劇場公開日 2025年4月25日

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕はのレビュー・感想・評価

全328件中、141~160件目を表示

3.5恋愛は迂闊に人を傷つける

2025年5月9日
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鑑賞方法:映画館

本作はタイトルからして私の苦手な恋愛系の作品だと思って見るのを躊躇っていたのですが、You tubeなどでジワジワと専門家筋の高評価が目に入り気になって、やっと見てきました。
お笑いコンビ「ジャルジャル」の福徳秀介が2020年に発表した恋愛小説を、大九明子が監督し主演は萩原利久、河合優実、伊東蒼と言った今が旬の癖のある役者も揃えていて、どんな作品なのか全く予想できませんでした。

で、見終わって「あぁ~、また何も言えない系(ネタバレ注意)の作品なのか」と、もう感想は月末の短評で軽くまとめようかと思ったのですが、色々と思うところがあったのでネタバレなしでの、物語とは関係のない部分で思いついたことを喋って行きたいと思います。
上記したように本作はお笑い芸人“福徳秀介”の書いた小説が原作と言うところから、どんな映画なのか全く想像が出来なかったのですが、最近同じお笑い芸人の“バカリズム”脚本のテレビドラマを見て凄く面白かったのと、ほんの少し共通点があるように感じました。
恐らくメインの物語とは外れた部分での台詞のやり取りの面白さだと思うのですが、従来の映画監督や脚本家とはまるで違う「ああ、お笑い芸人の人達ってこういう台詞の会話が思いつけるのか」という部分にけっこう惹き込まれていました。

前にYou tubeで岡田斗司夫氏が、感想を書けないという人に対しての相談で、小説や映画の解釈に於いて大きく二通りのタイプがいて理論的に解釈をする人と気持ち的に解釈をする人がいて、おおまか理論的な人は気持ち的な部分が分からなくて、気持ち優先の人は論理的な部分(物語構造やテーマやバランス)が分からない人が多い。
なのでお互いを“論理の壁”“気持ちの壁”(バカの壁)と呼んで理解し合えないという感じの話をしていたのを思い出し、私自身、頭では両方のバランスが大事だと理解していても、上記で「恋愛映画が苦手」と言ってること自体、論理側の人間だと告白している様なものだと感じてしまいました。
なので本作の台詞を聞きながら、お笑いという職業自体がこういう気持ち側に寄り添う感覚が無いと出来ない仕事なんだということに改めて気付かされましたね。

話がちょっと脱線しますが、You tubeを見ていて、最近デビューしたばかりの日本のガールズグループ『HANA』という人達の曲がどうやら大ヒットしているようで、世界中で注目を集めている様なのです。
このグループは“ちゃんみな”という人気女性ラッパーがプロデューサーを務めて出来たグループであるらしく、1年くらいかけてのオーディション番組「No No Girls」プロジェクトの合格者により結成されて、今更ながらこの番組をYou tubeでボチボチと見ています。
本来、こういう番組は感情移入し過ぎるので見ない様にしているのです。出ている女の子たちが孫の様に感じて必ず落ちる人がいるので辛すぎますから(苦笑)
で、この番組に引き込まれるのはまず、応募者よりもプロデューサーのちゃんみなの個性に寄るものの方が大きいですね。彼女調べたらまだ27歳とのことで、それであの指導の出来ることの凄さの方にまず驚かされました。

話を戻しますが私はラップ音楽はダンスを習っているので聞き流してはいても、詳しくは全く理解していません。で、この番組を見ながらラップの歌詞などを見ていると、まさに上記した“気持ち”のぶつけ合いなんですよね。で、本作の台詞を聞きながら、ある意味これもラップなのかも知れないという風に思えたのです。
「No No Girls」の企画って、今まで自分に対してでも社会に対してでもNOを感じ続けていた人達を集めたオーディションであり、自分の抱えたコンプレックスと夢のぶつけ合いであり、これってまさに(私の苦手な)“恋愛”と、非常に共通点が多いのに気付いてしまいました。これって必然的に誰か傷つく人が必ず出てしまうのですよね。それに私達は涙してしまうのです。

多分私はそういう部分から距離を置く(逃げる)タイプだから、恋愛映画が苦手で通してきたのだと気付かされましたよ。
しかし、本作のさっちゃんの長台詞は、まさに心からの絞り声であり、ラップだった様に思えた。

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シューテツ

4.5ポスタービジュに騙されますね、良かった!

2025年5月9日
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鑑賞方法:映画館

キラキラした恋愛映画だと思って観たけど見事に裏切られた感が良かったです、エンドロールの余韻まで凄かったです!

ちょっと独特な感性だけど、普通の大学生達の物語かなぁ🙄紡ぐ言葉が文学的…やっぱそんな普通でないか🤭
正直少し退屈だったのですが後半に向けてグイグイ上がってきました😳

長尺のセリフやアップの構図から容赦なく感情が流れ込んでくるので疲れを感じるくらい😓ですが、それだけ俳優陣のお芝居が素晴らしかった(*'▽'*)

ストーリーを楽しむ系の作品ではないような気もしましたが、有り余る良さを感じました(*´-`)
舞台作品のような観せ方も独特でしたね🙂

良いものを観ました🙆‍♂️

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monchan

3.0この映画が一番好き、とまだ言えない僕は

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

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レント

5.0ポスターだけ見るとほのぼのとした青春映画かと思いきや胸が苦しくなる...

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

カワイイ

ポスターだけ見るとほのぼのとした青春映画かと思いきや胸が苦しくなるほど切なくて泣かされました。小西くん、桜田さん、さっちゃんの長台詞は必見です。音も音楽も素晴らしいので映画館で楽しむことをお勧めします

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とり

5.0お団子ヘアは傘とヘッドホンと同列だった

2025年5月8日
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ほんとう、あんなお団子ヘアは陽キャとまで行かなくとも親友は居そうだし(本人の思惑通り)
このポスターから爽やか大学生の恋愛ものかな?と見てみたら!始まりは爽やかそのものだったが…こんなことになっちゃって!

さっちゃんの言葉が身に沁みる
好きな人と仲良くなりすぎちゃダメだよって言う…
片思いのうちに友達になっちゃダメ 私が事例!長い吐露、もう涙なくして聞けない。

映画の最後の方で、この場面の表情アップが見えてまたもっと泣ける。こんな表情だったのねとわかり…

僕はもうあなたに感情を伝えつづけるだけの人生で良いんだよ、ってそういう気持ちすごいわかる!
すごいわかるのだけど、そう告られても困る〜
だから聞こえないうちに言ったのかなぁ?

表現することの大切さを考えさせられる映画

山根のキャラ好きー

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れい

5.0出演者の演技力凄まじい

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

最初観た時ポスターやフライヤーからは想像できないどんでん返しが来て感情が追いつきませんでした。驚いてるうちにエンドロールが流れてしまい、すぐにまた次が観たくなる、そう思える映画に初めて出会いました。前半では顔が緩みそうになるのを堪え、後半では嗚咽が漏れないように堪えと感情がぐちゃぐちゃになりました。出演者全員の演技力が素晴らしい!河合優実さんと伊東蒼さんの独白の演技力に目が行きがちですが、その演技を受ける萩原利久さんの表情、視線、佇まいに只々息を呑んでいました。
山根と友達になりたい…。

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ごろにゃん

5.0切なく胸うたれました。

2025年5月8日
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驚く

斬新

ただの恋愛映画だと思って観ていたら衝撃をうけます。萩原利久さん河合優実さん伊東蒼さんの演技は素晴らしいです。
特に伊東蒼さんの演技。40代ですがさっちゃんのあの長台詞、心打たれ、倍音そうるが頭から離れません。大学生の話ですが40代でも共感し感動できる作品です。

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マンボ

4.0抜群のキャスティング、切なく痛みを伴うラブストーリー

2025年5月8日
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悲しい

大九明子監督・脚本、コント職人ジャルジャルの福徳秀介が2020年小説家として発表した恋愛小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を映画化。

萩原利久演じる関西大学の学生の小西徹は、周囲でキャンパスライフを謳歌する周囲に同調出来ず冴えない毎日を過ごす。そんな中で河合優美演じる桜田花と出会い意気投合していく。

そこに男同士の友人関係やアルバイト仲間の咲のほのかな恋が絡むも、後半のストーリーは衝撃的で心に迫る展開。

河合優美ファンとしては、彼女の魅力に浸ることが出来る映画だったが、特筆すべきは咲を演じた伊東蒼の演技、心地よく響く関西弁の長台詞も素晴らしかった。映画「さがす」で初めて見た伊東蒼は今後も目が離せない。

また意外にも、空耳アワーで有名な安斎肇が喫茶店のマスターとして出演しており、それもいい味を出していたり、要所要所に登場するラブラドールレトリバー、その毛が美しく舞う映像美なども効いていた。

単に青臭い青春ドラマとならず、若い男性ゆえの愚かさ、痛みを伴う切ないストーリーを見事に描き切ったインディーズ映画。

「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好きって思いたい」という題名と被る台詞、そして人との出会いをserendipityと表現するナイーブな展開。痛みを伴うラブストーリー。自らの愚かだった青春時代と被った。

福徳秀介の出身校である関西大学が全面協力しているあたりも興味深い。この先、ネタを共作で作っているというジャルジャル、そのコントで演じる人間関係の機微も新たな楽しみ。

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Toru

3.5あれではいくら名演技でも

2025年5月8日
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悲しい

3人の立場関係がはっきりと分かるのが遅い
ただパートの子なのにと思ってしまった。
予期せぬ形となったのは君の膵臓を食べたいを彷彿した。

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おおとり

4.0倍音に痺れる

2025年5月8日
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驚く

上半期ベストとのうわさを聞いて観にいって     ノックアウトされた。おそらく後半の展開に賛否がわかれるだろう。意味性を重視する人には向かないかも。ただ昔、村上春樹が「大事なのは意味性ではなく、意味と意味がどう呼応しあうか。倍音のようなもの。何倍音まで込められているか・・・・で身体に残る」というようなことを語っていたので、波長が合う人にはこの映画は大音量で身体に響くだろう。若手4人の演技バトルも凄まじい。伊東蒼最強説もむべなるかな。

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曲則全

4.53人の長台詞と伏線回収

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

原作は未読。ジャルジャルの福徳秀介が書いた小説となるとそれだけで身構えてしまう。序盤で繰り広げられる様々な会話にコントの雰囲気を少し感じてしまい、そういうのいらないんだよななんて考えていた。
小西くんと花が出会い、急速に距離が縮まる流れも微笑ましくはあっても特段印象に残るわけではない。インパクトがあるのはやはりさっちゃんの長台詞から。自分の好意をごまかしながら、でも伝えたくて、相手に気をつかわせたくなくてという彼女の思いが伝わってくる迫真の演技だった。やはり伊東蒼すごいな。
でもちゃんと続きがあった。それも思ったよりもありえない偶然で。このあたりは受け入れがたい人もいるんだろうな。自分もちょっとやりすぎなんじゃないかと感じたくらいだから。ただ、最後の小西くんと花、それぞれの長台詞が素晴らしい。いくつかの伏線が最後に回収されていく流れ。ちゃんと思い出す時間になったよ(こんな流れは望んでなかったと思うけど)と伝えたくなる。
恋愛って結ばれた2人のためのもの。片思いしている側からすると1つの恋愛の成就は失恋ということになる。でも、それを気にしていては恋なんてできない。どんなクソヤローになったとしても2人がよければそれでいいということ。本作のような特殊な展開になると不謹慎に見えてしまうがそういうものだと思う。そういう覚悟で放たれた言葉だった。あぁ、これも伏線回収。福徳秀介のおかげなのか、大九明子のおかげなのか、それとも3人の俳優のおかげなのか。想定外の感動をもたらしてくれた本作に感謝したい。
あと、空耳アワーに出ていた安齋肇を久々に見ることができて嬉しかった。しかもなかなかいい味出してる。これからも他の映像作品に登場することを期待する。

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kenshuchu

5.0何者にもなれていないのに、全能だと思えた人々に贈る鎮魂歌

2025年5月8日
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泣ける

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Dr.Hawk

4.5撮影、演技、脚本、音の全てに感嘆

2025年5月8日
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自分の信頼してる方がオススメしていたので観てきました。

・大九監督の作品
・河合優実さんが出演
・原作が芸人のジャルジャル福徳さん
という情報のみで観に行ったが最高過ぎて震えた。

以下、細心の注意を払って書きましたが
もしかしたら少しのネタバレがあるかもしれません。
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◾️撮影
変わった撮影が多かった。
画面を二分割にしたり、重要なシーンではワンカット長回し、上からの撮影、物体ごしの撮影、不自然なズームなど。そのトリッキーさが映画の味わいを深めていた。

◾️演技
河合優実さんの演技が凄いのは言うまでもない。
自分は初見だったが伊東蒼さんの演技が凄かった。長台詞ワンカットシーンでの涙を堪えながら、全てを吐露する演技は語り継がれるべき。ここでの撮影も凄かったから観て!
主演の萩原利久さんと河合優実さんもそれぞれ長台詞があるのだが、それももちろん素晴らしかった。
忘れがちだが男友達のキャラクターもめっちゃ良かった。

◾️脚本
最初はインキャな男の子に不思議女子が近づいてきて満たされていく的な邦画キラキラ作品かと観ていたが、とあるシーンからこれは普通の作品じゃないと思わされる。
また、死というテーマに真摯に向き合っており、適当にヒロインを殺してしまう邦画作品とは一線を画していた。
あのセリフやシーンがここに繋がってくるのか的な感動もあった。

◾️音
この映画では音も重要なパーツになっていた。雨音や周りの会話が印象的。
また、その音を使って彼らの性格や特性を表していたり、ストーリーのギミックになっていたりした。

自分が観た映画館はodessaという音響システムが使われていたので観終わった後は音をしっかり聞いてほしいという意図があったのかなと思った。
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とにかく最高すぎた。鑑賞後もしばらく余韻が続いていた。ネタバレして具体的に凄かったところを書き語りたいが、1人でも多くの人に新鮮な気持ちで観ていただきたい。

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ハンガー

5.0一瞬の瞬きも惜しい春の嵐のような恋愛映画の最高傑作...

2025年5月8日
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幸せ

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るる 移行

5.0観賞後の余韻が凄い

2025年5月8日
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悲しい

驚く

キラキラのラブストーリーだと思って観に行くと、良い意味で裏切られます。前半のキラキラと、あのシーンからの真逆の展開に、話に引き込まれて、飲み物を飲むのを忘れていました。大九監督も素晴らしいのですが、若手実力派俳優3人の圧倒される演技力で、映画の凄さが増してます。脇を固めるキャストも素晴らしすぎる。ここ数年で1番面白かった作品です。SNSでも高評価のレビューが沢山流れてきますが、上映館が少なくて残念。ほぼ満席でした。客層も老若男女、幅広い世代が観に来ています。今年度の映画賞に絡んでくるであろう作品だと思います。

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すわ

4.5何回も観ると良さと凄さが深く解る作品

2025年5月7日
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難しい

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あんみつ

5.0大九監督ラブ

2025年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

いつも大九作品を楽しみにしています。トップコートの中でも若干地味めと思われた萩原くんですが作品ごとにどんどん存在感が出て、、今回本当に素晴らしかった。さっちゃんの気持ち、全く興味持ってもらえない辛さが本当に自分のことのように泣けた、、ちよっと圧倒的なシーンでした。
河合さん黒崎くんもものすごおく良かった。皆に見て欲しいです。

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ささき

2.0今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

2025年5月7日
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鑑賞方法:映画館

サンダーボルツを観るのに、往復2時間なんで、穴埋めに選択。
設定に無理が有り過ぎ。
主役の彼に、全く共感出来ない。
敵、悪い夏に続く彼女に期待して、鑑賞しました。
前半のぎこちない演技、後半の圧巻の目力。
ぎこちないと思わせたなら、演出の勝ち。
わたくしの負けです。
けど、原作者のコントが全くハマらない私には、無理でした。
ファンタジー要素、邪魔でした。

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映画館難民

4.0オススメしますが好みは分かれそう

2025年5月7日
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鑑賞方法:映画館

レビューの高評価が多いのと近くの映画館で上映中でしたので鑑賞。
前半は大学生同士の軽めのラブストーリー調で、このノリはついていけないと感じましたが、
後半のあるシーンから意外な展開がたて手続きでラストまで飽きることはありませんでした。
共感できるストーリーかというとかなり難しいですが、今乗りに乗っている若手役者たちの長回しの演技を見るだけでも十分価値はありました。
特に伊東蒼の告白シーンは目が離せないほど感情移入してしまい、自分の辛かった青春時代を思い出してしまいました。
活躍中の河合優実と主演の萩原利久の二人の演技も見ごたえはありました。
おススメ度は好き嫌いに分かれそうですが個人的には満点。

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Yoji

4.0ラストで「今日の空が一番好き」と言えた感じの作品。 本年度ベスト!!

2025年5月7日
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鑑賞方法:映画館

上映前に流れるスピッツの「初恋クレージー」の音楽にテンション上がるものの鑑賞中、良い意味でだんだんトーンダウンして行った感じ(笑)
悲しくて切ない新鮮な恋愛映画って印象。

河合優美&萩原利久&伊東蒼さん目当て。
加えて松本穂香さんや古田新太さんも登場。
全てのキャストの素晴らしい演技に引き込まれる良作!

特に小西を演じる萩原利久さんと、桜田を演じる河合優美さんの2人の会話がとても良い!

大学構内で出会った1人しか友達のいない小西と誰も友達がいない桜田。
偶然出会うも直ぐに意気投合。
毎日の様に会い会話が弾んでいる感じ。
これは既に恋人だろって仲の良さ。

そんな中、小西のバイト先の銭湯のバイト仲間のさっちゃんが登場。
明るく活発的なキャラを伊東蒼さんが上手く演じているのが印象的。
さっちゃんの素直な性格は見習いたい(笑)

中盤までは、どこにでもあるラブストーリーなんだけど、それ以降の思ってもいない意外性のある展開が素晴らしい。

伏線も散りばめられて、然り気無く回収されるシーンも良かった。
特にテレビのボリュームの伏線は素晴らしかった。

終盤、河合優美さん演じる桜田の長回しでの顔面アップのシーンのセリフがメッチャ良い!

伊東蒼さんのギターがメッチャ上手いくてビックリ!
調べたら学生時代にギターを弾いていたのね( ´∀`)

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共感した! 16件)
イゲ