「Missing」悪鬼のウイルス ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Missing
YouTuberが心霊スポットに行ったらといった感じの作品で、「オカムロさん」の松野監督はこの題材でどう調理するのかなと思いましたが、話部分はかなり支離滅裂でしたが、アクションは良かったです。
基本的にゾンビな設定を鬼にすり替えただけなのでそこまで目新しいものはなく、不穏な雰囲気はあるけれど盛り上がらないのはかなり致命的でした。
鬼の身体能力の高さというところもゾンビと大差ないのでやはり物足りなかったです。
聖行為をしたら大人、してなかったら子供で鬼にならないという設定がある割には後半はそれがなかったことになる展開が続いてこんがらがりましたし、村全体というフィールドの割にはそこまで話の広がりが無かったのも残念でした。
男女のいざこざはありましたが、別になくても成立するところは成立するよなとなってしまったりと惜しい部分が非常に多かったです。
アクションは長い棒を用いた攻防や、チェーンを飛ばしまくる爽快アクションと見応えが結構ありましたし、田中要次さんがめちゃくちゃかっこよくて最高でした。
JK剣劇やゴスロリチェーンもこれまた良きです。
100分近くある割には時間を余しまくり、しかも解決もできてないときたもんですから映画としてはアレですが、アクション部分は光るところがあるのでそこメインで観に行く分には良いと思います。
鑑賞日 1/27
鑑賞時間 18:35〜20:25
座席 A-1
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