劇場公開日 2025年1月17日

「見るべき映画」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 dddさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0見るべき映画

2025年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

上野の轟音上映で鑑賞
音と映像の迫力とのバランスが良かったので初見の方にも轟音をおすすめできます
Dolby Atmosのような粒感はないが、誰が設定したのか?!と気になるほど音に対するこだわりを感じたので体験してない方はぜひ
(爆音上映は好みではなかったため購入後に轟音と気づきギョッとしましたが最高の映画鑑賞になりました。迫力を感じてもうるささはなく高音低音のバランスが良かったので音響を設定した方が優秀だと思います。他の作品もこちらの劇場で見て比べたいと思います。音響は設備の値段じゃないですよねほんと)

映画の中身はみなさんの素晴らしいレビューがたくさんあるので、映画らしい映画で大満足でしたの一言で十分ですね

気になる点は
素晴らしい戦闘シーンのため人間の動きに映像処理が追いついていない場面が多々あり...これは心の目で見るしかいない。相変わらずデジタルは横が弱いが今回はそんなレベルじゃなかった。横も縦も追いつかない。(いや歳のせいとかではないですよ...)高画質で鑑賞したいところですが探してもあのかどうか
しかし、これも味と思わせるパワーがあるし映像の能力に合わせて戦闘シーンを劣化させる必要も全く無いのでマイナスになる程ではないです

カンフー映画は日本ともつながりが深いし今も昔も日本の映画ファンはほんとに香港映画好きですよね。制作陣や香港にこの愛が伝わることを願います。この映画の評判が良いことがとても嬉しいです。この時代にA級クラスのカンフー映画の新作を、シネコンのふかふかな座席で見られることに感動しています。

若い方には、映画のバトルシーンといえば欧米の剣戟映画→黒澤や日本の剣戟/ちゃんばら映画→香港新武侠からカンフー→ハリウッドアクションからのSFXやCGへの変遷があるということだけでも知っていると楽しいですよ。アニメやポップカルチャーとも国内外問わず密接に関係しているので興味深いです。

字幕を追わずにゆっくり鑑賞したいのであと1,2回は見に行くつもりです。

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映画らしい映画で大満足の一言で十分、といっておいて非常に個人的な感想をひとつ...
常軌を逸するような狂気じみた敵が出てくると個人的に大変満足度が上がるのですが、グラサンが非常に好みの良いキャラクターだったのでそこだけ言及します
イングロリアス・バスターズの大佐、ファイトクラブのタイラー、レオンのゲイリー・オールドマンのマフィアなどが好きなのですが、そこの枠に追加されました(ヒース・レジャーのジョーカーやマーベルのロキもですね)
これだけで☆を半分かひとつ追加したい程ですが、作品だけで既に☆5なので増やせないのが残念です

ddd