「北村匠海によるアート作品」世界征服やめた ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
北村匠海によるアート作品
世の中に絶望というか生きている意義を見出せない若者の心の叫びを
北村匠海が映画化している。
閉塞感、毎日同じことの繰り返し、自分が認識されていない、
だから自分が世界をまわすことで世界征服しよう!ということだろうが、
挫折して主人公の友人はおそらく命を落としてしまった。
主人公も自らの命を断とうとしたが、彼は友人の死後、
彼の目からは止まっていた世の中が動き出したようだ。
心境に変化があったのだろう。
といった感じで色々と映画を観ながら考えた。
観客が考える作品になっている。
だいたい1時間の作品で、アーティスティックな仕上がりなため、
これといったストーリーや説明などはない。
これを受け入れられるかどうかは観る人次第だが、
私は北村匠海に長編にもチャレンジしてほしいと思った。
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