アディオス・アミーゴのレビュー・感想・評価
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これはコカインウエスタンと呼ばれてしまう?
世界に広がるのはゾンビとウエスタン。それだけ映画の魅力を盛り込めるということか。
インドネシアのモーリー・スリヤの傑作『マルリナの明日』がナシゴレン・ウエスタンと名付けられてしまったのと、ブラジルのカーペンター的マカロニウエスタンと呼ばれた『バクラウ』というのがあったために胸騒ぎがして見てしまった『アディオスアミーゴ』は、コロンビアなら麻薬か?と想像したらあながち間違ってもいない変な粉?をふっと吹きかけられると過去にトリップしてしまったりするウエスタンだった。そしてトリップしている時にずっと頭をぶるんぶるん振り回している描写がなかなか日本人には思いつかないアイデアに思った。
マカロニと言っても荒野でも砂漠でもなく標高がけっこうありそうな山。冒頭で処刑になりそうだった男が絶対絶滅から脱出し、行く先々で中間を増やして探していた兄と再会するが、、なんとなく岡本喜八の邸予算のほうの時代劇監督を思い出したりするキャラクターたち。特に吹き矢の老人とか変な薬とか。そして中心にある写真機(カメラとは言えない)と写真と写真家であることがいろいろ巡って着地する。
面白かった。
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都合のいい異空間が・・・どうなのかなぁー笑えるのかなぁ・・・
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