小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜のレビュー・感想・評価
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小林さんちのメイドラゴン、ついに映画に!!
原作も大好きでクール教信者がそもそも好きで、アニメも大好きなファンからしても素晴らい作品となっております!!
原作でもあるカンナと父であるキムンカムイのエピソードを映画化したものです。
迷ってるなら見に行ってください!
私は独身ですが、親なら刺さる所が有りまくるのではないでしょうか?
父親のエピソードといったら某5歳児のロ◯とーちゃんですが、今作ではあそこまで悲しくはありません。
登場人物は誰も悪くはないし、思いを伝えるをすごく大事にしているクール教信者さんらしいエピソードです。
小林さんちのメイドラゴンは楽しい所もあるが、しっかり家族や友情、色んな感情を丁寧に描いてくれている素晴らしい作品なのですが、その中でも特に好きなお話です。
小林さんの相変わらずカッコいい性格と、キムンカムイの憎めない性格と言い、アーザードの全く憎めない所も含めやっぱクール教信者は人物の感情を上手く描いていて、今作では京アニが素晴らしい映像でわかりやすく描写してくれていました。
なんと言ってもラストのカンナとキムンカムイのあのシーンは思わず泣いてしまいました。長縄まりあさんの演技には良い意味でびっくりしました。
終始頼りになるカンナでしたが、最後の最後であの声とあの顔は心にくるものがあります…
我慢していたものが爆発したような素晴らしい描写でした。
漫画もまだまだ続く?のかな?
なのでアニメもぜひ3期お願いいたします。
“癒し”と“感動”の融合。京アニの劇場版って、マジやばくね
《ADMIX》にて鑑賞。
【イントロダクション】
異世界から人間界にやって来たドラゴンをメイドとして同居させる事になった普通の会社員・小林さんの日常を描いたクール教信者による原作漫画『小林さんちのメイドラゴン』、その人気エピソードを劇場映画化。
監督はTVシリーズ第2期を手掛けた石原立也が続投。脚本は山田由香。
【ストーリー】
普通の会社員・小林さんの家に居候し、現在は小学4年生として生活している混沌勢ドラゴンのカンナ。夏休みを迎え、カンナは友人の才川らと都市伝説の調査に向かう。
久しぶりの休日を満喫していた小林さんの元にやって来て、共に酒を酌み交わしていた傍観勢ドラゴンのルコアは、ただならぬ気配を察知して姿を消してしまう。
ビールのストックが切れた為、買い出しに出た小林さんは、人一倍大きな姿をした謎の男が持つ酒に惹かれ、彼と酌み交わす事になる。やがて、酒が切れて用事があるからと別れる事になったはずだった謎の男だが、小林さんと進む方向が同じ事から、結局自宅マンションまでやって来る。
2人を待ち構えていたのは、小林さんちでメイドとして同居している混沌勢ドラゴンのトールだった。
男の正体は、カンナの父親であるキムンカムイだった。キムンカムイを退けようと臨戦体制に入るトールだったが、キムンカムイの側近で軍師であるアーザードの介入により、話し合いの場が設けられる。
キムンカムイは、自身が牽引する混沌勢ドラゴンの勢力と調和勢ドラゴンの勢力が一色触発の状態であり、戦局を有利に進める為、かつてカンナがイタズラで壊してしまった“竜玉”を求めてやって来たのだ。カンナをあくまで仲間としてしか見ていないキムンカムイの姿勢に怒りを抱いた小林さんは、彼を罵倒する。
交渉決裂により大規模な戦闘が開始されるかに思われたが、竜玉があればカンナが異世界に帰って来なくても良いとするアーザードの提案により、事なきを得る。
事情を知ったカンナは、父への複雑な思いを抱えつつ、竜玉を完成させる決意をする。一方、異世界ではアーザードが調和勢ドラゴンの密偵として、彼らと接触していた…。
【感想】
原作は未読。TVシリーズ第1期&第2期鑑賞済み。
まず、このシリーズのアニメ展開に新しい動きがあった事が素直に喜ばしかった。というのも、この作品は2019年の京都アニメーション放火殺人事件(通称:京アニ事件)により、TVシリーズ第1期の監督である武本康弘氏が亡くなった事(以降、武本監督は“シリーズ監督”としてクレジットされている)により、TVシリーズ第2期は石原立也氏に引き継がれ、そんな第2期のラストが、「小林さん達の愉快な日常は、これからも続いていきます」というエンディングだったので、これ以上の続編は無いものと思っていた。
京アニとしても、事件後初の元請制作のTVアニメとなった作品から、エンディングを大団円のハッピーエンドとしてキリの良い形でアニメシリーズを締め括り、綺麗な思い出として仕舞っておきたかったのだろうと邪推もした。
とはいえ、原作漫画は現在も連載中(掲載誌を休刊となった『月刊アクション』から『漫画アクション』に移籍)であり、新しい展開自体は可能ではあったのだ。そして、それがまさかの劇場映画版である。まさに、「マジやばくね」である。
劇場映画らしく、TVシリーズでは見られなかった流血表現や現実のネグレクト問題や人種間による対立問題といったシビアな問題を盛り込みつつ(原作のエピソードにどの程度忠実かは分からないが)も、普段の『メイドラゴン』らしいコメディ要素と可愛らしいキャラクター、愛情のある美しい落とし所は、ファンならずとも楽しめるはず。
中盤のイルルvs.アーザード、トールvs.ファフニール戦、クライマックスでのキムンカムイとの決戦と、映画版らしくアクションシーンも満載で、CG頼りにならない手書きによるアクションは、京都アニメーションの底力を感じさせる。
専務から渡された魔導書を元に、クライマックスで小林さんが自身の持つ一生分の魔力を犠牲にして放つ一撃は、まさかの元気玉である。トールとカンナの魔力も追加され、魔法によって大気圏からキムンカムイに向けて放たれた渾身の一撃は、彼を一撃で沈める。どれだけ才能あったんだ小林さん?
本作のキーパーソンでもある、カンナの父・キムンカムイのキャラクターが魅力的だった。強さと戦いにのみ興味を示し、カンナの事も一戦力としてしか見ていない姿勢にネグレクト親父ぶりが発揮されている。また、声の出演が『BLEACH』の更木剣八、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウの立木文彦さんなのが、演じてきたこれらのキャラクターと共通する面があり面白い。
軍師アーザードの過去、そこから来るドラゴンへの激しい憎しみによる復讐計画は、ベタながらも共感出来る。村を焼かれ、妹を殺された事で、全てのドラゴンを暴虐な種として捉え、種そのものに対する憎しみを抱いているのは、現実での人種間の対立にも繋がる普遍的な要素だ。演じた島崎信長さんの狂気を含んだ笑みや叫び声も素晴らしい。
また、第2期でイルル役を演じた嶺内ともみさんの声優引退による引き継ぎにより、新たにイルルに命を引き込む事になった杉浦しおりさんの演技も違和感なく自然と溶け込んでいた。
本作の白眉は、クライマックスでの黄金色に輝く麦畑でのシーンだろう。
傍観勢のルコアは、アーザードの抱える思いを否定せず、しかしてトールが彼を始末しに現れた事にも関与しない。アーザードはドラゴンへの憎しみから、「彼らに人間的な感情などあるはずがない」としつつも、そんな彼らと共に歩む小林さんの姿に困惑する。トールに敗れたアーザードは、彼女によって魔力を奪われ、小林さんと同じくただの人間となる。小林さんによって人間的な感情を理解したトールは、「命の旅の過程で得た思想が、終着の思想ではない。命の終着点でどのような思想を持って終えるかだ」として、また「小林さんなら“殺すな”と言うに決まっている」からと、未だ憎しみを捨て切れずにいるアーザードにトドメを刺す事なく去って行く。美しい背景を舞台に、このビターなエンドが味わい深い。
ラストでカンナの為に命懸けの大冒険を繰り広げた小林さんへのやきもちから、「私の時はどこまでしてくれますか?」という質問を投げかけるトールに対し、「有給取るよ」と返す小林さんの姿も微笑ましい。彼女にとってのその台詞は、本作ならではの「命を懸けるよ」という返事に他ならないのだから。
【小林幸子の主題歌、“マジやばくね”】
“小林”繋がりで、歌手の小林幸子がゲスト声優&主題歌起用というのは、シャレもありつつ、これまでも名作劇場アニメ『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(1998)や『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)の主題歌を手掛けてきた実績から、妥当なものでもあるから面白い。そして、本作に提供された主題歌『僕たちの日々』も例に漏れず名曲だったので、“ラスボス”恐るべしである。
また、本作では混沌勢ドラゴンのフェリキタス役を演じているが、台詞が少ないとはいえ、美しくも威厳ある姿のドラゴンを違和感なく演じていた。お見事でした。
【総評】
作品の持つ“癒し”の雰囲気と、劇場版らしいスケール感と感動要素、それらを成立させる京アニらしい美しく安定した作画と、あらゆる面においてバランスの取れた作品だった。ファンならずとも、この愛らしいドラゴン達の織りなす物語は楽しめる事だろう。
余談だが、入場者特典の色紙は、本作の主役であるカンナでした。マジやばくね。
自分が見たいものではなかった。
自分の気持ちを濯ぐために書いたので、ご容赦願います。
【好きな点】
・小林さんの貧乳いじりや自虐、女性キャラの過度な露出やお色気シーン、未成年の男性へちょっかいを掛ける描写がほぼない。
この辺りは原作やTVシリーズよりも洗練されて今っぽくなっている。余計なストレスなく見られたし、子供連れでも安心感かと思う。
・イルルがとても魅力的なキャラクターに仕上がっていた。二期以上に良かったと思う。バトルシーンも迫力があり、仲間意識や思いやりが描かれて好感度が上がった。
声優さんの演技もとても良かったが、前任の方に似せるべく気を遣われているように思えた。きっとありのままの演技も素敵だと思うので機会があれば楽しみたい。
・小林幸子氏が参加されたアニメ作品は初めて観たが、歌唱力もさることながら声の演技がここまでとは衝撃だった。威厳に満ちたハリのある声が素晴らしい、映画オリジナルキャラと侮らずぜひ心して鑑賞してほしい。
【好きでも嫌いでもない点】
・作画は安定の京アニと言ったところ。
ただ、TVシリーズがそもそもハイクオリティなので「さすが劇場版、ズバ抜けて」とは感じなかった。バトルシーンとて世界観が日常から非日常へ移り、スケールが壮大になったのは間違いないがTVシリーズと比べて作画が圧倒的かと言えばそうは思わない。
・終盤、ススキの草原でトールが笑顔で振り返るシーンは一期五話の『小林さんがいますから!』のオマージュか?と思うが個人的には五話の方が可愛い。土煙の上がり方はドッジボール試合の方が巧みだったし(バトルの内容としてはだいぶスケールが小さいが……)、エルマのバトルシーンや夏の風景描写などTVシリーズが勝る点も多々ある。
・別作品で恐縮だが、原作もアニメも知らずに観た映画ウ々娘の驚異的な作画に度肝を抜かれ大興奮した身としては、率直に言って「普通」。取り立てて評価できない。
・背景は映画に合わせた結果かもしれないが、どことなくのっぺりと感じる。こちらもTVシリーズのほうが好み。
一部は3DCGらしく一期からも使われていたが、八年経ってもこのレベルというのは少し不思議に感じる。
【好きではない点】
・TVシリーズ一期で惚れ込んだ、さりげなく映り込む「鳥」を用いた巧妙な心象描写が、良く言えば分かりやすく、悪く言えば稚拙で無粋になっている。初っぱなから「カッコウの托卵」の話をされてすっかり興醒めしてしまい、開始数分から映画全体に対して厳しい目を向けて過ごすことになった。
元からあった卵を押し出して殺し、自分がその巣の雛として居座るカッコウと、日常にドラゴンが転がり込んでくるほっこりはちゃめちゃホームコメディを結びつける感覚は最早おぞましい。喩えとして無難な鳥の習性で言えばジュウシマツの仮母やエナガのヘルパーの話だってあるだろうに、そもそも知らないのだろうか?
ラストのシーンは『カッコウは自分を育ててくれた鳥と同じ種類の鳥に托卵する』『きっと育ててくれた親の優しさを覚えているんだ』といった会話で締められるが、内心「いや元からあった卵はカッコウに殺されるのに? 托卵された側の鳥もカッコウの卵に気付いたら巣から放り出して殺すのに?」と不要なところでモヤモヤすることになった。
作り手の自己満足で「カッコウの托卵」を出したかっただけという感じで、一期の踏襲はないと思いたい。どうかそうであってほしい。
・シリアスなシーンに差し挟まれるギャグ描写がノイズ。笑いが浅く、空気の読めなさを感じる。アニオリの妖精と映画オリジナルの妖精娘は嫌いではないが、バトルシーンにも交ざってくる意味、必要性が全く分からなかった。
・キャラごとの出番の差がかなり大きい、というか原作程度の出番カットすらあり。
一期アニオリで差し挟まれる滝谷さんの優しさや気遣いのシーンが大好きだったので、正直「ランダムの入場特典には出すのに、映画本編では出番をカットするのか?」と憤りを感じた。全てのキャラクターへの愛着を感じない。
・小林&トール以外のバディでの活躍を期待されている方にはオススメできない。タケトくんは全くの不在だが、翔太くんが少し出ることを思えばこちらも多少イルルとの絡みを見せても良かったのでは。
原作の内容や、傍観勢であることを差し引いてもルコアの存在感が薄く、なんとなく「お色気シーンや翔太くんへのちょっかいが無いと見せ場を作れないのか?」と思ってしまった。キャラの魅力の引き出し方がいまいち。
・立木さんの演技もあってかキムンカムイが原作より「良い奴」っぽい仕上がりだったと思う。カンナ追放も、組織のトップとして責任がある故もっともな言い分に聞こえた。それゆえ、小林さんが他人の家庭、それも考え方も文化も全く違うドラゴンたちの揉め事に勝手に首を突っ込んでいる感が否めない(映画の尺の事情もあるのだろうが)
二期から謎のイケメン小林パワーに任せがちな所があったが、映画は一層こんなキャラクターだっけ?と魅力を感じなかった。
・カンナが『さみしかった』と泣き出すシーンは「さぁ泣いてください!」と言わんばかりで白けてしまった。それもこれまでさんざん小林さんに養われ、友達に囲まれて幸せに暮らしていたのに、急に?
もう野に帰りなよと思った。
総評すると出来の良い映画で、程度の差こそあれ大抵楽しめると思う。
ただ、自分はどこかでまた、一期のようにアニオリで埋めてでも全員が大切にされて満遍なく見せ場があることを期待していた。
柔らかい優しさと仲の良さ、賑やかさに溢れた作品を味わえることを楽しみにしていた。
二期視聴時以上にはっきりと、もう二度と手に入らないことを感じて悲しくなった。
映画館では一度も泣けなかったのに帰宅してボロボロ泣いてしまった。言っても詮無いことだとは十分に理解している。
勝手に期待して勝手にガッカリしただけです。楽しんだ方は楽しんだ気持ちを大事にしてください。ガッカリした方は一緒にガッカリしてください。
一期未視聴の方が、もしもいるなら見てください。
しっかり泣きました
「さみしがりやの竜」って、どういう意味なんだろう? と映画を観ていたのですが、タイトルを本当にきれいにストンと回収してくれた作品でした。
そして、ラストでその意味がはっきりと分かった時には、号泣してしまっていて、大変でした。
これまでもアニメ映画でポロポロと涙が流れることはありましたが、嗚咽が漏れそうになるほど泣いたのは久しぶりかもしれません。
そして、カッコウの話とカンナちゃん、そして小林さんの関係性の伏線回収も本当に綺麗で。
そんな、カンナちゃんはただのカッコウじゃなかった所も良くて。
カンナちゃんは小林さんという他の親に育てられたカッコウのような存在かもしれないけれど、それでもその“カッコウ”が、本当のカッコウの親の心すら動かして──。
トールもラストで情をかけた所に成長が見られましたね。
ああ、なんてきれいな世界。
安定の京アニ作品
2.5ヶ月ぶりの劇場アニメ作品観賞となりました。自身の周辺が大きく変化し、趣味の活動がままならず気分も冴えない日々が続いている状態での本作観賞です(いつになく文章も短かめw)
本シリーズ開始からの伏線をキチンと踏まえた今作のネタと、各キャラの個性を充分に活かした作話・展開は、期待通りの仕上がりとなっていました。この辺は京都アニメーションなら大船に乗ったも同然に不安などない部分だと思います。
とは言え、まァ些細な部分でチョッと微妙に思う所もなきにしもあらずで、一つは『父親のドラゴン?形態の姿』。カンナと全く異なる様相は父親感が薄めでした。何か事情でもあるならソレの説明は必要だったかな。そしてキーキャラのアーザードの掘り下げが、もうチョイあれば。
で、あまり関係ない所では、小林幸子氏のED・キャスト起用にあまり重要性がなかった事でしょうか。
それ以外は、手放しで安定の京アニ作品でした。ただテッキリ『終焉帝(トールのとーちゃん)』が何らかの形でテコ入れすると思ってたけど、チラリとも登場しなかったのは意外‥‥
とは言え、良作である事は間違いないので、アニメファンはぜひ抑えるべきですし、もし次回作の創案があるなら、ドラゴンの日常(特にイルルやファフニール)が観てみたい気もします(でも日常作なら『CITY』誠意制作中だしなァw)。
僕らの日々
原作やTVシリーズを観たのは結構前だったな〜と思いつつ、京アニ作品巡回中でもあったので再び観直して癒されました。
特典は色紙でファフくんでした。
劇場版らしくスケールはいつもより大きめ、カンナちゃんにフォーカスを当ててのお話で、いつものようにホッコリしつつも胸熱な展開もあったりとで大満足でした。
これぞメイドラゴン!といった感じの展開でありがたい限りです。
カンナちゃんとお父さんのキムンカムイとの確執、ドラゴンの世界へ向かう小林さんたちというシンプルな構造ですが、各キャラクター余すところなく出番があり、キャラの魅力も全開だったりとでこれまた素晴らしかったです。
トールとカンナちゃんとイルルと小林さんたちでのお家でのトークは和気藹々としていて微笑ましいですし、携帯をねだってプクーってなるカンナちゃんの可愛さは天元突破していました。
エルマは変わらずモグモグパクパクしていましたし、ファフくんはゲーマーでしたし、ルコアさんはのんびりしていたりと、メインキャラクターも都度都度集合してくれて助かりました。
キムンカムイが融通の効かない頑固親父なんですが、ちょっとだけ砕ければえぇ父親になれるのになーと思ったり、近くにいるアーザード絶対に企んでるやんって思いましたが、それなりの事情があっての恨みというのが納得できるのもヴィランとしてしっくりきました。
カンナちゃんとお別れするってなった時の才川ちゃんがコメディチックに泣いてはいるんですが、大切な人がいなくなっちゃう恐怖を子供ながらに感じての感情の爆発ってところに思わずやられました。
こんなに大切に思ってくれている友達がいる…なんて美しいんでしょう…。
シリアスの中にも程よいコメディを入れて中和してくれるのもとても良いバランスでした。
京アニは日常描写が毎度上手いな〜と思わされるんですが、今作ではドラゴンたちのバトルシーンもめちゃくちゃ描かれており、それでいて大迫力なのも凄まじかったです。
トールはじめ人間体でのバトルシーンもこれまたド派手で、格闘から武器を用いての幅広いバトルを楽しめるので、日常描写とのギャップでより楽しめます。
ド派手な爆発もあったり、小林さんの勇気ある行動だったりととにかく見応え抜群でした。
ラストシーンなんかもう…分かってる…分かってるはずなのにめちゃくちゃ良すぎるカットで思わず涙がちょちょ切れました。
エンドロール後も何気ない日常、手を繋いでる小林さんとカンナちゃんが映ってアァーカワイイ!!ってなりました。
この日常幸せすぎる…!
久々のメイドラゴンはやっぱり最高でした。
まだまだ続きを見たいので是非是非、何卒3期や映画の続編を…!
鑑賞日 6/27
鑑賞時間 11:20〜13:20
父に向ける直向きな愛
今作もアニオリ多め
原作は爆乳を晒す事か多く、アニメは地上波で流す関係か1期から改変せざるを得ず、アニオリが多めだったが今作もアニオリは多く、蜂須賀たちが再登場した上にオッサン妖精が娘を連れて再登場。
緩急あって、笑いとバトルと泣かせの連続攻撃を食らう作品。 冒頭に簡...
面白かった
正直、原作も何も知らないけど、ただ京アニがすきだから初見で初映画。いろいろ登場するキャラも説明付きで助かりました。○○(実はドラゴン)この説明特に好きwww。絵もキレイだしさすが京アニです。感動したし、もう一回見ても良いかもと思ってしまいました。
大満足でした!!
TVアニメ版は大好きでしたから、制作決定のニュースを見て絶対行くぞと思い、3日目の朝一で観てきました。深夜アニメの劇場版だからとなめてましたが、5~6割の入りで「メイドラゴン」の人気にビックリ。
京アニ自体もあの事件後の最初のTVアニメが本作2期だったので結構思入れがあるのでは...
エンディングのキャストにシリーズ監督として武本監督の名があったので胸が熱くなってしまいました。
さて内容ですが、サブタイトルと予告でもっとしんみりするお話かと思ってましたが、最初からトールとカンナの父親キムンカムイとのアクションで動画も(京アニだけあって)動く動く!
カンナの父親のキムンカムイもトールの父親である終焉帝とは異なり、酒好きなちょっとおバカな大男。だけどめっちゃ強い。
TVで話題になっていたドラゴンの調和勢と混沌勢の争いに小林さんとその一味の竜が巻き込まれていくという結構壮大な話。
ギャグ少なめ、アクション多めで最後はホロリとさせられるいいお話でした。
オールスターキャストで間違いなく満点ですね。(おっさん妖精だけは覚えてませんでした)
多分、もう一回は観に行くでしょう。
※おっさん妖精、確認しました。
2期の第7話に登場するんですね。映画の方が登場時間が長く重要な役割だった。
アニメ観てた人なら間違いなく楽しめます
カンナ…劇場!
カンナが、父親に認めてもらうため奮闘する物語!
そのカンナを守るため、小林さん、トールが奮闘する姿にほっこりしました。ドラゴン勢の活躍もたっぷり…最後にカンナと父親の姿に涙が?
京都アニメーション製作作品は、どれも良い作品ばかり!安心して観れます!小林さんとカンナも親子感たっぷりです!
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