「期待を裏切らない」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション 竜さんの映画レビュー(感想・評価)
期待を裏切らない
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鈴木亮平の演技は本当に上手い。
本当に医者のように見えてくる。
素早いメスさばきと
テキパキと判断を下して、
みんなに指示を送る。
複数の重症患者がいても、優先順位を考え、適材適所に仕事を割り振る。
これだけでもこの映画を観る価値は十分にある。
鈴木亮平だけなら、★4.5にしたい。
しかし、その反面で江口の下手すぎる演技は観てられない。鈴木と一緒に行動するのだが、江口は鈴木の引き立て役かと思えるような、演技の下手さが際立つ。
後は、映画の要所要所で、このシーンやこのセリフいらんやろ?がかなり多い。
例えば、村人が救命胴衣を着て海に入水することで船の重量オーバーや燃費の負担を和らげるシーン。直後に助けがくる。
船が満員だから、自分の船で動く。船には車を積めるだけのスペースがあるのだから2人やそこら乗らないことで変化もない。
それなら「自分らの船が大切だから、俺はこの船で動く」と言った方がすっきりする。
なんか無理やり詰め込んだために、違和感を感じる場面が多い。
しかし、そんな部分を含めてもやはり★4のレベルの完成度はある。
設定場面が、本当に起こり得る可能性のある設定なため映画に感情移入できる。
将来、このような噴火が起きた場合、いくら少ない島民であっても全ての命を守らないといけないのが医者の使命。
重症患者が多く、政府とも連絡が取れない状況で、死者ゼロで完遂するのは、至難の業である。
それを達成できる医者に心が動かされて、応援する観客が多く、感動する。
お医者様って本当に凄い人なんだなー。
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