劇場公開日 2024年12月27日

I Like Movies アイ・ライク・ムービーズのレビュー・感想・評価

全96件中、1~20件目を表示

4.5他人事じゃなさすぎる青春映画

2025年2月28日
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村山章

4.0彼は今ごろどんな大人になっているのだろうか

2024年12月31日
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鑑賞方法:試写会

まるで10代の頃の自分だと本作を見ながら溜息と苦笑で顔が歪んだ。映画ファンに限らず、きっと全ての人の中に多かれ少なかれ彼は存在する。この一見、オーソドックスでありながら、00年代初頭の映画をめぐる風景(特にビデオショップ内の)をノスタルジーたっぷりに活写したカナダ産の佳作は、まるでジャック・ブラックの少年版のような身勝手極まりない主人公がやがて一歩踏み出していく姿が静かな共感を呼ぶ。彼が抱く生きにくさ。自分は才能に満ちているという根拠なき自信。家族も友人もみんな下に見てしまうサイテーな孤独。そこで唐突に立ち現れる歳も性別も異なる店長が、掛け替えのない関係性をもたらしてくれるのも物語として、構成として気が利いている(少年と同様、私の中にこの店長も確かに存在するのだ)。傑作とは言わないが、人生を振り返る時に開くアルバムの、いちばん人には見せられない部分のような、甘酸っぱく胸に沁みる一作である。

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牛津厚信

4.0過去と現在の自分に冷や水をぶっかけられた

2025年3月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

インディーズ出身監督の映画を観まくりメジャー作品をバカにして、クラスメイトはレベルが低いと見下している映画好き童貞男子の青春映画。

こんなもん刺さらない訳がない。鑑賞中「俺はここまで酷くはなかった!」と言い訳しながらも共感性羞恥で顔から火が出そうでした。

本人はセンスある毒舌や辛口批評のつもりのただ単に嫌な奴でしかない言動。自己主張の強いファッション。甘過ぎる将来設計。ウザい自分語り。
映像系の専門学校に通っていた自分には身に覚えがありすぎてなんともかんとも。

現在はローレンスを見て「過去の自分もああだった」と省みる事が出来るとして、さて今ローレンスみたいな若者が目の前に現れたとしたら、自分はアラナのようにちゃんと大人として導いてあげる事が出来るか?
自信ないなぁ…、ビンタしちゃうかも笑

アラナの最後のアドバイスは本当にその通りと共感しながらも「俺、出来てるかな?」と不安にもなりました。こうゆう映画は定期的に見返して過去と現在の自分を内省しなきゃな。よし、DVDが出たら買おう!

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自分BOX

3.5VHSフォーエバー

2025年3月5日
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悲しい

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トミー

4.5やばかった

2025年2月28日
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泣ける

楽しい

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吉泉知彦

5.0映画が好きな少年

2025年2月27日
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観終わったあと、自分は映画が好きだなぁって改めて実感を持たせてくれた作品でした。

レンタルビデオ屋さんという存在が懐かしいと思えたのが何故か切なかったです。

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kobackhome

4.0若さのコントロール出来なさが愛おしい

2025年2月25日
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幸せ

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ふくすけ

中二病ジイサンの胸

2025年2月19日
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鑑賞方法:映画館

 自分はニューヨーク大学に進んで映画監督になると決めているカナダのこじらせ高校生のお話です。

 「お前らは、映画の事なんて何も分かっていない」といっぱしのマニアを気取る彼の姿は、何かに入れ込んだ十代を送った人ならば誰もが嘗ての自分が甦るのではないでしょうか。でも、自分に自信はないくせに周りを見下して不安と過信の間を行ったり来たりし、周りからは煙たがられている中二病高校生が、「どうしたら人に好かれる?」と素直に問える様になる事は成長なんだな。未だに中二病ジイサンの僕の胸もチクチク痛むのでした。

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La Strada

3.5認めたくないものだな、自分自身の…

2025年2月18日
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笑える

こーゆー人をシネフィルって言うとシネフィルの人に怒られそうではあるが、ものすごくウザくてありえないほどイタいシネフィル主人公ローレンス。映画鑑賞に限らずいろんな趣味分野でもこういった若さゆえの根拠なき自信をもっていたりするものだが、身内の不幸やお病気を差し引いたとしても人格破綻レベル。友人のマット君はよく付き合ってきたなと思うが、この手の人を孤立させると何を起こすかわからない気もするので、アラナ店長の真っ当な指導は大切である。

本作は00年代前半の時代設定だが、アラナの過去バナと同じような業界の闇が四半世紀経った現代日本の芸能界・テレビ局界隈等で明るみに出ていることが今さら感を伴いつつも感慨深い…。

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ジョンスペ

3.0自分ではなく環境が変われば、、みたいな!?

2025年2月16日
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楽しい

俺は、お前みたいのは嫌いだ!!
でも、ポール・トーマス・アンダーソンの『パンチドランク・ラブ』は俺も大好きだぁ!!!

周りに甘やかされて何も気付かない、置いてけぼりかのように一人だけ成長していない、自意識過剰、何を根拠に自信ありげな感じ?
やっと気付いて少しだけ成長して改心した、いや、全ては周りの変化と周りの優しさ、何も変わらないで生きて行くんだろう??

御涙頂戴、過剰に煽るような演出はなかったようで主人公に寄り添う訳でも、冷たく突き放したり甘やかしたりなオチも、ただ現実を打ち付ける、そんな物語には好感が持てる。

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万年 東一

3.5単なるオタク映画と思うなかれ

2025年2月12日
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そのナードさ、ギークさは然ることながら、ティーンの成長譚であった。
決して大人、子供で線引きをしていないところが日本のそれとは違った社会構造を感じさせる。

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なべたく

3.0大学からがんばれ🎥

2025年2月12日
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鑑賞方法:映画館

POPEYEの映画特集版の表紙で
センス良いなと思ってジャケ買いして
まさかの本物映画のチラシだった
切ない素敵な青春映画でした
マグノリア、観ようと

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たつじ911

3.0主人のその後の成長が伺える映画です。

2025年2月10日
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まーちゃん

3.0全てを壊した

2025年2月9日
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難しい

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ふわり

3.5【”映画は僕の全てだった。けれどそれ以外にも大事な事が沢山ある事を知ったんだ。”今作は、性格にやや難ある愛すべき映画少年が、バイトや学校生活の中で徐々に成長するコミカル物語である。】

2025年2月9日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

3.0この設定には弱い

2025年2月6日
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もっとマニアックな話かと思ったら(主人公のルックからの勝手な想像)、割と普通の映画好きな地方の男の子の青春もの。というか、男の子版『レディバード』風。決して『ニューシネマパラダイス』みたいなことでもない。それと後半、学校記念の映画(卒アルみたいなの)のエピソードが出てくるのでスピルバーグの『フェイブルマンズ』風でもある。だから、というか、それらの先行する作品に比べてしまうと厚みがまったくないし、笑いや、さすが!みたいな切れもまったくないのだけど、田舎町を出るぞ、とイキがってる男の子が映画エリートの向かう憧れのニューヨークに行けなくなって、別の場所に向かうあたりがとてもよく、涙が出てくる。ことにラストの学生寮あたりはとても美しく、もうこのシチュエーションは自分的に鉄板なんだな、と思った。

もっとあの当時のレンタルビデオ店や自主映画界隈っぽいマニア度や、店長の過去エピソードももう少しハマればな、とは思った。

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ONI

2.5ただのオタク話ではない…

2025年2月3日
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2024年の締めくくりに選んだのが「えっ、オレの話か?」とタイトルを見て思ったコチラの作品。

舞台は2003年のカナダの田舎町。映画オタクの高校生ローレンスはコミュ障で友達付き合いが苦手、唯一彼に付き合ってくれるのが幼馴染のマット。ローレンスは高校卒業後ニューヨーク大学の映画学科で学ぶことを夢見て、その学費稼ぎのためにとレンタルビデオ店でバイトを始めるがあれこれ問題を起こす。さらにマットに彼女ができるとローレンスとは疎遠になり……。

ただのオタクの話かと思いきや、一人の青年の成長譚であり、人々が抱えるトラウマの話であり、そして何より、コミュニケーションとは?という話。

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Tofu

4.0忘れられない一本

2025年2月2日
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興奮

映画オタクのこじらせ青春映画だろうとは思っていたのでそれは間違いなかったのですが、ニューシネマ・パラダイスのような美しく洗練された郷愁とはかけ離れて、どちらかと言うと目と耳を覆いたくなるような人の醜悪さをあっけらかんと描いていて、それを飲み込むまで少し戸惑いました。
主人公があまりにもこじらせているので全然直球に見えないのが取っ付きにくさでもあり、ユニークさでもあり。一体どうやって終わらせるのかなと、途中から結構心配になるぐらいの展開なのですが、最終的に素晴らしい着地をして思わず涙でした。余韻もあって見事でした。

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ちょんまげ

4.5I hate movies!

2025年2月1日
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ひゃく

4.0自分を見ているようだった

2025年1月30日
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自分は映画好きと思っている(この映画を観た人は皆、映画好きだと思う)が、高校生の自分を見ているようで恥ずかしかった。声を出して「やめてくれ」と言いたい位。
バディだった友人の最後の言葉が胸にしみた。

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hanataro2