「最高に熱い!人の想いが溢れ出す!」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
最高に熱い!人の想いが溢れ出す!
先日、前作のテレビ放映を見てMER熱が再燃したのですが、この新作ではさらに熱いものが込み上げてきました。
予告編で散々見ていた噴火シーンでしたが、こうして本編通すと、その迫力が半端ない!ディザスタームービーとしても十分に見応えある一本じゃないでしょうか。
溶岩、噴石、火砕流の迫りくるなか、生命を救うために奔走する医師たち。
次から次へと起こるハプニング。
いや〜、ホンっとあっという間の2時間でした。最高に面白かった。
【ネタバレ】
何しろ想う所が多すぎて、ちょっと乱筆させてもらいます。
江口洋介さんというと「救命病棟24時」(あっ、局が違った)を思い出すんですが、本作では凄腕の名医というよりは、最高の町医者として病を診るというより人をみる医師を魅せてくれます。
中条あやみさんやジェシーの医師としての成長ぶりにも、親目線みたいな感じで感動しました。
後半、MERの船を順調に進めるため、自ら海に飛び込む島民たち。人との繋がりを強く感じる場面ですが、涙ポロポロでしたね。隣に座っていた男性もハンカチを取り出して、目を拭いてました。近島からの助け船にも、また熱くなっちゃいました。
もうすぐ港って時に、次々と体調を崩す島民たち。誰を優先して病院に運ぶのか?焦る彼らを待ち受けたのは、港に集う沢山の救急車。ここも熱かった。
手術中に減っていく治療材料、様態の急変、このままではドクターヘリに引き継げない・・・って時に、颯爽と現れる東京MER。そして、行われる難度な手術。
いや〜、カッコ良かった。
もう、次から次へと起こる出来事に対応していく人々が熱い。
良いんです、出来過ぎだって解ってます。リアルじゃない、そんなに世の中上手くいかないってのも解ります。
でも、良いんです。こんなドラマ、最高じゃないですか。往年の勧善懲悪時代劇のように安心して見れる。最後の最後、あの言葉でホッとします。心底、よっしゃ〜!とガッツポーズ。
「死者ゼロです!」
>もうすぐ港って時に、次々と体調を崩す島民たち。誰を優先して病院に運ぶのか?
ここに関しては「フロントライン」でも同じようなことをやっていたので、説得力ありましたね。「老人や病人は放って置くだけで死んでしまう」。江口洋介最高でした~😭
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