「徐々に体の自由が効かなくなるヒロインの脱出劇の裏にある『ミッドサマー』的なドラマが焦燥を駆り立てるソリッドなサスペンス」ドント・ムーブ よねさんの映画レビュー(感想・評価)
徐々に体の自由が効かなくなるヒロインの脱出劇の裏にある『ミッドサマー』的なドラマが焦燥を駆り立てるソリッドなサスペンス
人気のない森の中で出会った謎の男に筋弛緩剤を注射された主人公の脱出劇。筋弛緩剤が全身に回るまでに20分、その効果が1時間持続するという設定なので、“動くな”もクソもあれよあれよと体の自由が効かなくなり、身動きが取れなくなるというもどかしさだけが肝のアホみたいにシンプルな話ですが、冒頭で『ミッドサマー』的なツカミがあるのでどこにも贅肉がついていないソリッドなサスペンスが俄然盛り上がります。
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