「丁寧と雑の絶妙なバランス」海辺へ行く道 コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
丁寧と雑の絶妙なバランス
明確なストーリーは特になく、創作活動の好きな少年たちを軸に、大人たちがゴチャゴチャやってる。
麻生久美子さん以外は、変な大人しか出てこない。といっても息子にさん付けだから、変といえば変。
アートな島だから直島かと思ってたけど、小豆島なのですね。
穏やかな気候の場所だから、芸術家に向いているのかな?撮影時期もあるだろうけど、とてもロケーションが綺麗。
海や空の青が綺麗な島で、いろいろな経験をしながら、創作活動をする奏介が活き活きとしていて、なんだか微笑ましい。
「忙しそうだね」「ヒマだからね」ってセリフがすごく好き。
後輩や演出の子など、身長が低い男の子のシャツがブカブカなのがリアルで良い。中学生男子はある日突然デカくなるからね。
静か踊りやら野獣やら、シュールな場面も多いから好みは分かれそう。
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