「光と影」Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり Cabeさんの映画レビュー(感想・評価)
光と影
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どの国にも影の部分があるが、その影の世界でしか生きられない二人。最後に血の繋がらない兄弟と言うこと、更に身分証明を得るにも二人には異なる難度があり、特に兄アバンにはアバン自身が聾唖者と言う事もあり身分証明書の獲得には相当の困難があると言う事がが分かり、尚更、兄としての愛情の深さに涙しました。
兄のアバンは、その困難な社会的立場故、ミャンマー人女性との初恋も諦めざるを得ず、本当に薄幸の人でした。それにしても、兄を演じた俳優が素晴らしく感動しました。タレンタイム以来、マレーシア映画の幾つかにハマりましたが、ブラザーの素晴らしさにも納得です。
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