劇場公開日 2025年1月17日

「九龍城寨。 かつて香港が英国統治下だったころ、啓徳空港の近くに実際...」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 九龍城寨。 かつて香港が英国統治下だったころ、啓徳空港の近くに実際...

2025年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

驚く

九龍城寨。
かつて香港が英国統治下だったころ、啓徳空港の近くに実際にあったという、治外法権。
生計を細々と立てる人もいたり、裏社会の組も暗躍したり。
どこ出身だか、身分証は持っているか、そういう市民の前提さえも安定しない人々。

細々と暮らす側の人たちには、着実で丁寧で温情豊かさも感じつつ。

組同士の揉め事が、急に激化し、熱くなる男たちの模様。
アクションバトルがすごい見応え、というか現実離れすら感じる、
どこまでが現実の抗争だかカンフーバトルだか…。

物語というよりは、この映画の主な目的は
カンフーなどアクションをきれいに見せること、
役者を格好よく見せること、
なのでしょうかね。
抗争シーンばかりが長すぎて、見ていて飽きる感じもしましたが
そういう見方をすれば、たしかに美しい印象。

まるで、数年前にみた "RRR" のように、
ザコキャラでウォームアップ、徐々にボス級になり、ラスボス攻略に至るまで。
ただ映画を見ているだけなのに、体内のHPが、次々と奪われた感じがしました。

それにしても、建物の隙間のネオンや配管とか、レトロ香港らしい匂いが強烈な映像作品でした。

woodstock
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