「流石ジャルジャル」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
流石ジャルジャル
高卒の私はなんとなく知りもせず知ろうともせず、
なんか大学生のノリって気持ち悪いと思っていて、
前半うわっ想像するイケすかない大学生のノリと台詞回しが付いていけるのかなと思っていたら、
中盤からとても良かった。
学校に行ってバイトして恋をしていつもと同じ毎日が
楽しくなって行く。専門学校の時の自分と同じ。
単に大学への憧れ嫉妬がそう思わせてたのだと
今になって気づきました。
大学行きたかったのだと…
漫画家を生業としてるので、
決め台詞は端的にスパッとが
定石と習って来たけど、
告白シーンは邦画の中でも
屈指の告白シーンだったと思う。
言葉を扱う仕事をされてるとあって台詞や感情の動きに
すごい説得力があって、感情移入しまくりでした。
あの長い台詞に少しでも、ちょっとそれ分からないが入ると一気に冷めてしまいそうだけど、
ビシビシ的確に誰にでも伝わる台詞を当てて来る事に
流石だなぁと思いました。
待ち合わせに来なかった後に襲って来る想像の世界が
とてもリアルで、あそこからの流れは最高でした。
河合優実さんは作品を見る度に好きになってしまいます。
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