劇場公開日 2025年1月17日

「侠気、郷愁、龍兄貴!」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 えふいーねこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 侠気、郷愁、龍兄貴!

2025年7月31日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

ドキドキ

遅ればせながら、配信で鑑賞(入城)いたしました。
兎にも角にも、龍兄貴がカッコいい!もう、構えただけでカッコいい。昭和のスターを思わせるような、貫禄と見応え。(今なかなか日本の俳優にこういうスケール感と色気ある大人の人いない)

インド沼からトワウォにいってる映画民が多いという話も、激しく納得しました。弩アクションと侠気と、血の因縁!ちょいちょい、「いや、そうはならんやろ」と思うとこもありつつ勢いと熱量で納得させられてしまう。

若い衆4人組もそれぞれ良くて(タイプが全然被らないことに感心)、素朴な洛軍の不憫さに心揺さぶられ、信一の美形っぷりは目に楽しかったです。
洛軍の吹替が小林親弘さんだったので、ゴールデンカムイの杉元のキメ台詞「オレは不死身だ!」が出るかなとちょっと期待しましたが不死身の人多すぎ強すぎで、洛軍にはセリフ回ってこなかった(途中、お姫様抱っこだったし笑)。

とはいえ目がいくのはやっぱりルイス・クー演じる龍兄貴でした。クライマックス、若い4人だけでラスボス(コイツがもう、なんていうか…w硬直!)に立ち向かうシーンでの、巻き上げる風の演出は「兄貴もここにいるぜ」な感じで胸熱…いまはもうない九龍城砦と、確かにそこにいた人々。
熱さの余韻と美しいエンディング曲に思わず目が潤み、若いのもいいけどカッコよく歳とるのすごくいいなと思わせて頂きました。
ありがとうアニキたち!!

追記・洛軍がひたすら働くシーン(下味の順番が覚えられないw)でのBGMがSnowman(日本のグループでなく)のテーマだったのがなんか不思議な感じでした、合ってたけど。

えふいーねこ
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