ドント・ムーブのレビュー・感想・評価
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自殺願望の女性が、生きたい!でも、Can’t move.
Netflix 配信 日本語吹替有り
主人公アイリスには少しの不注意で息子を亡くした過去がある。崖の上に作った碑で自殺を考えていた。その時男に呼び止められる。自殺はやめて駐車場に戻る。そしたら…。
スタンガンを打たれて…。映画の「タイトルバック」。。。
筋弛緩剤を打たれた。20分で手足も言葉も話せなくなる。逃げる。追ってくる男。動けない。逃げれない。どうしたらいいの?
限られたシチュエーションの中で起こる出来事。そして死ぬ機会を失ったアイリスには、生きたいという希望も湧いた。
(アイリス役の)ケイシー・アスビルの目線と動かない身体の表現も良かった。
………………
日本語吹替キャスト
アイリス:本田貴子、リチャード:中川慶一、ウィリアム:藤原貴弘
バカな快楽犯
なんとか良い所を見いだそうとしましたが。。。
ラストの想像はつくけれど緊迫感のある演出
あらすじは何となく想像できるが、ずっと良い緊迫感を持って見てられる映画だった。
自死を考えているからと言って、他人に生殺与奪の権を許したわけではない。
弛緩剤のアイデア一本勝負
弛緩剤のアイデア一本勝負、この手法は見たことないから斬新。身体の自由が効かず常に不利な状況で、どうピンチを切り抜けるのかハラハラした。
アイデアは奇抜だがストーリーはシンプルで主人公の成長が分かりやすいので見やすい。息子を亡くし悲しみに暮れる主人公が、犯人に襲われ死に直面して生きる希望を見出す話。
主人公からしたら犯人は自殺を阻止してくれた上に生きる喜びを与えてくれた命の恩人。自分の命を救ってくれた相手が敵対者になるって構図はレアなので面白い。
ただ、結局犯人の動機がよく分からなかったのが気になる。自殺を救ってもう1回殺そうとするって何考えたんだろう。なかなかにサイコパスに思える。
船での死闘後、主人公が瀕死の犯人に向かって放った「ありがとう」はまさにその通り。トドメを刺さなかったのも多少の感謝を感じてるからなのか。まあ、あの傷じゃ重症だしどの道助からんだろうけど...。
犯人のユルさがリアルなのかな?
子供を山の中の崖で不注意により亡くしてしまった美人ママ(TWICEのミナ、もしくは水原希子に似てる)が後追い自殺しようと携帯をパパがまだグースカ寝てる家に置いたまま崖に出動。
たまたま居合わせたリチャード(仮名)に話しかけられて、身投げをやめて下山するものの嵌められて筋弛緩剤を打たれてしまう。で、逃げながらも体は硬直していく。
最初のおじいちゃん、そっこうで殺されちゃってかわいそう。次に助けてくれそうな警官も殺されて、アンドリュー(本名)行動力アリアリやん。
最後の最後に、なんで美人ちゃんを生きたままボートに乗せたの?しかも手しか縛らず…甘々すぎる。
で、なんでアンドリューは首に長いナイフ貫通して(しかも自力で抜いた!!)体に2発も銃発当たって湖に落ちたのに岸に泳ぎついたの…?普通水に浸かってたら普通の状態よりも血の流出量が増えて失血死するでしょ。
元気すぎる。
という、最後はアラが多すぎたけど、1時間半の作品時間の中でまだ20分だからあとの展開は…と台本を予想しながら観る感じの作品だった。
鈍臭い
”ドント〇〇もの”史上限りなく及第点
カリフォルニア州にある人里離れたビッグサーの森を舞台に殺人鬼に筋肉が動かなくなる筋弛緩剤を打たれた女性が全身に麻痺が広がる瀕死の状態で生き延びようとする。”ドント〇〇もの”史上限りなく及第点。また原題の「Don't Move」は直訳で”動くな”。巨匠サム・ライミがプロデュースを手掛けたことで、二転三転する緊迫感やシチュエーションが移動するサバイバル劇のテイはラストまで保たれている。いわゆる”ハンデもの”として不利な状況下でヒロインがどう打開策をこじ開けるか、というアイデアは既存フォーマットを踏襲しながらハラハラドキドキが安定して展開される。犯人はほぼ即興の閃きで行動に出るため加点的に展開に無理が生じている。中盤の納屋で登場する老人はてっきり〇人かと最初は疑った。ラストの畳み掛けでこの映画のポテンシャルが爆発。ネトフリ見放題新作としては、適度な水準の完成度を貫いたとおもう。
平均点未満
作品の出来は平均点未満だと感じる。
この映画の中心は薬により身動きが取れなくなった状態の恐怖なのだが、いまひとつそれが表現し切れていない。
サスペンス的要素は少なく、途中からは見たままの恐怖しか存在しないのだが、撮影技術の問題か脚本の問題か理由は判然としないが十分に表現されていない。
強くない…
筋弛緩剤を打って手足を縛り、これまでも犯行を重ねてきたことを匂わせるなど用意周到で慣れてるアンドリューだが、ジジイに叩きのめされたり、もたついたり、意外と強くないのが、そこまで恐怖感を感じない。結局こいつは何をしたかったのだろうか。ラスト動けるようになってきたのは薬が切れてきたからなのか、そもそも筋弛緩剤はそういうものなのか、疑問に思った。
おじい
助けてくれたおじい、死んじゃうと思ったけど、やっぱ死んじゃってかわいそうだった。おじいの割に強かったけど…
男は最後、あんだけぶっ刺されて撃たれても泳げるってすごいな。死なずに子どもに軽蔑されて生きてほしかったけど。
主人公が死のうとしてた女だったので、あんまり頑張れの気持ちが湧かなかった。子どもが死んだら自分も死にたい気持ちは分かるけど、その設定必要だったんかな?死にたい人が必死に生きようとする矛盾的なこと?死ぬのは良いけどこいつに殺されたくない的なこと?
サム・ライミ製作の作品
第三者とのやり取りが良かった!!
女性を拷問するシーン等は無いですが、サイコ野郎と第三者の男性とのやり取りは。息が詰まる感じで良かったです。家族と電話するシーン、主人公が男を諭そうとするシーンも良かったですが、ラストは、盛り上がらず普通でした。
頭休め映画
Netflixの新作で、最近ちょっと頭を使う作品が多かったので頭休めの為に見ました(爆)
ジャンルはサイコ系サスペンスで、この手の作品はもう特別な事が無い限り劇場で見ることはないので家でたまに見たくはなりますね。
家で見る分には丁度良く、特に感想はありませんが適度に楽しみました。
話は作品から脱線しますが、アメリカ映画ってどんな種類の映画にでもリー・ストラスバーグの“メソッド演技”ってのを使っている気がします。
詳しくないので半分想像の話ですが、日本の娯楽映画の場合にはそれをあまり感じないので、やはり役者の育ち方の違いなのでしょうかね。
昔の日本人観客はそれに騙され(?)易かった気がしますが、最近の洋画離れした日本人は「結果的に嘘だらけの物語に、設定や演技だけやたらリアルにしてどうなのよ?」って思ってしまう人が増えたのかな?
私の場合はそれはそれでアリだと思う派で、たまにある日本の娯楽映画のまるで歌舞伎の様な大袈裟な演技にはやはりシラケてしまうんで、基本的に“メソッド演技”の方が好きなのかも知れませんね。
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