ネムルバカのレビュー・感想・評価
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ブッ刺さ
原作未読。
劇中でも語られるが、「何かしたいけどなにをやれば良いのか分からない」大多数の青春期の焦りと、「やりたいことはハッキリしてるがまだ何者でもなく何者かになれるかも分からない」焦りを空気感たっぷりに描く。
誰しもどちらかの想いは経験あったりするんじゃないかな。個人的には前者の気持ちがブッ刺さったし、原作未読だったのであの「先輩〜!」の叫びが胸に迫りいい歳して落涙してしまった…
そして観た劇場では「ネムルバカ」の音源が売り切れてたので別の劇場まで即買いに行ったというね(やっぱ売り切れでiTunesで買ったけど)…
べびわるのあのグダグダした日常シーンのリアリティが阪元裕吾監督の持ち味なんだなとよく分かる。
久保史緒里がアイドルらしからぬ(たぶん)いちばん駄目な顔で宙ぶらりんな役を好演してたが、なによりも平祐奈があんな演技と歌唱を見せてくれるとはサプライズだった。素晴らしい。
はぁ久保史緒里かわええ・・・
2025年劇場鑑賞91本目。
エンドロール後映像無し。まあエンドロール全部映像なんですが。
本編終了後舞台挨拶中継付き。
左様なら今晩は。の時からめっちゃかわいいと思っていた久保史緒里が後輩で、バンド組んでメジャーを目指している先輩に平祐奈のダブル主演。原作は読んでいるはずなのに全く記憶にないので新装版も買ってしまいました。映画観てから読みます。
後輩の久保史緒里はイメージ通りだったのですが、先輩の平祐奈はちょっとイメージより顔も声もかわいすぎて最後までしっくりきませんでした。同じ監督のベイビーわるきゅーれの伊澤彩織の方がイメージ通りかな。じゃ後輩は髙石あかりでってなっちゃうか(笑)久保史緒里のへこんでる顔でご飯3杯はいけます。本当にありがとうございました。
初っ端、先輩後輩のぐうたら会話。ずっとダラダラ進むのか?それも良い...
初っ端、先輩後輩のぐうたら会話。ずっとダラダラ進むのか?それも良いかなぁと思ってたら、ドアップで映し出される2人の圧倒的なビジュアルの良さと可愛さで眼福すぎた。特に平祐奈の金髪が似合いすぎてるのと鼻が高くてめっちゃ綺麗でびっくりした。
ぐうたら会話だけど、不思議と飽きないのがベイビーワルキューレ監督の手腕か?
夢を追いかける先輩とやることが見つからない後輩、変わらないと思っていた関係性がここの差でちょっとずつ、変化していく。何か打ち込みたいけど何をすれば良いのか分からない…そんな大多数の人間の1人だから、後輩側の視点で観ていてちょっと切なくなった。
そしてバカパートを担当する男友達。綱啓永のなよっとして何考えてるか分からない感じ…めっちゃいい。明るいバカ笑。樋口幸平も中身の無いアホを見事に演じてた笑
監督らしい作品
ネムルバカ
主演2人のやりとりみてると
同監督作ののべびわるのようで。
作中の言葉の数々は今の世の中を表してることも多くて
すごくわかるんですが
やはり監督独特のテンポや言い回し
べびわるでいう日常パートがずっと続く感じなので
ハマらない人には全くハマらなそう。
(監督の日常パートってほんと好みでるので好きな方は大好物だけど合わない人には全然刺さらないし退屈)
最期の締め方は予想のつくものだったけれども
涙が少し出た。
個人的には好きだけどネムルバカに関してはメリハリのハリの部分がまったくないので退屈って感じる方すごく多そう。
べびわるはアクションパートあるからメリハリあっていいんですけどね。
乃木坂の子、個人的にすごく良かった
上手だなぁ
アイドルバカにできない。すごい。
青春・百合・ライブものと1作で三様の楽しみができる良作。
登場する若者たちがどいつもこいつも癖強ボンクラ揃いで愛おしい。(いい意味で)クソ女の先輩と(いい意味で)バカ女の後輩がお似合いすぎて、原作読んでるのに普通に離別エンドだったのにビックリしてしまったくらい。ずっと堕サイクルでダラダラ同居してほしかった…という悪しき願望があったらしい。空前のバンドアニメブームな昨今だが、本作中盤のライブシーンは、狭いライブハウスの演者も客も一体になったカオスな祝祭感溢れていて、ここだけはアニメでは未だ表現しきれない熱気で、素晴らしかった。最後のステージの孤独感へ繋がる伏線でもあり。ほとんど台詞ないけど、先輩のバンド仲間たちも気のいい奴らなのが観て取れてイイ。原作者の使い所もズルくて笑ってしまった。
堕落の久保さん
ダサイクル
大学の女子寮で同部屋の音楽に夢を抱くバンドマンの先輩と、夢も目標もなくなんとなく過ごす後輩の話。
貢ぐ金持ち同級生の好意がなんとなく見える宅飲みで始まって行くけれど、タイトルは曲名なんですね。
なんとなく熱っぽく語っていたけれど、いざピートモスのライブのシーンになってみたらアイドルロックですか?
そしてバイト先でのやり取りとか、ライブハウスの楽屋とかのつまらないくだらないグズグズなやり取りは、退屈さを演出する狙い?なんて思っていたけれど、まさかのずっとこの感じとか…。
1年間の上昇からのラストとエピローグは、なんとな〜くそれっぽい締め方ではあったけれと、テンポが悪いし軽妙さも足りないしで全然盛り上がらなかった。
「夢追い」という荒野における生き残った生存者です。
長い別れの後に再会した時、もし相手が「立派になった」姿で深夜語り合った夢をすでに忘れていたら、幻滅するだろうか?もし惨めな姿でも、瞳に手の届かないあの夢を宿していたら、子供っぽいと笑うだろうか?
全編を通した平坦さ、ナンセンスさ、ささやかな日常が、ラストの柚実の涙と大声での合唱に結晶し、爽快に迸り出した。柚実はルカの才能とバンドの夢を心から信じ、その純粋さゆえにルカが夢を裏切って軽やかなアイドル歌手になることを許せない。幸いこれは映画で、ルカは最後にギターを手に取って初心を貫くあの歌を歌い上げた。
夢を追うことは本当に贅沢な行為だ。映画を見ながら、自惚れほど自分の記憶がフラッシュバックする。大学の寮で五十音を覚え、周囲に日本に行くと大言を吐き、深夜の賃貸部屋で赴日就職説明会の主催者から諦めるように説得される電話——もう四回目だね、毎回君がいる。私は諦めなかった。10年前の大風呂敷を奇跡的に実現した。だが私はただ「夢追い」という荒野における、たまたま生き残った生存者なのかもしれない。
予想以上に面白かった女性バディ物
石黒正数先生の同名漫画が原作となった作品でした。監督は、「ベイビーわるきゅーれ」と同じ阪元裕吾監督。話は全然違うけど、若い女性二人組の話で、チラシのルックが同作とソックリで興味がそそられました。
内容的には、2人で下宿に住むバンドをやってる先輩・鯨井ルカ(平祐奈)と、ノンポリの後輩・入巣柚実(久保史緒里)のお話。2人とも金欠で汲々とした生活を送っているところも「ベイビーわるきゅーれ」と重なっており、現在の貧困化著しい日本では、これが実態なんだということで、土台の部分にリアリティを感じました。一方リアルじゃないのは、久保史緒里と平祐奈の甚だしい”可愛さ”くらいのものでしょう。
コメディタッチのお話ですが、柚実にキモいオッサンが再三迫って来るシーンは、オッサンにとって耳の痛い話で笑えないところ(笑) また、柚実自身が、好かれてると思ってた同級生田口(綱啓永)が、実はルカ推しだったところは、何となく予想は出来たけどコメディ全開で非常に面白かったです。
バンドで活動していた鯨井ルカ1人に大手レコード会社から声が掛かり、バンドメンバーと別れるシーンで、ルカとメンバーとの間に分厚い壁を見せていた画面構成は、「天才と凡人の間に壁がある」と言っていた前半のセリフの伏線回収になっていて、実にお見事でした。その他にも、将来の夢とか、自分の限界とか、一生懸命にやるとか、若者らしい期待と不安の綯い交ぜになった感情表現やストーリー展開も、青春群像劇の片鱗があって実に共感出来ました。
メジャーデビュー後、順調に売れたルカでしたが、1年後にコンサートに柚実やバンドメンバーを呼び、トリでバンド時代の思い出の曲、しかも柚実の寝言がきっかけで作った曲を演奏して失踪するという流れも、冒頭のシーンと韻を踏んでいて良かったです。
チラシのルックが「ベイビーわるきゅーれ」に似ているというだけで観に行ったので、正直大きな期待をしていなかった作品でしたが、かなり面白くて大満足でした。
そんな訳で、本作の評価は★4.4とします。
先輩と後輩。
大学女子寮の同じ部屋に住む、…夢、目標がなく古本DVD買取店でバイトする後輩・入巣柚実と、「ピートモス」というインディーズバンドでギター&ボーカルをし活動してる先輩・鯨井ルカの話。
基本ゆるく自宅で過ごし、いつもの居酒屋で飲み駄弁りライブ活動と、そんなある日、大手レコード会社から声が掛かり2人の生活が変わり始める。
“先輩失踪”と始まる冒頭から?で始まり寮での生活、「ベビわる」の監督が本作の監督ってのもあり、ベビわるのチサトとマヒロのやり取りを見てる様で面白い!
2人一緒にいれば基本ゆるくダラダラな感じでボソボソ駄弁り見せるけど、ライブで見せるルカの切り替えのカッコよさ!「ネムルバカ」ってタイトルには?だったけど…。
レコード会社から声が掛かりラッキーとは思う心情、いざやれば自分のやりたい音楽は出来ず、でもこうじゃないと見せた曲変更の3曲目の「ネムルバカ」には涙。
入巣とルカの2人のダラダラなやり取りと、この世界観もっと見たい!続編希望!
昔を思い出して、グサグサッ胸に突き刺さる
女子大生のゆるふわコンビニが楽しく生活してるのを見守る感じで見ていたら、まずビデオ屋の店員に胸をグサグサさされた!俺も同じ事をしてないかとても不安になった。その人と行ったクリエイターかぶれの店で出てきたオーナーに爆笑&自分も同じ事をしてないか不安になる。
とにかく楽しいが、若い頃によくあるあの感じに心をえぐられる!ただ好きな事を一生懸命やる事がそんなにかっこ悪いのだろうか?俺は素敵だと思う。
やりたい事がある人も、やりたい事が見つからない人も、みんなに見て欲しい1本🥺
また大好きな映画が増えた🍿🎬📽
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2人のカールズトークが最高の邦画だけどイマヒトツ刺さらず。
多分、自分のやりたい事を見失わずに突き進め!
みたいなメッセージは感じたけど満足度は低めだった。
本作のタイトルから、自分がやりたい事を眠る様に目を瞑って生きる人達に向けた作品だったのかも。
久保史緒里さん演じる柚実。
平祐奈さん演じるルカ。
この2人を中心に展開するストーリー。
本作の監督のアクション映画が好きなんだけど、終始緩いガールズトークで進行する感じ。
それはそれで面白いけど結局何を表現したかったなか?
良く分からない(笑)
ルカがアーティストとしてステージに立つものの自分が表現したい事を封印した後、自分がしたった事をラストです表現するシーンは良かった。
だけど、柚実やバンドメンバーには何の変化もなく中途半端な感じ。
平祐奈さんがカッコ良い!
久保史緒里さんにも歌って欲しかったです( ´∀`)
ルカ先輩、好きだー!
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの阪元裕吾監督作品。
「誰よりもつよく抱きしめて」のヒロインつきちゃんの久保史緒里主演。
期待せずにいられない。
今週末公開作品数多ある中で今作をまず一番に選んでよかった。(河合優実が出てる映画もあったのに)
思っていたよりもゆるくて、これはこのままゆるゆるで終わってしまうやつかな、いやいや阪元監督だから最後にぐっと持っていってくれるかな、と期待していたら、予想以上にもっていかれましたよ。
最後の ネムルバカ 。
ルカ先輩カッケー。
もう入巣やピートモスのメンバーたちと一緒に泣いていた。
早乙女カナコのようなお洒落な部屋に住んでるハイスペックな女子大生よりも、汚い女子寮でグダグダ暮らしてるこっちの子たちの方が共感できる、というか応援したくなる。
ビジュ爆発してるのにアホで底が見えて酔っ払ってもかわいい入巣。一生懸命生きているのにテンション低めのルカ先輩。ゆるゆるの前半から感動のラストに向けて、二人のキャラクターを演じる久保史緒里と平祐奈が絶妙。
エンディングに流れるネムルバカ、口づさんでいる久保史緒里を見るだけでも、もう一回観に行ってもいいな。
映画はやっぱり面白くなくちゃね。
ダサイクルで映画作ってる奴らへの挑戦状だ。
阪元裕吾監督をもってしてこれか
まったりした日常会話の中で笑いを取ってくんだよね。それなりに面白いけど、そこまでじゃなかった。笑ってる人もいるけど、自分はそんなにじゃなかったな。少しわらったけど。
途中、眠くなるんだよね。
観るべきものがなくなっちゃうから。
レコード会社の人から電話がきて、平祐奈が行くあたりから盛り上がるね。
そしてラストのカタルシスはすごい。
ここを描くためだけに、そこまでのまったり感があっても良いと思ったよ。
監督だれだろうと思ったら阪元裕吾監督だったね。
ある程度の笑いを取るのもさすが。
でも《ベイビーわるきゅーれ》は、もっとすごかったんだよね。
そう思うと、あれ、実は髙石あかりがスゴイんじゃないかな。
「高石あかり、想像以上にスゲエな」と思いながら劇場を出たよ。
あと平祐奈が売れてくところを観ててね、こうやってパッケージを作って売ってくなら、歌う人は誰でもいいなと思ったな。
もうAIでいいよね。そうすれば人の気持ちも踏みにじらないしさ。
アイドルは全部AIになるなと思ったよ。
苦しくなったら逃げても良いが・・・。
石黒正数先生の「ネムルバカ」は、初版が刊行された頃に購入して購読済みですが、残念ながらほとんど記憶に残っておらず、また漫画本も処分した後で読み返すこともできません。既に17年も前の作品だったことに驚いています。
大学の相部屋の女子寮って今も現存しているのか定かではありませんが、簡単に男子が出入り出来るセキュリティの甘さについてはちょっといくらなんでも・・・と思ってしまいました。最悪、隣の部屋の女子に通報されて退寮ですよ。原作もそうだったっけ・・・と思い返すもまるで記憶にありません(笑)。
ただ、そんな粗探しなんてどうでも良いくらいセンパイとコウハイの掛け合いがユルく、かつヤサグレてて楽しいです!ダメ人間認定される一歩手前・・・というか片足突っ込んでからが楽しいんだよ、と言わんばかりのグウタラさが大学生として経験上でもリアルでした。
将来の夢を追う不安、その追うべき夢さえ現時点で形になっていない焦り・・・それらの為に彼女らは時に暴走したりするんですが、なんとかギリギリ綺麗に演出できていたんじゃないかと思います。まあ暴力はダメですけどね(笑)。
最後に。苦しくなったら逃げても良いがいつかは帰ってこいよ・・・と親心込みで強く「彼女」に伝えたいです。
では。
日常系と思ったら熱かった! 今の若い人だけでなく、自己の才能に悩み...
いきなりのセルフ?ネタバレ
阪元裕吾監督作品
個人的に「サカモトユウ◯」と言えばこちらなので🙇♂️
「ベビわる2」劇中での「はな恋」ネタは笑えた😀
作品冒頭いきなり「先輩失踪」というナレーションによるネタバレ?にびっくり
原作は知らないけど映画では観客はいきなりラストを知ることに?
ラストのライブは印象深くてよかったのですが考えてみたら先輩はどうなったのか気にはなります
主演の2人のやさぐれ方?がよかったです
2人の役が逆でも面白かったかもです
先輩の見どころはライブシーン
後輩の見どころはエンドロールに流れる1人芝居?
雰囲気は「ベビわる4」
笑って泣けたいい映画
乃木坂ANNリスナーです。
久保史緒里目当て楽しみにしていました。
ちょうど前日はANNの日だったので、radikoで聴きながら行きました。
原作は知りませんでしたが、前半は会話劇、所々切ないけど、基本はコメディかな。ベイビーわるきゅーれっぽい。でも、ところどころ刺さる。
最後は良かった。泣けたよ。あのシーン忘れなそう。前半からのギャップがいいな。
可愛いけどちょっとブラックな面もあるのはANNの久保史緒里のママですね。金髪の平祐奈も良かった。
全体的に映画としてとても良かった。坂元監督もピン留めだね。
本当はもう一本べつの映画も見ていく予定だったけど、余韻がいいので、今日はこのまま帰ろう。
帰りもANN聴いて帰ろう。
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