「香港電影天国」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 ipxqiさんの映画レビュー(感想・評価)
香港電影天国
・ボス兄貴たち、地位も人望もあるプラス、物理的にも強いっていう一粒で二度おいしい設定
・サモハン兄貴以外は知らない俳優さんだったのもあり、主演の人がだんだん三島由紀夫に見えてくる。
・男と男の感情のもつれ、因縁と対立する義兄弟もの、とBL不可避なホモソーシャル世界だが、性暴力マターがないのは清々しい。
・物理法則に反したアクションを繰り広げるのを見ていると、人間というより香港映画人間というべきだし、この作品自体が往年の香港映画へのオマージュ、つまり香港映画映画なんじゃなかろうか。ニューシネマパラダイス的な
・個人的には世を席巻していた頃の香港映画にそれほど思い入れがないため、正直この作品の熱狂にはついてけてない
・しかし九龍に翻弄される香港を仮託して、香港映画の輝かしい時代、その後の暗闇の訪れまでをも象徴させている?と思うと、だいぶやるせないものがある。
・邦題はトワイライト・ウォリアーズだけど元はトワイライト「オブ」ウォリアーズ。「男たちの挽歌」的な?
あとは当時の享楽的な日本の幻影がうっすら出てくる。バブルが弾けた後、90年代に九龍城を日本に輸入した「スワロウテイル」なんて映画がヒットしたりもした。
ただし、そこで扱われた問題(不景気、見えない排他性、入管の非人道性など)は30年後の今、どれも何ひとつとして解決していないのでした。オワリ
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