トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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男たちの友情が熱い!
アクションも熱い!
セットも熱い!
叉焼飯食いたい!
チョーやばい敵役の王九が、なぜか憎めない奴に思えた。硬直!あんな凄い気功術使えんだったらもっと違う道進めたのに。
この作品を機に香港映画が再び盛り上がって行くと良いなぁ。
昔ジャッキーチェンで香港映画が大好きだった年代には間違いなく刺さり...
男たちの九龍城砦
80年代は香港アクションの全盛期だった。ブルース・リーのスピリッツを受け継ぎ、サモ・ハン、ジャッキー、ユン・ピョウが躍進。ジェット・リー(当時はリー・リンチェイ)やドニー・イェンも拳を振るう。
また、ジョン・ウー×チョウ・ユンファ『男たちの挽歌』のヒットで香港ノワールも確立。ジョニー・トー監督作や『インファナル・アフェア』など美学を謳う。
80年代以降も90年代や2000年代に入ってからも気を吐き、今新たに金字塔になるであろう作品が建てられた。
当初はさほど関心無かった。バリバリのアクション映画なのに、アカデミー国際長編映画賞香港代表選出に、何で?…ってくらい。
本国香港では記録的な大ヒットとなり、日本でもロングランヒット&大評判。香港アクション×ノワールに少なからず洗礼を受けた身としては、非常に気になってきた。
実際に見たら、迫力のアクションに漢たちの胸熱いドラマ…。
メチャクチャ面白れーじゃねぇか!
何かで見たり聞いたりした事はあったかもしれないが、“九龍城砦”について詳しく知らなかった。
かつて香港にあった巨大スラム街。
その歴史は旧く、960年の宋時代から。海賊防衛の要塞として建てられた。
イギリス植民地、日本軍占領、中国との関係など香港の激動の歴史の中で、居住区域として肥大化。
そう広くない土地の中に、家屋や商店が所狭し。超人口密集地でもあった。
日本で言ったらスラム街ではないが、軍艦島のよう。『攻殻機動隊』や『ブレードランナー』など裏繁華街のモデルや様々な作品に影響も。
中国返還をきっかけに、1993年に解体。
それまで訳あり者、流れ者、犯罪者までも行き着き住み着いた。
そこにまた、もう一人…。
香港に密入国してきた男、チャン・ロッグワン。
身分証欲しさに黒社会の大ボスが主催する賭け試合に出場。が、騙され、いざこざを起こし、追われる身に。
辛くも逃げ込んだのが、大ボスの支配が及ばぬ九龍城砦であった…。
しかし、ここでも招かれざる者。またまたいざこざを起こす。
追われ、理髪店に逃げ込み、店主を人質に取る。ところが、店主に一発KO。
ただの理髪店主ではなかった。かつては黒社会にも名を知られ、今は九龍城砦のリーダー的存在のロンギュンフォン。
トラブルの元になる事から出ていけと警告される。
他に行き場が無いロッグワンは様々な仕事をして僅かながら金を稼ぎ、路地裏などで寝泊まりし、いつしか住み着くように。
そんな彼の姿に、住人たちも受け入れ始める。
ある時城砦内で起きた婦女暴行死事件の犯人“お仕置き”に貢献した事から、ロンギュンフォンはロッグワンの中に実直さを見る。ロッグワンを認め、ロッグワンもロンギュンフォンの何より住人の安住を守る温情とカリスマ性を尊敬するように。
ロッグワンの他にも“お仕置き”しようとした面々が。
ロッグワンが城砦に来た時彼を追った男。ロンギュンフォンの右腕で、ソンヤッ。無骨だが、腕のいい医者セイジャイ。黒社会と往き来するサップイーシウ。
彼らと親交を深め、ロッグワンはここで人間性と居場所を見つけ…。
何と言っても圧巻は、10億円を掛けて造られた九龍城砦の巨大セット。
乱雑に建ち並ぶ家屋、店。迷路のように混雑し、窮屈さを感じる。
様々なものが混じった汚さや臭いすら伝わってきそう。
そんな中でも多くの人々が暮らし、本当にここに住んでいるような生活感たっぷり。
叉焼飯が美味しそう。日本カルチャーも。まさかこんな所で田原俊彦の名を聞くとは…。
異国の知らぬ者でもリアリティーを感じ、当時や九龍城砦を知る香港の方から見ればその再現度に驚くのでは…?
そこで繰り広げられるドラマは、ベタながらも王道。
他者とも上手く関われず、行き場も無く、人生という道に混迷。人生も自分自身も荒れていた。
流れ着いたここで居場所を見つけ、人と繋がり、必要とされていく。自身も穏やかになっていく。
西部劇や時代劇の設定や主人公のような、古今東西の定番。だからしっくり来るのかな…?
レイモンド・ラウが熱く演じる。
親交を深める3人もいい。4人で犯人にお仕置きする様はちとやり過ぎだけど、その後4人で交わした麻雀。終盤、また巧く活かされる。
MVPはルイス・クーだろう。あの渋さ、カッコ良さ、懐深さ、カリスマ性に男なら惚れる! あんなイケシブオヤジに…って思うのがそもそも無理なくらいの魅力。
また、サモ・ハンも嬉しいくらいまだまだ健在。
安住の地に辿り着き、そこで新たな人生を…だったら、それも悪くないが、ヒューマンドラマ。
本作はかつてを継承する香港アクション×ノワールなのだ。
思わぬ運命と魔の手が襲い来る…。
ロッグワンはロンギュンフォンの旧友に会う事に。
九龍城砦の地主の一人で、ロンギュンフォンと義兄弟のチャウ兄貴。
黒社会のボスの一人のタイガー兄貴。サップイーシウは彼の部下。
ロンギュンフォンと二人は固い絆で結ばれていた。
九龍城砦の伝説にもなっている過去のある闘い…。
かつて黒社会を牛耳っていた支配者がいた。
その配下の“殺人王”チャン・ジムに多くの者が殺され、チャウ兄貴の妻と子供も…。
チャウ兄貴は囚われ、タイガー兄貴は片目を潰され、窮地。
チャン・ジムと闘い、倒したのが、ロンギュンフォン。闘いの激しさの名残りは今も九龍城砦に…。
仇はロンギュンフォンが取ってくれたが、チャウ兄貴の悲しみ憎しみ恨みは今も消えない。
チャン・ジムに息子がいる事を突き止める。
情報網を駆使して見つけ出した仇の息子は…。
すぐ予想は付いた。出生も不明だったし。
そうではない事を願ったが、そうでなければ話は盛り上がらない。
チャン・ジムの息子であったロッグワン。
本人は全く知らない。父親に会った事もない。唯一の過去の記憶は、母親と各地を転々した事だけ。
復讐に燃えるチャウ兄貴とタイガー兄貴。手下を送り込む。
ロッグワンを逃がそうとするソンヤッたち。
ロンギュンフォンは庇いもせず、引き渡そうともせず。立場上、中立を保っているようにも…?
追っ手に阻まれ、抗戦。
チャウ兄貴もかつてはカンフーの使い手として名を馳せた。その復讐の拳がロッグワンに炸裂する。
負傷し、ピンチ。仲裁に入ったのが、ロンギュンフォン。
考えてみれば、チャウ兄貴の復讐の相手はチャン・ジム。本人ならまだしも、幾ら血筋とは言え、当人も知らなかった息子に憎しみをぶつけるとは…。
悲しみ恨みは同情するが、息子には何の罪も無い。老醜のおぞましさ。
それを代弁してくれたロンギュンフォン。上の世代の事だ。
しかしこれにより、ロンギュンフォンとチャウ兄貴の間に亀裂が…。
そこに絡んできたのが、大ボス。
兼ねてからロンギュンフォンと訳ありで疎ましく思い、さらに九龍城砦をも我が物にしようと企む大ボス。
チャウ兄貴と取引。ロッグワンを殺せば、九龍城砦やロンギュンフォンの地位をくれてやると。
大ボスとチャウ兄貴が結託。
ロンギュンフォンたち九龍城砦は孤立。
タイガー兄貴はどっちに付くか…?
親交を深めたソンヤッたちは分かるが、何故ロンギュンフォンは結果的にロッグワンを庇うように…?
ここにも意外な過去。ロンギュンフォンとチャン・ジムは親友であった。
チャン・ジムから、自分に何かあったら妻と産まれたばかりの息子を頼むと託されていた。
何という数奇な運命…。ちょっと作り過ぎてもいるが、映画的にはドラマチックこの上ない。
遂に決戦の時。
ロッグワンはまだ動けず。ロンギュンフォンとソンヤッたち対大ボス&チャウ兄貴連合。
タイガー兄貴は…。サップイーシウの判断に任す。サップイーシウはロンギュンフォンたちの元へ。
死闘。その中で倒れる者も…。
まさかのロンギュンフォン…!
実は病魔に犯されていたロンギュンフォン。これまでで最も激しい吐血を…。
大ボスの部下のウォンガウの狂刃が…。しかも、ソンヤッの目前で…。
全てを託されたソンヤッは、ロッグワンや同志と共に九龍城砦を脱出。
散り散りとなり、ロッグワンは診療所へ。
療養時、ロッグワンは身分証を手に入れ、自身の本当の出生も知る…。
数ヶ月経ち、ロッグワンは回復。ソンヤッたちを訪ねる。再会を喜ぶ。
4人が集まったら、まず…。麻雀!
そしてもう一つ。弔い合戦。ロンギュンフォンの復讐と九龍城砦を取り戻せ!
その頃、九龍城砦でも下克上が…。
チャウ兄貴までも手玉に取り、九龍城砦の全てを手に入れた大ボス。
このまま大ボスの支配下になると思いきや、ウォンガウが大ボスを殺し、九龍城砦の覇権を取る。
クレイジーな性格のウォンガウ。彼の支配によって九龍城砦は修羅場に。
そんな九龍城砦の人々の間で、噂が…。ロッグワンが戻ってくる。
そしてロッグワンと同志たちは戻ってきた。
これが本当の最終決戦。男たちの闘いが始まる…!
てっきりロンギュンフォンたちの過去の因縁や大ボスとの決着かと思いきや、若い奴らへ。しっかり世代交代。
俺たちで終わらす。そう誓うロッグワンたち。
意外性を付いたラスボス、ウォンガウ。クレイジーな性格もさることながら、気功で身体を硬直させる事が出来る特異体質。銃も刃も効かない。
もはや漫画! いや確かに原作小説があって、漫画になって、映画になって。
トンデモだけど、しっかり面白けりゃあいい。
さあ、怒涛のアクションを魅せてくれ!
かつてアジアで、韓国や日本より誇った香港アクション再び!
アクション、アクション、アクション! 迫真のアクションの連続。
バイオレンスも含め、アクションの醍醐味をたっぷりこれでもか!…と魅せてくれる。
そのアクションを請け負ったのは、谷垣健治。
ロンギュンフォン世代は伝統的なカンフー、ロッグワン世代は何でもありのバトルアクションで違いを付けたという。
また、音楽は川井憲次が担当。OP曲を聞いただけで、あ~川井節!
日本から“Wケンジ”が参戦した事も誇り。
アクションと胸打つ熱きドラマを描いたソイ・チェン監督の手腕も見事。
世界に見せ付けよ! アジアン・アクション・パワー!
闘い終わって、九龍城砦に再び平穏が訪れた。
しかし、それは一時に過ぎない。
新たな脅威との闘い…? いや、それ以上。決定した九龍城砦の解体…。
住人たちはどうなるのか…? 同志たちやせっかく安住の地に辿り着いたロッグワンは…?
その哀愁も響く。
これ一本でも大満足だが、だけどまだ見たい!
そう思っていたら…、
香港アクション×ノワールの伝統に習い、シリーズ化が決定! 前日譚と後日譚が製作されるという。
前日譚はロンギュンフォンたちの過去を詳しくかな…?
後日譚は九龍城砦解体に直面したロッグワンたちかな…?
期待高まる。まだ終わらない。新たな伝説の始まり。
男たちの九龍城砦。
九龍城砦好きにはたまらない
噛ませ野郎と思ってたのに…
これだから香港映画は素晴らしい!
流麗な超絶アクションも然ることながら、
熱い!篤すぎる!漢達の友情!
観る者の魂を滾らせる!
ただぁ、、幾ら何でも…親の因果が子に報い過ぎぃ!!
なんつー価値観だよ!🤮😱
こ〜わっ😰
友情・努力・勝利!
今さらですが。
友情・努力・勝利を体現した映画です。
ジャンプよりもジャンプしてます。
香港という特殊な「借り物の場所・借り物の時間」の中で、仮初の居場所と仁義を守るために命をかける男たちの話がとにかく熱かったです。
まずは九龍城のセットで絶頂。
中・日・英の文化を背景とするカオスな生活感が見事に再現されてました。
香港の毒々しいネオンも、場末の配線にまみれた路地裏も、衛生面が終わってる食堂も、全部ぶっ刺さりました。
登場人物も全員魅力的で主役が終始霞むレベル。
十二少くんと定食屋の阿七が推しです。
可愛い顔してガタイがいいとか、冴えない定食屋のおっさんが実はボスの右腕とか設定盛りすぎでは?(もっとやれ)
悪役も最高に徹底して悪役していて清々しい。
ラスボスは1人だけワンピの世界でも通用しそうなくらい強い。お前噛ませじゃないのか、、
終盤は、実際の香港返還の歴史とリンクしていきます。
それぞれが自分の将来を考え始め、仮初の居場所から去っていく前に、過去からの因縁に決着をつけるクライマックスに一気に流れ込んでいく過程がエモすぎて絶頂。
最後のシーンからエンドロールまで見応えしかないです。
今まで見た映画の中で5本の指に入る内容でした。
ヤラれるシーンも秀逸
ワイヤーアクションとかあまり好きではないので予告編見たとき少し心配していましたが杞憂でした。拳と蹴りによる肉弾戦、ぶつかり合い、格闘技、そして巧みな技が面白くて何度か巻き戻して観ました。心配していたワイヤーアクションは、どうしても違和感がぬぐえなかったけど、ヤラれるシーンやその他ヤラれ役含めてそういう反応動作も大事だなってつくづく思いました。絶対痛いでしょって思わせてくれる倒れ方、苦痛の顔、きっと撮り方も上手いんでしょう。ヒットするだけはありますね、さすがです。若者たちがチームでリベンジする姿は熱いものがありました。
雑踏としてボロボロなのに見ていると愛着湧いてくる九龍城砦とか、女の子とのやりとりとかも好きです。
ただ、香港映画をほとんど見ないため始めはキャラクターの名前がなかなか覚えられず、彼らの立ち位置や過去編を見ても理解するのに少し時間かかってしまいました。あと時代設定が80年代なのでいろいろとダサい⋯⋯ところもあったけど、後半はほとんど気にならなくなりました。少し残酷なシーンもあるので胸焼けを起こします。
信一最高〜!
信一!とにかく信一!信一に惚れました!
これXとかでみんながめちゃくちゃ盛り上がっている時期に地方民の私は観賞する事ができなくて(地域格差悲しいね)、レンタル開始になった後も貧乏性の私は通常価格になるまで待っててやっとこ観賞できました。なんだよ…こんなに面白いなら倍額払ってでも早く観るべきだったな!でも2日間のレンタル期間に6回観たよ!最高〜!
簡単なあらすじ。香港へ密入国した陳洛軍(チャン・ロッグワン)が黒社会の賭け試合で勝って大ボスに気に入られるんだけど、陳洛軍は身分証が欲しいだけで黒社会との繋がりは断固拒否。作ってもらった身分証はペラペラで全く使い物にならなくて、大ボスのアジトから袋をひとつ奪って逃走。大ボスの手の届かない九龍城砦に運よく逃げ込んで、そこで九龍城砦を仕切る龍捲風(ロンギュンフォン)や、その右腕の信一(ソンヤッ)に出会うところから物語は始まるんだよね。
九龍城砦の外観もだけど内部も物凄く良くできてて、生きる為に働いて食べて眠る人達が沢山居て。そこを仕切っている龍捲風が、とにかくまあ渋くてカッコよくて強い。ルイス・クー好きだから眼福すぎて泣いちゃった。タバコが似合うしその風貌でアーロン・クォックの髭剃りまでしてくれるんだよ?ヤバすぎ。
龍捲風の右腕の信一もまた最高で、バイクで颯爽と現れてからの序盤の陳洛軍との対決は本当に見ていて楽しかったです!あと彼はお洒落さんなのかファッションセンスもいい。顔もいい。テレンス・ラウ大好きになっちゃったよね。そういえば『鯨が消えた入り江』も好きでした。
陳洛軍が信一、四仔(セイジャイ)、十二少(サップイー)と仲良くなる過程も好きだったんですよ!メガネチョコも可愛かったし4人とも正義の味方だな〜って!麻雀シーンも微笑ましかったし、なんか陳洛軍が生まれて初めて『自分の居場所を見つけた』ってことにも胸が熱くなりまして、それなのに…なんと陳洛軍は、30年前に龍捲風が倒した殺人王の陳占(チャン・ジム)の息子って発覚しちゃって…。そこから陳洛軍は命を狙われる展開になっちゃうんですよね。泣いちゃう。
まあ、この先はゴチャゴチャ書かないですけど、陳洛軍を守るために龍捲風が殺されて仲間もかなりのダメージを受けて戦線離脱。ラストバトルで気功を操るヤバすぎ王九と戦うんですけど、陳洛軍が龍捲風の仇はお前が取れとばかりに、信一にトドメを刺させるところも好きでした〜!ねえ、信一と龍捲風の関係性をもっと細かく知りたいんだけど誰か教えてくれない?そしたらもっと号泣しちゃうかも。
ラストは4人が城砦から夕暮れの香港を眺めつつ完全勝利!一件落着!って感じで終わってました。ここのシーンもめちゃくちゃ綺麗で良かったです〜!
実際観るまではこんなに面白いと思わなかったし、なんか香港映画も俳優さんも大好きになっちゃった。まあ、とにかく信一に惚れた(2回目)ので、過去作品観てみようと思います〜!
返還前の香港を知る年代には懐かしい作品
香港で大ヒットするのは分かる。その風景が懐かしいあの頃の香港を映しているし、大勢で集まってワイワイ楽しむ香港の習慣、文化が描かれているから。そして当時の香港映画に慣れ親しんだ者としては、この雑なストーリーの組み立て、熱い友情や恩義を軸に復讐へと命をかける流れが何とも懐かしい。
あの密集した雑多な街のネオンの中に飛行機が突っ込んでいくイメージの空港、その中でも特にヤバそうな九龍城砦という古い集合住宅地域、スクリーンを見ていてあの街の独特な臭いが漂ってくるような気がした。
サモ・ハンまだお元気そうで良かった。
本作のアクションは日本人チーム、本番香港の作品を手がけるなんて素晴らしい。
昔と違って自由に香港映画をつくるのは難しいかもしれないけど、文化が絶えないように頑張って欲しい。
ラストのカット集の雑さも、らしいファンサービスとして楽しみました。
なんか昔の懐かしい思いがする映画
前評判が良く、みたいなと思っていたので今更ながら見にいくことに、最初から最後までアクションシーン盛りだくさんのスカッとする話かと思っていたのですが、復讐劇に利権絡みの話がありそこそこ面白く拝見しました。
しかし、話が進んでいくとどこかで見たなという感じがぬぐえず、昔の東映の任侠ものに近いものがあり、裏社会の映画はどの国も一緒かと変に納得してしまいました。
また、途中でご愛嬌程度にカラオケ機械のマニュアルを読むのに日本語が出てきたり、モニカ歌ったりそんな部分で時代を感じました。音楽が日本人てのもあるんでしょう。
映画自体は、可もなく不可もなくなんか昔の映画に浸っている感覚で飽きずに見れるのですが、正直少し長く感じました。もっと切れるところあるんじゃないと思っていたのですが、最後に削除されたシーンがおまけでついてましたがそこ残して、他切ればいいのにと思うシーンが1つ2つほどありました。
アクションシーンはやっぱり香港映画でした。
ワイヤーアクションの見本のような技の繰り出しや、いくら映画といえど死んでるだろうと思われる主人公たちのやられっぷりに後半笑いそうになりました。
また、サモハン・キンポーを久しぶりに見て懐かしいなと思いました。原作と少し違うようなので、原作も読んでみようかと思います。
最後に見終わって知ったのですが、るろうに剣心と同じ日本人がアクション監督なんですね。そういえば、顔にマスク?つけてた医者みたいな人も出てたし、はずしたら藤原…だったら大笑いだななどと帰り道で笑いそうになりました。
九龍城寨。 かつて香港が英国統治下だったころ、啓徳空港の近くに実際...
九龍城寨。
かつて香港が英国統治下だったころ、啓徳空港の近くに実際にあったという、治外法権。
生計を細々と立てる人もいたり、裏社会の組も暗躍したり。
どこ出身だか、身分証は持っているか、そういう市民の前提さえも安定しない人々。
細々と暮らす側の人たちには、着実で丁寧で温情豊かさも感じつつ。
組同士の揉め事が、急に激化し、熱くなる男たちの模様。
アクションバトルがすごい見応え、というか現実離れすら感じる、
どこまでが現実の抗争だかカンフーバトルだか…。
物語というよりは、この映画の主な目的は
カンフーなどアクションをきれいに見せること、
役者を格好よく見せること、
なのでしょうかね。
抗争シーンばかりが長すぎて、見ていて飽きる感じもしましたが
そういう見方をすれば、たしかに美しい印象。
まるで、数年前にみた "RRR" のように、
ザコキャラでウォームアップ、徐々にボス級になり、ラスボス攻略に至るまで。
ただ映画を見ているだけなのに、体内のHPが、次々と奪われた感じがしました。
それにしても、建物の隙間のネオンや配管とか、レトロ香港らしい匂いが強烈な映像作品でした。
そこに九龍城がある
正直前評判が良すぎて期待しすぎました。
面白いんだけど、超面白い!とはならなかった。
カンフー映画って殆ど見たことないですが、正直西部劇みたいな感じでちょっと昔のイメージがあります。
それを踏まえてなのか、前世代のおじさん達はカンフーも駆使したアクションをするのに対して、次世代は殆ど使わないのも良い対比になってました。
主人公たちと同じ次世代のラスボスは露骨に使いまくってましたが、それもカンフー(昔)を打ち倒す現代アクション、なお龍兄貴とカンフーに敬意を評して締めはカンフー、という意図を勝手に読み取れたので良かったです。
ストーリー的にも香港の移り変わりを描写してる訳ですし、そんなに間違った見方はしてないと思うけどどうなんでしょう?
宣伝にもありましたが、確かにセットがしっかりしており、生活感をヒシヒシと感じる描写も凄いと思いました。
描写されすぎてちょっと行きたくもないし、ましてや住みたくはないですね…
途中から敵キャラの方が魅力的になる
序盤は三下かと思っていた敵キャラのロン毛サングラスおじさんが、実は滅茶苦茶強くて後半は彼が主役みたいな映画になる。
「酔拳」の敵キャラをヒャッハーさせた感じの悪役で見ていて楽しい。
作品としては、前半の渋いかっこよさと後半のギャップがすごい。
イップマンシリーズをもっとファンタジー寄りにしたようなアクションが楽しめる映画。
侠気、郷愁、龍兄貴!
遅ればせながら、配信で鑑賞(入城)いたしました。
兎にも角にも、龍兄貴がカッコいい!もう、構えただけでカッコいい。昭和のスターを思わせるような、貫禄と見応え。(今なかなか日本の俳優にこういうスケール感と色気ある大人の人いない)
インド沼からトワウォにいってる映画民が多いという話も、激しく納得しました。弩アクションと侠気と、血の因縁!ちょいちょい、「いや、そうはならんやろ」と思うとこもありつつ勢いと熱量で納得させられてしまう。
若い衆4人組もそれぞれ良くて(タイプが全然被らないことに感心)、素朴な洛軍の不憫さに心揺さぶられ、信一の美形っぷりは目に楽しかったです。
洛軍の吹替が小林親弘さんだったので、ゴールデンカムイの杉元のキメ台詞「オレは不死身だ!」が出るかなとちょっと期待しましたが不死身の人多すぎ強すぎで、洛軍にはセリフ回ってこなかった(途中、お姫様抱っこだったし笑)。
とはいえ目がいくのはやっぱりルイス・クー演じる龍兄貴でした。クライマックス、若い4人だけでラスボス(コイツがもう、なんていうか…w硬直!)に立ち向かうシーンでの、巻き上げる風の演出は「兄貴もここにいるぜ」な感じで胸熱…いまはもうない九龍城砦と、確かにそこにいた人々。
熱さの余韻と美しいエンディング曲に思わず目が潤み、若いのもいいけどカッコよく歳とるのすごくいいなと思わせて頂きました。
ありがとうアニキたち!!
追記・洛軍がひたすら働くシーン(下味の順番が覚えられないw)でのBGMがSnowman(日本のグループでなく)のテーマだったのがなんか不思議な感じでした、合ってたけど。
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