「カタルシスとノスタルジー」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 とんぬらさんの映画レビュー(感想・評価)
カタルシスとノスタルジー
クリックして本文を読む
アクションに賛否あるけど、もともとが「小説→マンガ→映画」という事だけでも頭に入れておいた方がいい。武侠小説の流れをくんだ感じな上に、「マンガみたい」ってマンガだもの。リアルと虚構の描き分けが曖昧だから、そこらへんが気になる人には向いてないかも。また、素直な勧善懲悪を求めている人もたぶんムリかも。
でも…「そんなこたー関係ねぇ。深い考えなんて要らない。血湧き肉躍りたい」ってカタルシスを求めるタイプの人にはピッタリだと思う。
九龍城のリアルな描き方は、それだけでも見る価値あり。もちろん、本当の所は知らないけれど「かつてこういう場所があったかもしれない」というノスタルジーが感じられる。
最初にさらっと出た名前が後で重要な意味を持っていたりするから、1回では全部を消化するのは難しいけれど、2回、3回と見るごとに旨味を増していくのも良い。
前日譚と後日譚の計3作になるらしいから、ワクワクしている。
コメントする