「ノスタルジー全開のカンフーアクション」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 TRINITYさんの映画レビュー(感想・評価)
ノスタルジー全開のカンフーアクション
80年代に存在した香港の巨大スラムタウン九龍城を舞台に繰り広げるられる香港フィルムノワール
80年代はまさに香港映画の黄金期
あの時代を体験した者にとっては懐かしくて血湧き肉躍り、じんわり泣ける胸熱映画でした
銃をほぼ封印したバリバリのカンフー全開アクションの今作
そして懐かしのミスターデブゴンが敵役で現れてくれちゃったりするので嬉し涙もちょちょぎれます
あの時代の九龍城とそこに生きる人達の日常
友との絆のために命をかける熱い男たちの壮絶な戦い
友との絆のために命をかける男たち
過去に囚われ復讐の鬼となり大事な義兄弟を売り渡した男
自分を救ってくれた恩人のために街を取り戻すウォーリアーズ
まさに香港フィルムノワール
久しぶりに堪能できて良かった!
クレジットタイムに流れる、あの時代にそこに生きた普通の人達の日常
すでに消えてしまった場所にも沢山の人が生きて、そこに沢山の人生があったんだとドラマ「海に眠るダイヤモンド」に教えれたばかりですが、改めて深い郷愁に浸りました
ほんの少し前のつもりでいたけど、よく考えれば80年代はほぼ半世紀前
テクノロジーの進化とともに変わってしまった日常
あの頃沢山観た香港映画も今では映画館で年に数本かかれば良い方
最近では「不適切にもほどがある」なんて昭和を懐かしむドラマがありましたが、一昔前の古き良き時代はすでに懐かしむ対象なのかと思うと切ない気持ちです
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