劇場公開日 2025年1月17日

「とにかくアクション!僕らのサモ・ハン・キンポーも大活躍!w」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 しん。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0とにかくアクション!僕らのサモ・ハン・キンポーも大活躍!w

2025年3月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

『トワイライト・ウォーリアーズ』
ひさびさの香港映画。
1980年代九龍城砦が舞台。
ストーリーはまあよくある展開ではあるが、そのストーリーを100倍面白くさせているアクションがやはり凄い!
功夫と気功がこんなに強いのかと驚くアクションシーンの畳み掛け。剣とか銃器とかより勝る肉体。なぜ香港(中国)が戦争に負けるのか不思議なくらい強いw
そして「燃えよ!デブゴン」の我らがサモ・ハン・キンポー(73歳!)も、今回は大ボスとして大暴れ。そして強い強いw
昔のカンフー映画は、一度負けても修行で強くなるのだか、この映画では修行などせずに友情と人数で勝つ。そこが今時w

そして舞台となる九龍城砦も最高。
バラックの継ぎ足しで大きくなり部屋や通路が複雑に入り組み生活感しかなく魅力的。『レディ・プレイヤー1』で主人公が住んでいたスラム街もここがモチーフだと思う。
僕は1997年から約10年、毎年香港で打合せがあったのであの市内に降りていく飛行機を体験しているし、目の当たりにしている。この九龍城砦は1993年に解体されたらしく本物は見ることが出来なかったのが残念に感じる。そんな歴史的背景もこの映画を面白くさせている。

余談ですが、「日本のアニメで日本語覚えました」的な話はよく聞くが、まさかアレで日本語を覚える設定も好きw
劇中でみんな知っているあの曲が流れてニヤニヤしちゃいます。

色々と上手い映画でした!

しん。