「ビジャイを堪能」カッティ 刃物と水道管 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
ビジャイを堪能
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コルカタの刑務所から脱獄した詐欺師のカディルは、タイへの国外逃亡を企てるが、空港で出会った女性アンキタに一目ぼれし、出国を止めてしまった。その夜、自分と瓜二つのジーヴァという男が5人の男に拳銃で撃たれ瀕死の重傷を負った現場に遭遇した。彼を病院に運び、命は助かったが、悪知恵を働かせたカディルは、シーヴァを自分の身代わりにして警察にに捕まえさせた。自由の身になったカディルだったが、ジーヴァが地元の農民が水不足で農業の危機で大企業に土地を搾取されそうになっていて、その問題に取り組んでいたことをしった。カディルの心に変化が起き、ジーヴァの活動を引き継いで農民たちの先頭に立って大企業と対峙し・・・さてどうなる、という話。
ストーリーはベタだけど、格闘や歌とダンスも有り面白かった。
カディル役のビジャイの圧倒的な強さとダンスは見所。
一人二役だが、表情を変えて別人の様に演じてたのはさすがだと思った。
インドの警察っていい加減だよな、と本作でも思ったが、今でもこんなのかな?まさかとは思うけど。
裁判所は良い判決だと思った。大企業の悪どもは、警官の買収はしても、裁判官の買収はしないのだろうか?それは難しいのかな?
ヒロイン・アンキタ役のサマンタはやはり美しかった。
最後刑務所に戻るが、無事刑期を終えアンキタと一緒になれたら良いな、という希望が持てるラストも良かった。
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