ドント・ムーブ
配信開始日:2024年10月25日
解説
Netflixで2024年10月25日から配信。
2024年製作/92分/アメリカ
原題または英題:Don't Move
配信:Netflix
配信開始日:2024年10月25日
配信開始日:2024年10月25日
Netflixで2024年10月25日から配信。
2024年製作/92分/アメリカ
原題または英題:Don't Move
配信:Netflix
配信開始日:2024年10月25日
子供を山の中の崖で不注意により亡くしてしまった美人ママ(TWICEのミナ、もしくは水原希子に似てる)が後追い自殺しようと携帯をパパがまだグースカ寝てる家に置いたまま崖に出動。
たまたま居合わせたリチャード(仮名)に話しかけられて、身投げをやめて下山するものの嵌められて筋弛緩剤を打たれてしまう。で、逃げながらも体は硬直していく。
最初のおじいちゃん、そっこうで殺されちゃってかわいそう。次に助けてくれそうな警官も殺されて、アンドリュー(本名)行動力アリアリやん。
最後の最後に、なんで美人ちゃんを生きたままボートに乗せたの?しかも手しか縛らず…甘々すぎる。
で、なんでアンドリューは首に長いナイフ貫通して(しかも自力で抜いた!!)体に2発も銃発当たって湖に落ちたのに岸に泳ぎついたの…?普通水に浸かってたら普通の状態よりも血の流出量が増えて失血死するでしょ。
元気すぎる。
という、最後はアラが多すぎたけど、1時間半の作品時間の中でまだ20分だからあとの展開は…と台本を予想しながら観る感じの作品だった。
動けない状態でどうやって逃げるの?
とワクワクして見てたら、
なんだそう言う事か…とガッカリだった。
前半は良い感じだったけど、
後半は殺人鬼の脇の甘さがとにかく目立つ。
鈍臭過ぎて途中殺人鬼を応援してしまうくらい。
あらすじは面白そうだったんだけどなぁ…
カリフォルニア州にある人里離れたビッグサーの森を舞台に殺人鬼に筋肉が動かなくなる筋弛緩剤を打たれた女性が全身に麻痺が広がる瀕死の状態で生き延びようとする。”ドント〇〇もの”史上限りなく及第点。また原題の「Don't Move」は直訳で”動くな”。巨匠サム・ライミがプロデュースを手掛けたことで、二転三転する緊迫感やシチュエーションが移動するサバイバル劇のテイはラストまで保たれている。いわゆる”ハンデもの”として不利な状況下でヒロインがどう打開策をこじ開けるか、というアイデアは既存フォーマットを踏襲しながらハラハラドキドキが安定して展開される。犯人はほぼ即興の閃きで行動に出るため加点的に展開に無理が生じている。中盤の納屋で登場する老人はてっきり〇人かと最初は疑った。ラストの畳み掛けでこの映画のポテンシャルが爆発。ネトフリ見放題新作としては、適度な水準の完成度を貫いたとおもう。
作品の出来は平均点未満だと感じる。
この映画の中心は薬により身動きが取れなくなった状態の恐怖なのだが、いまひとつそれが表現し切れていない。
サスペンス的要素は少なく、途中からは見たままの恐怖しか存在しないのだが、撮影技術の問題か脚本の問題か理由は判然としないが十分に表現されていない。