「そうだよこれがMER」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション みらさんの映画レビュー(感想・評価)
そうだよこれがMER
制作発表から楽しみにしておりました。鈴木亮平沼にハマったのはこのドラマから。
さて、満を持しての南海MER。初日に鑑賞。鬼滅の反省から席は前から4列目の中央に。いや、鬼滅は最前列の端しか空いてなかったのだけど。
東京、横浜の功績を認められ札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡に設置されたMER。離島の医療問題を解決すべく南海MERが試験運用中。そこに指導医として派遣されているのが喜多見チーフと蔵前夏梅。
大きな事件事故もなく、無用の長物となった南海は廃案寸前。ところがどっこいしょ!!と言う話。
スケールが大きくなった分、穴も目立つなぁというのが感想です。
噴煙で上空からの救助はできず、二次災害の危険性もありMERは上陸を許されない。船で駆けつける自衛隊を待つ間にも噴火は威力を増し溶岩が町をのみ込む。そこで和製スーパーマン喜多見チーフは牧志と共に立ち上がる。
島民の協力や弱腰のめるるの覚醒で何とか危機を脱するが、いつまで経っても自衛隊が来ない…。最後まで来ない。自衛隊、どこ行った?ってみんな思ったはず。
かつての敵役、白金の尽力で大型輸送機でなんとT-O1登場。福岡の方が近くない?と思った人、挙手。それともエクモは東京にしかないの?しかし、やはり安定のT-O1。私も心で叫んだね「よっしゃー」って。それ程の存在感なんですよ、T-O1は。
今作は喜多見チーフが前のめりで判断することが少なく、ちょっと肩透かし。やはり江口さんを目立たせないといけなかったのかな。横浜の時も思ったのだけど、開胸手術跡のある人の胸を開いちゃってから血の止まらない薬を飲んでることに気づくとか、ちょっと設定に甘い所があるのは毎度のこと。今回も瀕死の牧志を喜多見と夏梅が必死にオペしてるのに南海チームはただ泣き出す始末。
とは言え、比奈先生も汐見先生も成長しているし、ミンちゃんは相変わらず可愛いし、危機対策本部室のオペレーター?の2人もいるしシリーズ観てる人には嬉しい顔ぶれでした。
この作品はスタッフの思い入れを強く感じます。東京には渋滞を考慮したT-O3ってバイクもあるし、今回はERカーを格納できるフェリーが登場。機能もデザインもスタッフがノリノリで作り上げたのが伝わるようです。こんな大規模でなくていいからまたTVシリーズ作って欲しいです。鈴木さんがもう役に入り込み過ぎて医師にしか見えないし、医療用語も早くて聞き取れないけど、監修の医師も絶賛らしい。恐るべき俳優魂。
あ、あとこれから観る亮平ファンに朗報。
開始早々、喜多見チーフの美しい胸筋からの腹筋が拝めます。また身体大きくなりました、亮平さん。
噴火のCGも迫力あったし、おさらいの意味でもう一度くらいは観に行こうと思います。なんだかんだ鈴木亮平さんの魅力にまいっちまった私を喜多見チーフ、トリアージして下さい。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。