言っていましたが、色々あるのは分かるけど、そんなんじゃいつまで立っても捕まえられないって。ってか、早く報奨金払えよ！

内通者は中国ケーサツ内ですよね、怖いわー。

　ドッキさんの最後の反撃がすごい。あそこで捨て身の技を思いつき実行してしまう胆力に驚いてしまう。この痛快な終わり方は久々。

　ドッキさんと周りの女性たちを見た目が庶民派の女優で固めているので、よりリアルに感じる。被害者が若くて美人だと、刑事も力を入れたかもしれないが、そうじゃないから適当にあしらっている感じが伝わってくる。

　主にヨム・ヘランがコメディ・パートを受け持つんだけど、得意の中国語を活かしたシーンが抱腹絶倒。
　ヨム・ヘランが演じるのは、ドッキの仕事仲間。詐欺集団のアジトがある青島でたまたま妹がタクシー運転手として働いていることで、ドッキに協力することになる。
　中国語がめちゃくちゃ堪能で、青島の中国人警察官と韓国から派遣された刑事との通訳をすることになるんだけど、意訳をはさんだり、言葉を付け足したりして、両国の刑事をなんとか協力させようとする。
　ここのやりとりで腹がよじれるくらい笑ってしまった。

　詐欺集団が金に困った若者を足抜けできないように監禁して詐欺をさせるのは、日本も韓国も同じ。詐欺の頭目の歯ぎしりが心地よく聞ける作品でございます。

振り込め詐欺被害に遭った主人公が詐欺組織の1人から情報提供を受け、元締めを逮捕するために奮闘する実話に基づく作品。

韓国のアジュンマ達のパワフルなこと！本来は自ら立ち向かうなんて正気の沙汰ではないけど、彼女たちならやれるかも⁉︎ファイティン‼︎ という気持ちが込み上げてきました。

ただトイレでの元締めとの対峙シーンは痛くて見ていられなかったです。韓国なのでユーモアももちろんありつつ、終始ハラハラで楽しめました。

国としては落ち着かない状況が続く韓国ですが、これからも最高のエンタメを届けてほしいです。

振り込め詐欺の被害者がグループから抜け出したい掛け子と協力しアジトを突き止め追い込む話。

自身の営んでいたクリーニング店が焼失し、クリーニング工場で働く主人公が、銀行からの融資という誘いにノッて3200万ウォンを騙し取られ、警察に被害を訴えて巻き起こっていくストーリー。

どこまでが事実かはわからないけれど、2016年に実際に起きたことをベースにした話しとのことで、作中での警察のポンコツっぷり然り、主人公たちの自己中っぷりや猪突猛進っぷり然り、流石は隣国ですね。

しかしながらこれが上手くコミカルさに繋がっているし、日本でも最近取り沙汰されている、そんな甘いバイトあるわけ無いだろに乗っかるアホなヤツらの成れの果てとか、愉しさだけじゃない面白さがありつつのエンタメ感がとても良かった。

空港で接触してから先の行動は凄いですね。警察もまだ駆けつけるかわからないところで、声を掛けに行く勇気が自分にあるか疑問です。これが実話なんですもんね。早く賞金を払ってあげて欲しいですね。

ほぼノンフィクションとの事なので、ストーリーに何も言えないですが、本当にこんなにお粗末な詐欺集団組織が有るんですかね？演出は、少しコミカルに見える女優さんですので、コメディー要素無しにしてくれた方が、更に作品に没頭出来た感じがして、少し残念です。

ドッキが詐欺に立ち向かった。

詐欺集団のしたっぱに協力者がいた。

協力者のFAXに韓国警察が動いた。

最後は、ドッキの大逆転勝利。

実話なんですね!

2016年に韓国で起きた振り込め詐欺事件を基にしたフィクションとの事です。

明るくコメディ調ですが､芯はシリアスな映画です。

個人的には､まあまあ(笑)

泣いてる方いたみたいです。

劇場は人が多く､お年を召された方が多かったので､警察が振り込め詐欺の防止のため推奨してる映画かと思ったけど､そんな事ないみたい(笑)

皆さんも詐欺には充分に気を付けましょう！！

知らない電話には出ない､知らないメールは無視､口座番号もクレジット番号も打ち込まない､怪しかったら警察に相談です(^^ゞ

ドキドキできたし、ラストは痛快爽快。
とにかくテンポよい作りで、事態がスピーディーに展開し、時々浮かぶ「あれ？」って疑問はすぐに流れていってしまうので問題なし。

本作でも「映画の中で、韓国とインドの警察は無能」の法則は発動。
ただ、この無能ぶりは単なる作り物（フィクション）ではなく、こんな感じだと国民は捉えているんだろうなという印象。
日本で言えば北海道警か神奈川県警。

ベターに面白かった！詐欺に合い仲間と共に中国まで犯人探しに。警察はちょっとイライラするし、バタバタ劇。　実話の詐欺事件だけど、シリアスではなくちょっとユーモア入った作品で楽しめました。

Here's Johnny!

ホラー映画を観ていて、とてもウザイと思ったキャラはいないだろうか？いなければ、その人は幸いと言えるのか？言えないのか？
それはともかく、ワンシーンを撮るだけで127回も撮り直す完璧主義者の監督に精神的に追い込まれた女優さんのラストの恐怖の叫びは、演技ではなかった。そのシーンは完璧主義者の監督ではありえない、俳優のアドリブからなり、彼女は斧が実際に彼女に降りかかってくると錯覚するほどの恐怖を自然と演じていた。そんな彼女が長く沈黙していたけれど映画を一本出演後に亡くなっている。彼女は、当時の事をこのように語っていた。

Hollywood Reporter interview, saying that “after a while, your
body rebels. It says: ‘Stop doing this to me. I don’t want to cry
every day.’ And sometimes just that thought alone would make
me cry. To wake up on a Monday morning, so early, and realize
that you had to cry all day because it was scheduled
— I would just start crying.”

話が長くなりそうなので本編に戻ると．．．
最初、何故、ボイスフィッシングでドッキを騙したソン代理が彼女に助けを求めたのかが、分からなかったけれど映画を見て、"百聞は一見に如かず" なんて言葉も飛び出しちゃいました。
とにかく、ストリー展開が早く主人公ドッキに降りかかる難題が彼女を奮い立たせ、彼女のために立ち上がる友達がこれまた個性ぞろいで、中国語を流ちょうに話したり、中国の警察とのやり取りでいい塩梅に役に立ち、その反面、いつもの韓国側の警察のおざなり感が、ヤキモキさせる反面教師となっているので、ついつい映画を見入ってしまう。

今日は、たまたま映画サイトを見ているとある女優さんの訃報が載っていたので、真逆な役柄として想い出を振り返りました。

ドッキ母ちゃんが闇のボスに言う決めセリフです。

Myung-hwan, if you make someone cry,
you'll cry a river.

ラストは、少しまとまりすぎているというか？　シングルマザーなら決してできないようなことなので．．．？