白雪姫のレビュー・感想・評価
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違和感をあえて解釈するには
私は観た映画になんとしてでも高評価をつけたい主義なんですが、正直、この「白雪姫」は5点満点をあげるにはちょっと辛い。ならば、レビューを書かずに済ませれば良いのですけど、いろいろ悩ましくも興味深いことがありましたので、ちょっと考えたいと思いました。
前半、まずは新しいお妃様が登場する経緯から、自らの美容と富国強兵のために、白雪姫そのひとや国民を虐げる圧政。例の魔法の鏡を除けば、非常に現実的な説明。旧作アニメ版と違って、怒りに満ちた様子で下働きに勤める白雪姫の強面が印象的。
でも次。外に出てリンゴ狩りをする白雪姫はガラリとイメチェン。旧作アニメのお姫様ルックを彷彿とするドレスに衣装替え。そして原作通りに話は進んで森の闇に逃げ込み、七人のこびと達との出逢い。つまり、現実から急激なファンタジーへの転換。
ようするにそのファンタジー路線への変わり身に違和感があるのですが、これってそもそもの原作の童話「白雪姫」の根幹であるといえるかもしれない、というのが私の説です。起承転結的に話の筋を構成するなら、
「現実世界でお妃様に殺されかけて」→「ファンタジー世界に逃げ込んで」→「七人のこびと達に助けられ」→「王子様の救命措置でハッピーエンド」、更にあえて例えるなら、なろう小説で人気の異世界もの。不思議の国へ迷い込んだアリス、助けた亀に案内された竜宮城。
これなら、お妃様が老婆に化けて潜入したのも説明がつきそうです。この映画では強力な兵士達をかかえているのに、なんでわざわざ魔法の力?で醜くく身をやつして、自らの手で押し入らなければならないのか。そこのところに、自らも異世界へ押し入るための手段だったとすれば、違和感なく話が流れそうな気がする。
この考察は、ディズニー様に「こうすればよかったのでは?」という話ではありません。「この解釈だったらなんとか理解出来るかな?」という、自分が消化するための脳内整理です。ただ、それだけです。
そして、旧作アニメ版と違って、結末は白雪姫の叛乱が成功し、みんなで楽しく歌って踊ってハッピーエンド。近年のディズニーらしい終わり方。旧作アニメ版の王子様要素はどこへやら――でも、あえていうなら、個人的に旧作アニメの顛末にちょっと都市伝説っぽい怖い考察を考えていたのです。麗しい王子様に連れられて輝かしいお城へとご案内。そんな終わり方ですけど、王子様というご身分にしては白雪姫と二人きりであまりにも旅路が寂しすぎる。これをあえて解釈するなら、本当は王子様は白雪姫のもとに舞い降りた天使様で、本当はキスで助命をしたのではなく、絶命した白雪姫を天国へと道案内したのでした、という印象を抱いたのですが、それは私だけでしょうか。
この実写版の結末は、王国にはちゃんと国民もいて、そして白雪姫もどこぞの王子様に連れ去られることなく、一緒に幼い頃から過ごした人々とハッピーエンド。これぞ本当の実写版ならぬ現実版のあるべき結末とディズニーが結論づけたなら、(私の個人的な旧作の印象を払拭した)一つの正解と私も想います。
今回、お妃様とのラストの対決シーンがいいですね。あえて白雪姫に武器を手渡すお妃様のやりくち。自らの危険を顧みず、相手の手を汚させようとする狡猾ぶりは流石。そして決め手となったのは国民ひとりひとりをちゃんと覚えている白雪姫の民を思う気持ち。良きお姫様、指導者のあるべき姿とはなんなのか。これもまた、ディズニー様の良い答えだと思います。
・・・でも、やっぱり「王子様」要素は欲しかったなあ。今時は「王子様といつまでも幸せに暮らしましたとさ」っていう童話の締めくくりは、女の子の夢では無くなったんでしょうか。それこそが「白雪姫」「シンデレラ」「美女と野獣」などの童話の真骨頂だと思うんですけどね。今日、小さい女の子がパパに説明を受けながら劇場に見に来ていたのですが、納得できたのかな。
そして、鏡に取り込まれるお妃様の顛末。これなら復活する展開にも出来そうですが、無理ですか? 次こそは勝利を目指して頑張ってくださいね。
さて、今回の映画に関して公開前からずいぶん物議を醸していたようです。なんだか面白かったのでついついYoutubeの動画などを参照してしまい、今回の映画の鑑賞に色眼鏡で見てしまいそうで怖かったのですが、どうだったのか。これが満点を付けられない理由になってたら自分でも悲しい。でも、この問題は人ごとみたいに笑ってみているのが良いと思います。そりゃあ、日本の業界も騒がしいのと同様、世界中の業界でもいろいろあるでしょう。それでもこうして作品が出来ていくのだから、ある意味、人の力は偉大です。
今回、珍しくエンディングのスタッフロールは背景色が真っ白でした。それだけでも明るく爽やかな気分になれる。そして話題のレイチェル・ゼグラー様のみならず、驚くほどの多くの人が名を連ねています。とても白雪姫のように把握しきるのは無理でしょう。皆様、お疲れ様でした。また良い映画をよろしくお願いします。
(追記)
もう一度、結末に関して改めて考えてみたのですが、何故、「民と歌って踊ってハッピーエンド」にしたのだろうか。
童話の内容は時代と共に変化する。「本当は怖かった白雪姫」などとありますが、子供達に語り継ぐため、残酷さを和らげるなどして時代に即して改変されていく。
では、「王子様と何時までも幸せに」というエンディングはなんだろう。ハッピーエンドにも色々ある。幸福の価値観は人によって違うもの。「王子様」を幸せとするのは、「貴族的な贅沢な暮らし」が幸せであるべきという考え方。現代的にいうならセレブな生活への憧れ。
ディズニーはそこに改変を施したのだろうと思います。「民と共に幸せを分かち合う喜び」というのが良き王国、良き思想、それを幸せとすべきだ、という。昔の王家貴族様が偉い時代は終わるべきだ。民の幸せが正しいのだ、という。
現代なら、ましては民衆である我々にとって「そんなの当たり前だ」と思いますが、そうでない話もあると思うのです。白雪姫以外で引き合いに出すとすれば、「桃太郎」はどうでしょう。「犬・猿・雉」という諸国をしいたげて引き連れ、海外に攻め込んで分捕り品を収穫する、尚武・富国強兵を理想としたお話と考えることも出来ます。「金太郎」なんて相撲とって熊を家来にして、お殿様の家来になった、尚武の要素しかありません。そんなことが尊ばれた時代もあった。無論、それは明治以降から敗戦までの富国強兵の時代の日本。「我は海の子」「蛍の光」の歌の後半など、もはや軍歌。更に歌を引き合いに出せば、出兵した父の無事を祈る「静かな秋」など、はたして戦時中に歌えたでしょうか。お国のために立派に死んでくるべきだ、などと憲兵様に叱られやしませんか。
だからもう「王子様との幸せ」「貴族様のセレブな生活」に憧れるのは止めましょう、という方針をディズニーは選ばざるを得なかったのでしょう。昔から童話を知っている者には「王子様といつまでも幸せに」という古典に忠実であるべきだ、それが美しいのだ、と単純に考えるのですが、やはり多種多様な思想の観衆に披露する作品ならば、民衆の名前と癖を覚えて、一人一人の個性を大切に、という作品にならざるを得なかったのではないか。「こうすべきだ」「これが正しいのだ」という主張のゴリ押しでは無く、どんな反響をうけるか判らないディズニーの恐怖感の表れではないか、と私は想います。
正直、今回の映画は「ファンタジーな展開」に飲み込めず、難色を感じたところもあります。でも、「現代劇からファンタジーへの突入」という白雪姫の根幹、そして時代と共に変化する童話の価値観、それらを考察する良い機会を得て実に有意義であったと思います。
でもやっぱり正直なところ「王子様との幸せ」を勇気を持って描いてほしかったな。時代と変化するものとして、クラシック音楽も「バッハ以前から続く宗教音楽」「モーツァルトの王宮での活躍」「ベートーヴェンが讃える英雄(ナポレオン)」と時代と共にターゲットが変化するけど、いまだ神を讃える楽曲は歌い続けているのですから。
ハイホーだけでもテンション上がる
2025年劇場鑑賞97本目。
エンドロール後映像無し。
雪のように白い肌だから白雪姫だったのが、褐色の肌の女優が演じるために、雪が降った日に産まれたから、という理由に変わり、それじゃアナと雪の女王だよ、と思いました。
それもあって結構こんなの白雪姫じゃない、という評判を聞いていて、ハードルはだいぶ下がっていたおかげで、実際観てみるとあれ、意外と悪くないんじゃない、という感じでした。
白雪姫がイラスト化する場面があるんですが、元々アニメ版の白雪姫ってバタ臭い顔していて、今回の主演のレイチェル・ゼグラーってそういう意味では似てると思いました。
アニメの時の曲はよく知らないのですが、ハイホーは知っていて、小人たちがつるはしかついで並んで歩きながら歌っているシーンはこっちも体ちょっと揺らしてしまいました。
正直王子様のキスで目覚めたあとどうなったっけ?という感じでしたが、絶対こうじゃなかった、という流れでも納得は納得でした。もうちょっと早くできたのでは?とは思いましたが。
ただ、魔法の鏡が内面の美しさを言い出したら人類滅亡させないと女王は1位になれないんじゃないでしょうか。
現代風の白雪姫
ハイホー
原作を現代風にアレンジしたのが賛否あるが
全体的にバランスがとれてたのでは。
レイチェル・ゼグラーの歌声は綺麗。
華やかな映像美と劇中歌も楽しめる実写化。
『ハイホー』のシーンが好きで和んだ。
1937年白雪姫アニメの完成度が高いから
その偉大さを感じる。そのイメージが
強いから期待値も上がってしまうはず。
まあ、確かに盗賊の方々の服装が小綺麗だし
愛した人が盗賊の頭でそのキスで蘇るとか。
口笛で楽しもうは此方側もウキウキしたが
一緒に少しでも、掃除手伝っても良いのでは等々。
豪雪の中で産まれて生き延びたから『白雪姫』。
美しい白い肌では無くて。
毒リンゴを食べても生き返る位の女性。
強いよね。
清らかで内面から出る美しさ。
別け隔てなく接する優しい姿勢。
そこに、強さをプラスしたかったのだろう。
忠告
『実写版 白雪姫』
良い点
・ハイホー!
・ガルガドットの女王様すごく良き!
悪い点
・歌長すぎ
・脚本どした?
見る前の自分
「白雪姫が酷評だと…バカバカしい…」
見た後の自分
「私の忠告を聞いてくれ…酷評は本物だ…」
元のアニメーション好きな人は絶対見ないでください(忠告)
新解釈?マルチバース?白雪姫
本編以外の外でのネガティブな事柄が
とにかく多かった今作
色んな事柄があって本編の出来以前に
評価が下がった状態でのスタートで。
そういうものを抜きにして
本編だけの評価をといわれたら
前評判酷かったけど
あれ?そんな悪くなくない?かも??
とはいえ
展開無理あったり
急展開ご都合主義多々あり。
あとは原作改変。
原作が全然フューチャーされてなく
まさしく新解釈。
現代に合わせた強い女性の在り方みたいな
レイチェル自体、白雪姫かといわれたら
別にちゃんと白雪姫してたし
ガルガドットの女王も
ちゃんと心が歪んだ女性でヴィランしてたし
そんな悪くないと思うけどなー
とはいえやはり普段から言動行動って大切なんだなと
今作は本編以外の部分のネガティブが多すぎたな
あと本作のレビューみてると
お話が薄いとかCGがしょぼいとかあるが
ストーリーなんてオリジナルの白雪姫だってそんな濃くないしなんなら子供らがみても理解出来て楽しいくらいのもでいいんだから十分及第点だし
CGだって別にそんな見れるレベルで問題ないと思う
なんでも考察脳になりすぎてる現代人
少し肩の力抜いて映画を観るのもいいのでは?
とわたしはおもいます。
歌声が最高でした✨✨
映像がとても綺麗で動物や7人の小人もとても可愛かったです。
吹替で見たのですが、白雪姫とジョナサンの歌声がほんとに素敵で感動しました✨✨
白雪姫のたくましい姿にも惚れ惚れしましたし。ジョナサンが素敵でした。
字幕でもまた見たいと思います。
こちら側の問題
よく知る"白雪姫"の話だった。
引っかかったのは名前の由来だけど「雪のように白い肌」ではなかったかと。この設定が昨今のポリコレに抵触するんだろうなぁ。
色々と物議を醸した本作だけど、物語としては王道だし、それを余すとこなく伝えていたと思われる。
歌唱も歌詞も素晴らしかったのではなかろうか。
白雪姫は慈愛に溢れ、そんな彼女を慕い、そんな彼女だからこそ助けようとする人々が彼女を支えていく。
CGに触れるわ、CGと物を手渡しできるわ、一昔前だとあり得ない事が普通に起こる。
悲しいのは、観客である俺の価値観が変わった事だろうか?
どうにも、素直に受け取れない。
公平だか公正って言葉が鼻につく…そんなものが実現不可能な絵空事だと感じてしまっているから、そんな夢物語を吹き込んでいいものなのか、と。
逆にそんな単語が挿入されてるって事は、現状がそうなってない事の証明なんだろうなぁとか。
後は、女王のやってる事が日本の政治家とリンクしまくってて…やるせない。
…捻くれた見方だと重々承知している。
子供向け、なれど、それで済ましていいのかなぁと妙な疑念を抱いている。
国を不当に支配している権力者を追い落とす物語なのだ。彼女が先導するから尚もそう思う。
ジャンヌダルクが始まるのかと思い、あの赤いマントの下には鎧を着込み剣を携えている白雪が現れるのかとドキッとした。
そんな野蛮な展開にはならなかったけど、御伽話の範囲内で収まらなさそうな話にもなってる。これからの世代には必要な事なのかなぁと、ボンヤリ思いながら、直接民衆の前に現れる女王に潔さを感じてみたり。
あー、なんかもう歪な現実が邪魔して、真っ直ぐ見れなかったような感覚がある。
ポリコレの問題にしたって、公平なオーディションをして彼女がピカイチだったなら、それでいいじゃないか。そこに余計な価値観が流れこんでいないのなら。
白人にしたら人権団体がうるさいとかの理由があるのだとしたら、それは公平なものではないよね。
つまり、アレだ。
御伽話が現実の影響を受けてしまったら、御伽話として成立しないって事なのかもな。
この先、20年後には今あるゴタゴタがある程度整理されて、この作品への色眼鏡も取っ払われるのかもしれない。
…そん時には違う価値観に染められた「白雪姫」が生まれているのかもしれないけれど。
もう子供のような目線では見れないなぁ。
俺はこの物語を孫と一緒に見た時にどんな話をするんだろうか…?
賛否わかれるけど私はアリだと思った
ディズニーの白雪姫の実写を見に行きたい人にはおすすめしない。
ディズニーが白雪姫をベースに作った新しい映画と受け入れられる人にはおすすめできる。
果敢に戦場に出ていくスノーホワイトとか、「本当は怖い」に出てくるような原作の焼けた靴で躍らせる白雪姫とか、サウンドホライズンの硝子の棺で眠る姫君とかの白雪姫関連もろもろを受け入れられるかどうかです。
【良い所】
・小人の家にはいった瞬間のあの幻想的な風景はディズニー屈指の描写だと思う。
・「ハイ・ホー!!」これ、ものすごく良くない!? ここだけ何回も見たい。
・小人が鉱山で働いているシーンもとても良い。小人が気持ち悪いのはむしろドワーフなんだからそうでないと!人間の里に近づけず人間から隠れ住んでいるんだから、だれから見ても愛らしい姿ではない。それでよい。
・白雪姫の王子はどうしても「森の中で死んでる女にキスする猟奇的趣味の変態」になってしまうので、ジョナサンの方がまだ恋愛対象としては納得感が強い。
・クイーンの演技はとても良い。何がしたかわからない?いや、あの女王は美を武器にして富と権力が欲しかったのです。それだけの強欲な魔女なのです。たぶん背景としてはひねくれた魔女が美貌を得る魔法を得て、これなら国王を誑かして国を乗っ取れるぜヒャッハー!状態で調子ノリノリ。その先の遠大な野望とか壮大な世界支配とかは何も考えていないから「何をしたいのかわからん」という感想になるかもしれないのですが、贅沢三昧がしたかったんですよ。きっとw
・民の前に現れた赤いフードの白雪姫はかっこよかった。凛々しい。ディズニープリンセスらしくはないけどカッコいい白雪姫がいた。さらに解決策も兵士のこころを掴みにいく方向で、これはディズニープリンセスらしくて素晴らしい展開。
・ナレーションの正体は「そうきたか」という感じ。良い引っ張り。
【悪い点】
・無駄な原作改変は本当にいりません。脚本のために白雪姫のキャラを変えるのはそれはそれでありなのですが「こういう理由で変えたのか!」が分かればいいのに、今回は「ああ、大人の事情なんですよね」という点で見てしまいます。映画単体で見るとどうしてもきつい。ボウガンの名手も別に新たにキャラクターを作る意味はなかった。狩人さんでいいじゃないか、あの人も狩猟が本業なんだし弓矢の名手ってことで充分。
・召使いにされた白雪姫は健気にお掃除をしている、、、わけではなく、すごく投げやりでやけっぱちな掃除風景。いや、この白雪姫ならそうするのはわかるんですが、この白雪姫って内面も美しい子って設定になってませんでした?
・山賊、いる?
・「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」あきらかに女王。なんなら城下町にいたモブの女の子が一番かわいい。
・オトボケへのイジメがちょっと不快感を感じるレベル。
【総合的に】
酷評されるほど酷くはないのです。
また"ディズニーの"白雪姫のストーリーって原作に忠実に作ったら90分映画にするのは難しいようなストーリーしかないです。かと言ってグリム童話まで戻ってそれを作ってしまうとそれはディズニーの白雪姫ではない。
なので、ディズニーとしては今の時代に白雪姫をリメイクしようとして、大人の事情が入り込んだ結果、ディズニー原作の白雪姫を愛して期待していた人には残念な結果になったのでしょう。
原作通りに作るとつまらない、原作改変をすると期待外れ、なかなか難しいところです。
ただ、X(旧Twitter)のデマを元にしたたたき方はちょっと異常でした。
豪雪の中で生き残ったから白雪姫、を真に受けたのですが単に雪の日に生まれたから白雪姫だったんですね。
「町の中や登場人物に黒人多すぎね?中世欧州、そんなに人種入り混じってる?」と思ったけど、あの国は架空の国だからまあいいのか。
個人的には、今後のディズニーパレードにおいて白雪姫の相手はプリス王子なのか、山賊ジョナサンなのか、気になっています。
ぜひ二人で白雪姫を取り合うような構図にしていただきたいw
歌唱はgoodだが、それ以上にbad が目につく
IMAX 字幕版で鑑賞
楽曲も歌唱もとても素晴らしい。この点において、(他の歌手に吹替なくてよく)レイチェル・ゼグラーの起用は決して間違いではないと思うが、何か違和感も感じてしまった。
継母に普段召使い扱いされているが、追い出される時は何故かドレス姿。日本では姫扱いをされているが、雪の日に生まれたから Snow White と呼ばれたので お姫様でなくてもよく、義母に逆らい民衆を正しい方向に導く強い女性像で良かったのでは。
そのSnow White が選んだ男性は別にプリンスではなくていい、でも泥棒ではネ。もっと民衆の為の義賊であれば納得がいくが、それはないでしょと思う。
7人のドワーフは全てCG の違和感だらけ。原作はドワーフで描かれ、ドワーフに適した俳優もいる。いくら脇役でも、このドワーフを変えたらスノーホワイトでなくなる。間違った、或いは行き過ぎた配慮はしたら いけない。
ただ良かった点もある。
ドワーフたちのアトラクション風の演出。ドーピー(ですか?)が口笛が吹ける様になる所。
ラストの鏡の演出も良かった。
なるほど これはヒドイ
クランクイン当日までストーリー詰めてたのかなって感じなんだよね。
「あれが、こうして、こうなって……って、なんかうまくいかないな」「それは、ここで、こういう気持ちに変わったってことにすれば」「もう、それでいくか、適当にシーン入れといて」「脚本家いませんけど!」「お前が書いとけよ」って感じのシーンが多いの。
ディズニーは「お姫様は王子様に救われて幸せになりました」っていう話が「男性依存だ!」みたいに批判されて、そこを徹底的に自己批判にいってるんだよね。逆方向に振ったさいの常で振りすぎちゃうの。それで、この話も、なんだか良く分かんなくなってるね。
ディズニー映画オープニングで企業ロゴ出すときに、いまはシンデレラ城の後ろ側にある街の描写から始まるんだよね。そこから表に回って「どうだ、ディズニーロゴ!」ってやるんだけど、ダサいの。っていうか、なんかダサく感じちゃうんだよね。
「ババーン、ディズニー!」ってやられちゃうと「なんか『堕ちた英雄』感あるな」って感じになっちゃうの。
ディズニーに勢いがないんだよね。スター・ウォーズもマーベルもディズニーになったらしょぼくなったみたいな感じあるし。
それでWhite Snowの本を開くところから始まるんだけど、この演出もさ、ダサいよ。
そしてオープニングになってミュージカルになるんだけど、これは、確実に、本当にダサいよ。なんでミュージカルにしたんだろう。
それでガル・ガドットやってきて、白雪姫を召使いにして、それから鏡が適当なこと言うから「森の中で殺せ」っていうの。
そこで白雪姫がなんかやるんだよね。森に連れてって殺そうとしてた人が、それに感動して「お前は良い子だな」って逃がしちゃうんだよ。なんで感動するんだったけな。
ここもね「これで感動します」「感動しました」「白雪姫を逃がします」「そうですね」って感じなの。お約束だから逃がすよって感じで。
それから反乱軍と仲良くなったりして、なんか毒リンゴ食べて眠りにつくんだよね。
そのまえにガル・ガドットが「眠りをさますのは愛する人のキスだけ」ってネタバラシしてくれるんだけど、この作品の対象年齢何歳だっけ。なんか分かりやすすぎるネタバラシだな。
「白雪姫しんじゃった」「愛する人が冷たくなった体にキスするだけって可哀想すぎる」「蘇った! なんと!」ってやるために、伏せとくんじゃないの。
そして眠りを覚ますのが王子様だったら「またディズニー!」って揶揄されちゃうから、反乱軍のリーダーがキスするんだよね。レイア姫とハン・ソロだよ。さすがスター・ウォーズを傘下におさめただけある。
そして白雪姫は「私が国を率いる時が来た!」ってたちあがるの。誰かに守られる女じゃない。自分が国を率いるんだってことだね。
それで白雪姫は何をするかと言うと、独り街に現れるのね。当然、ガル・ガドットは「捕まえろ」ってことで捕まるんだけど。
しかし、ここで、白雪姫は力を発揮する。白雪姫は街の人を全員覚えていたのだ!
白雪姫に覚えてもらっていた人たちは感動して「白雪姫に付いていきます」と寝返り、ガル・ガドットは負けました。
すごいね。「わたしあなたを知ってるわ」「ガル・ガドット裏切ります」って簡単すぎるよ。
一応、伏線じゃないけど「お父さん、お母さんが、人の名前を覚えるのは、その人のことを大事にする第一歩だ」って言ってたから、白雪姫は人の名前をちゃんと覚えてるってシーンもあったな。だからいいじゃん。唐突じゃないしってことか。
花火も打ち上がって祝宴となり、これからは反乱軍のリーダーと結ばれて国を率いてくんだろうな。反乱軍のリーダーは王様になって嬉しいかな。先行き不安。
ディズニーの徹底的な自己批判が悪い方に出て、なんかおかしくなってるんだよね。
白雪姫は、王子様に救われるっていう徹底したファンタジーだから、それはそれとして生かしておけばいいんじゃないかな。無理にリメイクいるんだろうか。
ディズニーがもつ大切な資産を、ディズニー自らが破壊しにいってる感じがしたな。
「水戸黄門は、悪い権力をより大きな権力でやっつけるって話だからダメ。悪い権力を水戸黄門に頼らず民衆の力で倒そう!」みたいな話を作ったらさ、水戸黄門の良いところ消えるでしょ。違う話でしょ。そんな感じ。
でも、いろいろ振り切りすぎておかしくなったりしながら、新しい何かが産まれてくることもあると思うので、恐れずリメイクに突き進んで欲しいとも思ったよ。
ミュージカルですね
寝てしまった。魔法の鏡はポンコツ。誰が何と言おうとガル女王様、あーたがこの世で1番美しい。あーたは美しいと言われるために生まれてきた、イヤ、神がアナタの為に「美しい」という言葉をお作りになったのです
ミュージカルは苦手でだいたい寝てしまうので、見ないようにしてるのだが、予告もポスターも解説も見なかったので、ミュージカルだと知らずに観賞してしまった。
誰かが何か歌い出したとき、「やべえ、ミュージカルだったのか。何てこったい ( ̄▽ ̄;)、 解説ぐらい読めば良かった」と思ったが後の祭り ┐(´~`;)┌
それでも白雪姫が小人と会う辺りまでは起きてたが、いつの間にか寝てしまった。
気がついたら終盤の白雪姫が民衆と城へ行進する場面。その後も寝ぼけまなこで、いったい白雪姫がどうやって勝ったかもわからないまま、この世で1番美しい女王様がシュワ シュワ シュワっと消えてしまったヨ。
ああ、ガルさま、美しいと人も物も儚いのですね。
蛇足
「ペレはサッカーをやるために生まれてきたんじゃない、ペレのために神がサッカーという球技を作ったんだ」みたいな発言(発言者不明)をもじった。街角のインタビュー記事だったような気がするが出所不明。
アメリカ本国では、あらゆる実写化作品の中で最も最悪と言われているが、
君達は、JOJO、ブリーチ、テラフォーマーズ、デビルマン、鋼の錬金術師、ヤマト( 何故、全部、邦画なのだ?) を見た事があるのか?
あれが、最低っていうんだよ?あと、AUのCMも最低だな。俺、あのクソCMの養分になりたくないから、15年続けたAUをやめたようなものだ。
そんなに、悪いか?この映画?ぶっちゃけ、白雪姫はブス可愛い部類で、悪い魔女は非の打ち所がない美女だから、白雪姫を殺す必要がない。
貴女はそのままでいいんだよ?
どうも、水谷修です。
水谷的には、白雪姫を匿う小人達の造形は、変なゆるキャラのような造形で、CGを駆使する必然性を全く感じませんでした。
でも、そのままでいいんだよ?CG職人の仕事がなくなっちゃうからね。
でも、水谷はこう思うワケ?普通に小人俳優を使えば、安上がりじゃね?
ジョーカー2の小人さん、いい演技だったじゃないでしょうか?小人俳優に演技のチャンスを何故、与えないのですか?道を踏み外した若者に更生の機会を与えないように?
それから、ジャガイモ泥棒のメンツに小人と黒人がいましたが、これでポリコレ対策になっていると勘違いしていませんか?
それから、水谷が理解出来なかったのは、原作では、毒林檎を食べて、仮死状態の白雪姫をお持ち帰りしそうになるネクロフィリアの王子様がいたけど、変態にも程があるだろうよ?
で、王子様がジャガイモ泥棒に変更したのは良かったです。誰しも魔が刺して、罪を犯してしまう事があります。この変更点は水谷、興奮してエレクチオンしましたぞ?
ラスト、囚われの身になる白雪姫を取り押さえる衛兵があっさり改心しすぎですけど、あれはよくある話しです。子供たちは優しさに飢えています。変わらなくちゃいけません。
悪い女王の退場シーンはあっさりしすぎですが、水谷も全ての人に優しいわけではありません。正直、いい気味でした。けけけけけけけけけ!
ラスト、忍たま乱太郎の土井先生の如く、皆が白装束で登場しました。
聖飢魔IIが白い奇跡で、白装束で登場した時くらいの衝撃でしたが、水谷しか覚えていませんよね?
さて、水谷が今まで語ってきましたが、いつまで経ってもツッコミが終わらないって事は...。やっぱ、失敗作?
まぁ、演劇をやった事がない素人集団をかき集めて作った、
ぼくたちの、わたしたちの、作った、新解釈の白雪姫です!
さいきょうのミュージカル作品になりました!
皆さんも、演劇に全く興味が無い近所の人達を引き連れて来て、もっと、演劇嫌いを増やして( おい)ください。けけけけけけけ!
と、出演した自分達だけが楽しめる自己満足作品です!無間道鏡地獄に陥るがいい!ふはははははははは!
以上!水谷修でした!
間違って、トンデモ映画になってしまっても、
いいんだよ?
水谷は深夜の路上で、貴方を待っています。ばーい!サンキュー!!
映画というより「白雪姫体験ツアー」をしてる感じ
で、そう思った理由
●衣装の色がダサい。なんであんな原色の青と黄色なんだ
→ コスプレに見える
●キャラの言動に中身がない。
どういう思いを抱えてどういう目的で行動を起こすのか? 誰もそれを示さず、ただ白雪姫のストーリーを追うためだけに用意されたようなセリフを喋るキャラしかいない(白雪姫含め)
→ 全員アトラクションの舞台装置になっている
(なんなら魔女に感情移入してしまう。なんか孤立してて寂しそうで可哀想だった)
●画面がちょっと退屈。いや要所要所は綺麗なんだけど、リトルマーメイドの実写の映像の楽しさと比較すると見劣りする。地味。街とかセットすぎるし
【ここ大事】
レイチェルゼグラーかわいい!
歌上手い! 表情とかコロコロ変わって可愛くて見てて飽きない! 水に落ちた後の表情がマジで魅力的!
あと白雪姫に見えない。
その衣装も悪いんだけど白雪姫のキャラが見えてこないので感情が入らない。主演に実力があってもどうしようもないレベル。だから最初に書いたようにレイチェルゼグラーが楽しそうに白雪姫体験ツアーをしている、という見方になってしまう
◆ついでに
小人の「おとぼけ」の描写が気に入らない。おとぼけは落ち込んだりしない。酷い目にあってもずっと笑ってるようなキャラだ。何にも理解してなくて皆についていくのがやっとなのがおとぼけの愛らしさだ。あれじゃただのいじめられっ子やん あとイケボすぎ
ナレーションやってたのが彼だったってオチは好きです。
※脚本は崩壊してません(ボロクソ言ってるけど)
魔女と白雪姫の関係性とかラストの名前を言うシーンとか目覚めのキスの必然性とか、説得力を持たせるための脚本作りはちゃんとされており感動する部分もある。でもちょいちょい説教くさいセリフが放り込まれてたり要所要所で「それおかしくない?」みたいなところがちょいちょいあってちょいちょい現実に戻されることがちょいちょい。まさに毒リンゴにも薬ンゴにもならない作品と言ったところか(超絶面白ギャグ)
嫌いではないです。こういう不器用な作品は愛おしいのです。レイチェルすこすこ親善大使
憧れるのはやめましょう!
大谷選手が言った名台詞を何と白雪まで言ってた。口コミで闘うプリンセスとか、王子出てこないとかあったけど、実際はファイトして闘うワケではないし(アイデンティティ強め程度)王子ポジもいてコテコテのディズニーミュージカルラブコメでした〜。ハイスクールミュージカルみたいなノリが好きならオススメ。自分はウィキッドより長さも丁度良いし好きです。
前の座席のDヲタ女子達は不満げだったから、ツボが違うのかなー。ウィキッドのように、昔の曲を歌うのも良いけど、こちらの方が今っぽい感じで気楽に見れた。唯一つまらないと言えば、ワンダーウーマンが美女過ぎて白雪を食っちゃってるから、鏡に問わなくても、見てる皆がそう思っちゃう所。そして、
パパが幽閉されて骨がうつるんだけど、字幕だと説明してなかった。ラスト、ボーガンを撃つ山賊の小人?の立ち位置がよく分からないのに、おいしい所をもっていくのが謎。
イメージで白雪姫の小鹿は一匹なのかと思ったら、途中小人達と大量に出てきてビックリ。
男子にも辛く無いラブコメって感じだった。これもIMAX的な音が良いところで浴びてください。あ、こちらより、クリステンスチュワート版の白雪の方が戦ってます。Dヲタじゃないお気軽層にはオススメなデートムービーでしたー
PC決めつけ刑事!知らない誰かが呟いてんだよぅ!と口笛吹いて通りすがる~
爽やかな森に木霊する口笛~♬
ピピピッピピ―ピピッピ―♬ (*´ω`*)
今日は「白雪姫」を観ましたよ~ん!
年甲斐も無くネ (;^ω^) テヘペロ (ふっるぅ)
中々な、観るこっちも勇気要るねんぞ。(自己の努力を労う私)
リスにウサギに森の動物達は どれ観ても可愛い!
メルヘン、そう メルヘンそのもの・・・(*´ω`*)
ウサギが 是非欲しいと思ったわ。
そしてその中にある 夢見る理想の小人の一軒家、そして
七人の小人たち。登場~
1:ドク(先生)
2:グランビー(怒りんぼう)
3:ハッピー(幸せ)
4:スリーピー(眠り屋)
5:バッシュフル(恥ずかしがり)
6:スニージー(くしゃみっぽい)
7:ドーピー(おとぼけ)
昔見たアニメ通りであったかどうかは 人それぞれかな。
ただ、その内の一人(ドーピー)がココリコ遠藤似だと思えてきて個人的に笑いが。イカンイカンと 印象修正してもファーストインプレッションから離れられず
どうしても どうしても切り離せない。
そして、これと同じように、”白雪姫” だろうか。
う-----ん ???
な、なじめへん・・・
そもそも この顔立ちと、髪型。
クラスに一人は居そうだが、多分爽やかに弄ってしまいそうだわ (;^ω^)
皆が もはやイジメ的レビュ-挙げてて。
こんなの 白雪姫じゃねぇ ~ と。
※クラスのイジメに思えて来るのよ。
もっと肌は白いだろうとか、
頬は真っ赤だろうとか、
髪だけは有ってた様には思うが。
決めつけ刑事的っすね。
ポリコレだから この様にしたとか。
グリム兄弟がこれらを聴いていたらどう思った事か?
・白雪姫:レイチェル・ゼグラーさん
(アメリカ人でポーランド系&コロンビア系のハーフ)
そもそも そんなに問題なのか。
もっと肌は白く? 期待外れ? だから叩くの?
私は特に問題は感じないかな。若干イメ-ジがリアルな普通っぽい人を
選考したかなと言うぐらい、と思ってる。
酷く言うと ”平凡” ですかね。
シンデレラ役なら即アウト。
メイクでアクセント付けられたと思うけど 敢えてしてないんだね。
その辺りは 観た人の思い入れのレベルで好みは分かれると感じます。
・継母女王:ガル・ガドットさん(イスラエル人)
素直に素敵で美人だと思うわ。なんでこの役なのか。
王様を誘惑させる役にはとても相応しいからか。確かに。
流石ワンダ-ウ-マン。
・ジョナサン:アンドリュー・バーナップさん
原作は王子なんだがな。ちょっと役柄が違う。
そもそも本来、継母(実母)女王 ⇒ 鏡によって王女に殺意。
美認識過剰な女はコワイw
・手下に森で殺害指令、それでも死なず。
・腰ひもで首絞め、それでも死なず。
・毒櫛を頭に刺す、それでも死なず。
・毒リンゴ食べさす、それでも死なず。(何てダイ・ハ-ドな女! (*^。^*)
最終 王子様がお持ち帰りし妻に!
(キャバ嬢持ち帰りじゃ無いんだからw)
※7人の小人達が姫を守るって話展開がウケるのね。
と言う訳で、原作とは大分展開が違うみたいですね。
まぁいいけども。
最後まで見たけども、やっぱ大金掛けた作品の割に
受け取れる感情片が少ない感じしたかな。
思った通りの展開となってって (当たり前だけども)
キャスト選考以外で予想外的な物を期待してました。
実写版モノとしては 平凡に終わった気がします。
ガル・ガドットさんが出てなかったら即死かも知れませんが。
この際 誰も見た事ないような
”ダイハ-ド・スノ-ホワイト&7人の小人” アクションSFに変化させてても
良かったような ハハハ。
気になる方は
劇場へどうぞ!!
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