「オヤジたちの番か・・・ら次の世代へ、そして。」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
オヤジたちの番か・・・ら次の世代へ、そして。
香港映画が大好きなワード「友情」「恩義」「忠義」「復讐」「裏切り」「アクション」を80年台の混沌とした時代のアジアンカオスの象徴“九龍城砦”を舞台にド直球で表現した豪華な幕の内弁当のような映画だった。
「やっぱこうでなきゃ」が大好きな自分としては本当に美味しくいただくことができた。
おかっぱじゃない爺さんサモハンもしっかりとアクションしてたので嬉しかった。
口には出さないが「ここは俺に任せて先を行け」の連発で、特にあの4人の友情と自己犠牲には何度も泣かされそうになった。(「西牌」1枚無しで麻雀ってw)
リーダーの理髪店主のタバコを落とさない早技には痺れたし、血を吐いた後でドアを閉めるシーンにはマジに声が出そうになった。
気功が無敵過ぎ。
あれくらい強いのがいないと盛り上がらないんだろうけど、昔でいうGメン‘75に出てきた香港のマッチョな空手家みたいなもんか?
仕事で初めて香港へ行った時はカイタック空港をまだ利用していたが、九龍城砦はすでに取り壊されていた様に思う。
ローカル社員が笑いながら昔入ったら出られなくなったことがあると言っていたので興味津々だったが、自分のイメージしていた内部と劇中の映像とがピッタリ合っていたのでめちゃくちゃ気持ちが上がった。
まあ当時もあんな感じで無計画に増築を繰り返したような建物がいっぱいあったので想像しやすかったんだけどw。
続編あるなら観たいと思う。
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