ヘヴィ・トリップII 俺たち北欧メタル危機一発!のレビュー・感想・評価
全31件中、1~20件目を表示
Show must go on
前作は見逃してしまい配信で見てから2へ。アメリカのコメディ映画と違いくどかったり人を傷つけてなバイオレンスな笑いではなく、クスリと笑わせるネタ。ショービズ界の闇やらバンドにありがちなボーカルだけデビューネタと前作よりも複雑❓なストーリー。自分がもっと音楽に詳しければより楽しめたかも。
バンドマン同士の熱い友情にはしみじみ~
スペシャルゲストみたいな形でベビメタが出ていて英語力がありびっくり❗️
続々編もありそう。
愛すべきインペイルド・レクタムのみんなにまた会えた!!
元々1作目の存在を教えてくださったお姉様が本作よりも一作目の方が好きだったとレビューしてるのを見てどんな感じになってるのか少々不安を感じていたけど、観てみて納得。
コメディ路線はそのままに、でも1作目に比べたら圧倒的にメタル玄人向けな造りになってた😅💦『わかる人にだけわかればいいんだよ!』とエキストリームな振り切れ方に潔さを感じるほど。
かくいうワタシ自身はその『わかる人』には決して該当しないため、映画を観ている最中から“あ!ここわからない!あとでわかる人に聞こう!!”と頭の中でリストを作りながら鑑賞。ともに鑑賞した『メタル有識者』に後から色々教えてもらってスッキリ💜おかげで一作目と同様に楽しめました、ありがとう🍀
(以下、箇条書き👇️)
●一作目から二作目までに5年も刑務所で過ごしてたなんて……
●ヴァッケンの会場、とてつもなくデカイのね
●my favoriteユンキ……名前だけでも出てよかった☺
ジェンダー平等だろうと、映画は女優だ!
私も「BABYMETAL」好きになりました!
楽しい北欧メタルコメディ
前作は未鑑賞ですが、予告を見て、それでも面白いに違いないと思い鑑賞。
ゴリゴリのメタルサウンドをバックにドタバタ繰り広げられる珍道中。そして友情とメタル愛。こういう可笑しい映画が映画館で見られるのはやはり楽しい。Baby Metalが活躍するところも日本人としてはウケるところ。
いつかさらに第3弾が制作されることを期待。
大体クシュトラックスのせい
2025年劇場鑑賞2本目。
エンドロール中映像有り、エンドロール後映像無し。
前作も劇場で観ていて以前はミニシアターで観たのに今回はイオンで全国上映とえらい出世したもんですなぁ。でもノリは前作と変わらず。
やり手プロデューサーが声かけてくれるんですが、リーダーが返事する前に全部ドラムのクシュトラックスが「断る」と言ってプロデューサーも他のメンバーの話聞かずに「じゃいいや」と去るので面倒くせぇなこいつと思って観てました。前作では面白きっかけだったのになぁ。
今回主人公バンドメンバーより、刑務所の看守の面々の方がヤバいと思いました。所長の夢がほんと狂ってる(笑)
そう考えると刑務所の場面の時間がもっと長いほうが面白かったのかもしれません。
刑務所
自国の刑務所いじりから物語が始まり、刑務所いじりで終わる流れがいい。
めちゃくちゃな本作の骨組みになっている。
肝心なギャグは一般人でもわかるものから、メタルネタまでカバーされている。
堅実で映画への理解が深いメタルファンの素晴らしい映画だった。
まさかの超凱旋‼
前回のドタバタで投獄されてしまったインペイルド・レクタム。しかし、ギターのロットヴォネンの父が倒れ、経営する農場兼スタジオも消滅の危機に。解決の為脱獄しフェスのギャラを稼ぐ為、怪しいプロデューサーの話にのるメンバー達だったが…といった物語。
超掘り出し物作品となった前作から5年、まさかの第二弾が登場‼
果たして、前回を越えてくれるのか…!?
開始早々、荒れ狂う波の様子から大作感が漂うが、次のシーンでは早くもお約束コメディw
さらに嬉しいことに、前作でも存在感を放っていたドッケンねえさんが今回は大活躍‼
お笑い的な側面で言えば、前作が強すぎた為にそこまでには及ばなかったが、今回も要所要所でクスクスとさせてくれるし、無駄にポストをぶっ飛ばす所や、誰もが入りたくなる刑務所に…には声を出して笑ってしまったw
それでいて、業界の闇を垣間見せてくれたり、バンドならあるあるのメンバー間の軋轢や、それ以上に仲間を想う気持ちなんかも伝わってきて、意外にもグッとこさせられた。
それでもやっぱり笑えるのが一番ですね。登場人物は皆良キャラだし、パシ…いやクシュトラックスの素直というか直球な場面は前回に引き続き何度も笑わせてくれました。そういえば、トゥロの緊張しぃは改善されたの?あのゲ○シーンはお気に入りだったんだけどなぁ。
そして今後、彼らがよいパフォーマンスをすればするほど治安が悪くなってしまいそうで心配ですねw
とにかく、前作があまりに良すぎたのでそれを越えてくることは流石になかったけれど、それでも笑いあり感動ありで十二分に面白かった傑作だった。
第3段も是非お願いしたい‼
【”インペイルド・レクタム(直腸陥没)来たりてヘヴィメタル!君はあの超低音デスヴォイスに耐えられるか!”刑務所に収監、脱獄した彼らに伸びる悪魔の誘いと、追う凶暴な女看守を描いたおバカムービー再降誕。】
ー イヤア、マサカの”ヘヴィ・トリップ”の第二作である。ビックリ!だーが、愛知県では現在一館しか上映していないので、イオンシネマで一月三日に掛かるまで待とうと思ったが、ヤッパリ気になるので、わざわざ大都会まで行って観て来たんだよーん。ー
■前作の行いにより、刑務所に収監中のインペイルド・レクタムのトゥロ、ロット、クシュトラックス、オウラの4人。
そんな彼らの所に、商業主義&パクリ大得意のプロデューサー、フィストがやって来てドイツのフェス、ヴァッケンへの出演を5万ユーロで依頼する。トナカイ農家のロットの父が脳溢血で倒れピンチの中、彼らは脱獄を決意するのであーる。。
◆感想<Caution!内容に触れています。どーでも良いけど、一応ね!!>
・冒頭のフィヨルドに叩きつけられる大波の中、流れる曲が無茶苦茶格好良い。そこから、イキナリ刑務所内で演奏するインペイルド・レクタム。キビシイ女看守ドッケンが監視する中、彼らはダンス・ミュージックを演奏し始め、囚人たちは手に手を取って踊り出す。
だーが、ドッケンが居なくなった途端に、怒涛のデスヴォイスヘビーメタルを演奏する4人組。ドッケンが戻って来てバシバシにヤラレルも”サビまでもう少しだったな。”だと。クスクス。
・で、彼らはドッケンから鍵を盗んでロットがそれを呑み込んで、脱獄する。相変わらずおバカな脱獄シーンである。クスクス。
・今作では、商業主義に染まったプロデューサーフィストと、彼がプロデュースする商業主義に染まってしまった有名ヘヴィメタルバンド“ブラッド・モーター”がじゃじゃーんと登場するが、ブラッド・モーターのボーカル、ロブの超絶低音ヴォイスが凄い。
なんたって、声を発する度にガスを吸っているのだが、何じゃらほい?と思ったらヘリウムガスだそうである。それで、あの超絶低音ヴォイスかーい。クスクス。
■フィストの誘いをキッパリ断るクシュトラックス(元、図書館員で刑務所でもヘヴィメタルの本を貸し出している。)がヤッパリ格好良い!と思ったら、ナント日本の女性メタルダンスユニット「BABYMETAL」の演奏を聴いて、気にいっちゃったみたいで足でリズムを取っているシーンも可笑しい。
- 「BABYMETAL」のムッチャ格好良い演奏シーンが観れてとても嬉しい。世界に認められたジャパニーズガールズメタルバンドだからね!今作の監督が彼女たちの大ファンで、直に出演交渉をしたそうである。-
・彼らを執拗に追って来る女看守ドッケンもどこか可笑しい。愛車を盗まれて延々とインペイルド・レクタムの4人組を追って来る姿。
<そして、何だかんだ在りながらも、ブラッド・モーターのボーカル、ロブはヘリウムガスを吸わずにフィストに何を言っているのか分からないがモーレツに抗議し、超絶低音ヴォイス周波で、フィストを溶かし(何じゃそりゃ!)インペイルド・レクタムは解散の危機を乗り越えて、自分達の硬骨のメタルを貫くのであーる。
今作は、インペイルド・レクタムが商業主義の誘いをキッパリと断り(ホントは色々有って、解散しそうになったけど。)リアルなヘヴィメタル道を進む姿をコミカルに描いた作品である。>
■尚、お兄さん、私を含めたオジサン(一名、ギターケース持参!)は随所で笑っていたが、後ろの席のおねーさん二人は、一切笑いなく俯いて劇場を出て行った事を敢えて記載する次第であーる。
トリップ出来ず。
エンタメに振り切った。
音楽ビジネスの闇…
前作のヒットを受けてかスケールアップして、描くのはどうやら「ショー・ビジネスで大事なのは『ビジネス』の方なんだ」という、音楽ビジネスの闇、らしい。
なんか「BECK」でも観たような話でまぁさほど面白くはないが、あの展開でガッチリ絡んでくるのがBABYMETALってのが凄い。よほど自覚的に自信があるのか、まったく無自覚なのか… おそらく前者で世界のメタルマーケットから受け入れられていることを背景に自信たっぷりに出てるんだと思う。それはスゴい…
そういう面白さはちゃんとあるものの、前作のような出会い頭みたいな面白さはもうなくて、まぁそりゃしょうがないよね、と…
まぁそんなレベル高いことを望んでるんじゃないんだけど、こう、前作みたいなチャームがね、もうちょっと欲しかった…
Chocolate
前作が見た事のない映画ジャンルを開拓しており、めちゃくちゃメタルな見た目なのにめちゃくちゃ笑えるという異質なコメディが最高に面白く、予想外の続編も楽しみに待っていました。
前作に引き続き、ナイスな匙加減のバカさと音楽への愛が詰まっており、ずーっとニコニコしながら観ることができました。
前作で独房にぶち込まれたインペイルド・レクタムの面々がフェス出場(1回断った)とロットヴォネンの実家を救うために勢いそのまま脱獄するというやはり狂った導入でぶっ飛ばしてくるあたり流石やわ〜と舌を巻きました。
ダンスミュージックを演奏していたかと思いきや看守がいなくなったらメチャクチャにメタルをやり始めたり、脱獄するまでの流れがワタワタしてるのに知らず知らずのうちにうまく行ったりとどんだけ運が良いんだってレベルで危機をすり抜けていきますし、それに関しては本人たちも困惑してるってのもまた味を出しています。
入り口の看守の怒涛の勘違いだったり、クシュトラックスのメイクに1時間かかってるのに看守たちは見つけられてなかったり、アホみたいに坂を転がって行ったりとメタルな見た目からは想像できない暴れっぷりでしたし、音楽をやる時はど根性でどこでも丁寧に乱入していくスタイルを貫き通していたのも好感度ぶち上がりでした。
BABYMETALがしっかり物語に絡んできていたのが最高でした。
メタル×アイドルという異種の組み合わせをこの作品ではどう合わせるのかなと思っていましたが、こういうのに一番厳しそうなクシュトラックスが気に入ってるし足でリズム取っちゃうしなギャップがとても良きでした。
終盤の展開でも手を差し伸べてくれたりと大活躍してくれて良かったですし、さすがワールドワイドスターだなと思わせてくれました。
メジャーに行くと音楽性を変えられるというのもしっかりと体現していましたし、自分たちの作ったものが変にアレンジされたことに対して静かに怒りを抱いたクシュトラックスの行動は間違っていないよなと思いました。
プロデューサーに対してのペナルティはしっかり、というかやり過ぎなくらいやってくれるので目の前で起こってることが全くわからなかったのに何故か納得できたのが不思議でしょうがなかったです。
互いに互いを分かり合ってオンステージして終わっていくってのも彼ららしくて最高でしたし、クシュトラックスが妥協したってのも成長を感じられて良かったです。
強いていうならもっと音楽聞きたかったなぁってのと前作のインパクトそのまま持ってきたというのもあって若干衝度は抑えめだったかなと思いました。
とりあえず再び独房にぶち込まれましたが、本人たちは変わらず楽しくメタルをやっているのでそれでオールオッケーです。
また数年後脱獄してメタルしに外の世界にやってきてください。迎えに行きます。
鑑賞日 12/21
鑑賞時間 18:30〜20:20
座席V-15
ヘヴィ・トリップⅡ 俺たち北欧メタル危機一発!(映画の記憶2024/12/22)
全31件中、1~20件目を表示