スピーク・ノー・イーブル 異常な家族のレビュー・感想・評価
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それ、違うんだなあ
せっかくリメイク権獲得したのに、あのラストは改悪だよなあ。結局悪者がやられるってのはド定番だし、オリジナルはそういうラストじゃなかったからの評価なわけだから。
でも、序盤から中盤までは良かったんだよ。オリジナルよりも設定や場面描写、セリフ回しなんかが整理されていてスッと頭に入ってきたし。
なんと言っても、ジェームスマカヴォイだよね。あの圧倒的な存在感!名演でした!今回は「スプリット」よりな感じかな?ヒーローからヒールまでマルチにやれるのはすごいよね。
被害者夫婦の距離感もオリジナルよりもブレてなかったと思う。だから、後半までは、★5かなあ、っておもってたんだけどね。あんな平凡なラストじゃあ、一気にテンション下がるよ。
その感覚で見ていくと、家の電話線切られても、スマホ使えばいいじゃん。捕まったあと、ネットバンクで送金するんだからさ、とかね。
マカヴォイじゃなければ、★3かなあ?ほんと、ラストが惜しいよね。あれはいただけなかったな、個人的には。
「See no evil, hear no evil, speak no evil」という諺を覚えて帰ろう
2024.12.16 字幕 イオンシネマ京都桂川
2024年のアメリカ映画(110分、PG12)
原作は2022年の映画『胸騒ぎ(原題:Speak No Evil)』
ある田舎の家に招かれた一家に起こる不条理な出来事を描いたスリラー映画
監督はジェームズ・ワトキンス
脚本はジェームズ・ワトキンス&マッズ・タフルドップ&クリスチャン・タフルドップ
原題の『Speak No Evil』は「悪口は言わない」という意味
物語は、アメリカからロンドンに移住予定の一家がイタリアの旅行先で、イギリス郊外に住む一家と出会う様子が描かれて始まる
アメリカ人家族の父ベン・ダルトン(スクート・マクネイリー)は現在は失業中の身で、妻ルイーズ(マッケンジー・デイヴィス)の収入に頼りながら、娘のアグネス(アリックス・ウェスト・レフラー)とともに新しい生活を始めようとしていた
今回の旅はその気晴らしのようなもので、食事を楽しんだり、景色を楽しんだりしていた
あるときのこと、アグネスが大事にしていたぬいぐるみ「ホッピー」がどこかに行ってしまい、ベンは町中を探すことになった
どこにも見当たらずに家族の元に戻ると、ぬいぐるみを見つけた少年アント(ダン・ハフ)とその父パディ(ジェームズ・マカヴォイ)と母キアラ(アシュリン・フランシオーシ)がいた
お礼も兼ねて食事をすることになった彼らは、少々言葉の尖ったパディに戸惑いながらも、有意義な時間を過ごすことになった
そして、「今度はウチに遊びにこいよ」というパディの申し入れをベンは社交辞令のように受け止めていた
ロンドンに戻ったベンたちだったが、仕事は決まらぬまま時間だけが過ぎていく
そんな折、パディから誘いの手紙が来て、一家はその申し出を受けることになった
ルイーズは「遊びに行くには長い」と考えていたが、ベンは「気分転換になるだろう」と意に介さなかった
物語は、ベンたちがパディの家に招かれ、食事をするシーンから動き出す
ルイーズはベジタリアンだったが、それを知っているはずのパディが肉料理を出してきてしまう
さらに菜食主義論争に突入し「魚は食べるベジタリアン」と揶揄する
ルイーズは気分を害するものの、ベンは風習の違いだと宥め、体裁を繕うことになった
その後も、パディの言葉尻にルイーズが反応するものの、キアラとベンが間に入っていく
だが、2日目の夜に事件が起きてしまい、ルイーズは一瞬たりともこの家にいたくないと言い出す
それは、パディたちの寝室にアグネスがいたことで、彼らは理由も聞かず、挨拶をすることもなく、勝手に家を出て行ってしまうのであった
映画は、この帰宅と常にアグネスのぬいぐるみが無くなっていることに気づき、パディの家に戻る様子が描かれていく
アグネスはぬいぐるみがないとパニック発作を起こすため、やむを得ずにパディたちの元に戻ることになった
当初はベンだけが対応する予定だったが、車で待機するはずのルイーズまでもやってきてしまい、さらに話はややこしくなってしまうのである
このあたりまではほぼリメイク元と同じで、医者だと思い込んでいたとか、障害者を持っている家族に対して優越感を持っていたと指摘されるところもそのままだった
大きく違うのは、ベンたちがどうなるかというところで、これはネタバレレビューでも避けた方が良いかもしれない
リメイク元は「本当に理不尽に思える」というギリギリのラインを保っていたが、本作の場合は相手がサイコパスみたいな感じになっていて、さらに協力者も登場するので、後半は別の映画を観ているような感覚になる
そのままリメイクをする意味はないのだが、方法が違うとかになるのかなと思ったので、意外なまとめ方をしていたのは驚いてしまった
個人的にはリメイク元の最後まで不穏というのが好きで、北欧のじめッとした感じとか、若干宗教的な側面が出ていたのは良かったと思う
本作の場合は、父親が使えない人間で、それが家庭内不和になっていたり、妻の趣味が露呈して関係が悪化していたりした
そのあたりもテイストは同じだが、リメイク元の家族よりもさらに輪をかけてバカになっているように思えた
いずれにせよ、「新解釈 胸騒ぎ」として観ればOKな作品で、比べる意味もないと思う
スリラーとして楽しめるかどうかが肝心で、後半はホラーアクションっぽくなるのはお国柄のように思える
タイトルは「悪口を言わない」という意味で、「See no evil, hear no evil, speak no evil」という英語の諺の一部となっている
善意を嘲笑う悪意という意味もあり、それがパディの会話の中にふんだんに盛り込まれている
だが、ルイーズの方も礼節を欠く行動があって、それが根底にある思想と合致していくところが恐ろしくもある
なので、思想は体現し、それが相手の悪意を引き出しているとも言えるので、言動には注意した方が良いというメッセージが込められているのではないだろうか
ホラーというよりサスペンスかな
ホラーというよりサスペンスかスリラーのような感じがしました。「ドント・ブリーズ」や「クリーピー 偽りの隣人」が頭に浮かんできました。
最後の方の屋根からの脱出は、「エスター ファースト・キル」のセットに似ているなと思いました。
前半のそれぞれの家族の反応は、なかなか面白かったです。後半、2回程あくびが出ました。
母は強し、父はドジ
パトリックとキアラ夫婦たちとの会話にはイライラする
特にパトリックの喋りはくどい、偏執的
気持ち悪い
終盤に向けて恐怖心の強さが加速する
ラスト、車中にいるアントの表情が凄い
エンドロールで流れるバングルスの「胸いっぱいの愛」が呪いの歌のように聞こえる
支持。妻Mディビスの巨体が勝因。
支持。
監禁脱出系スリラーに秀作多し。
終始異和を唱えてビビる妻Mディビスの
巧演激演と巨体の異物感が勝因。
序盤の気持ち悪さの中に
見え見えの伏線を張り巡らし、
終盤で一気に回収する手際。
それにしても、
何と気持ちの悪い話しだろう。
私的年テン入りか。
『胸騒ぎ』を先に観ておくとタイムリープものとして楽しめる
リメイク元の『胸騒ぎ』を先に観ておくことを強くおすすめ。
本作だけ鑑賞だと「普通に面白いハリウッドホラー」ぐらいの印象になると思う。
『胸騒ぎ』を観ていた身としては、最初に女の子が出てきた場面で、まだ何も起きていないのに辛い気持ちになってしまった。
『胸騒ぎ』は、前半は常識人が突発的な非常識な言動に翻弄させる感じが「松本人志のコントみたい」で楽しかったが、ヤバいのは後半。
クライマックスでの「現実では絶対に起きてほしくない」と思わずにいられない衝撃シーンは、映画史に残るレベルだと思う。
謎めいた終わりだったため、公開直後は考察が盛り上がっていた印象がある。
一方本作は、前半の展開は『胸騒ぎ』ほぼそのまんま。
「ああそういえばこんなシーンあったなあ」と思いながらの鑑賞。
新鮮味は薄かったかな。
外食シーンでの気まずさがパワーアップしていたのには笑ってしまった。
異変が起こるのは中盤。
『胸騒ぎ』では終盤の衝撃シーンを観た時に「そういうことだったのか!ひょえ〜」と真相がわかる感じだったが、本作は中盤で真相が判明。
観ていて思ったのは、『胸騒ぎ』で最も不幸な境遇を背負った小さき存在だったあの人が、「あんな結末は嫌だ」という思いから、『胸騒ぎ』から本作へとタイムリープしてきたかのような話に感じた。
その人物が『胸騒ぎ』には無かった行動を起こすことで、話は別のルートへと移行。
その結果、前半は『胸騒ぎ』の雰囲気を受け継いだヨーロッパホラーテイストだったのが、後半はハリウッドホラーへと様変わり。
正直、後半はハリウッド映画で今まで何度も観たことあるような感じ。
ただ、「うさぎのアプリ」が出てくる場面は「伏線回収上手い」と思った。
マッケンジー・デイヴィス大活躍の一方、ジェームズ・マカヴォイが後半はあまり弾けなかった印象。
今気づいたが、この映画、やたら「うさぎ」が出てくるなあ。
程よくリアルな「異常さ」
不思議系でもオカルト的でもない行き過ぎた親切心からくる異常さというのがちと怖い。
その異常さの出し加減とエスカレート加減が良く出来てて、迂闊に友達になってしまうのがよ〜くわかる。
さらには招かれて行った先で次々オファーされて断りにくくて困惑してしまう夫婦の描写も「あるある〜」的によ〜くわかる
異常な世界に放り込まれていかに脱出するか、はとてもシンプルで見入ってしまう
惜しむらくはもう少しホスト家族の背景設定に時間をかけて欲しかったかなと
通常価格での鑑賞だと物足りなさを感じますが、レイト等の割引下なら「アリ」な作品でした
心臓が超バクバク
心臓バクバクしっ放し。
この映画はリメイクで元作品は観てません。
元作品とは終わり方が全然違うけどこれでいいと思います。
中盤までは心理的に心臓バクバクしたけれど
終盤はスリリングな展開に心臓が超バクバク。
ジェームズ・マカヴォイの視線がコワいし
突然歌い出すのもこれまたコワい。
どこをどう切ってもコワいものはコワい。
ブラムハウス恐るべしですね。
バングルスの『Eternal Flame』を受け付けなくなる
「悪霊より人間の方が恐い」を完全に地で言っていて、ずーっと不快指数100%
ジェームズ・マカヴォイの表情が、獲物の隙を窺う捕食者のそれで、強く出れないベンの許容範囲を少し超えたあたりをパトリックが際どく刺激する。狡猾に下位ランクにマウントをとるアルファボスのようでもあり、見ている自分もそれをされているようであって、イライラする。
ベンの妻のルイーズは、意識高い系の女性で魚はOKという菜食主義者で、狩りを趣味にしているパトリックを毛嫌いしている。パトリックは、それがわかっていて、宗教的でない菜食主義者のルイーズの矛盾を突いたり、夫婦仲がギクシャクしているベン夫婦をいやーな感じで挑発する。
ぬいぐるみのウサギなんか、諦めてしまいなさい。っと言ってあげたいことが何度も。そこは、ホラー映画なのでやばい方向に進みます。オリジナルに比べてマイルドに仕上がっているというけど、終盤の攻防は恐怖と痛みの連続でヘトヘトでございます。
バングルスの『Eternal Flame』を当面、聞きたくない
今そこにある危機‼️❓あなたの隣に奴はいる‼️❓
狂人では無い、金のために人の命を虫けらと思う奴はどこにでもいる、主人公の男は計画性が半端なく、用意周到で、執念深い。
主人公の演技はアカデミー賞級だが、舌を切られた少年もアカデミー賞級だ、そのほかの人も演技が凄いのでまるでドキュメンタリー観てるみたいで、痛ましくて、ハラハラドキドキして最後まで手に汗握る展開だ。
悪い奴らが惨殺されて溜飲を下げた、悪霊退散、因果応報、ストレス発散に是非。
『胸騒ぎ』を見て嫌な気分になった人はぜひ見ると良い
『胸騒ぎ』(邦題。原題は同じく『SPEAK NO EVIL』)の方は、主人公夫妻が投石を全身に受け惨殺され、娘は舌を切られ喋れなくされたうえで無事人身売買(?)されるという超絶胸糞エンドだったので、アレと同じか上回る胸糞展開だったらどうしようかと、不安になりながらの視聴。
結果としてはリメイクで中盤以降の展開が一新され、細部の展開が少しずつ変えられて、最後は逆襲して被害者として囚われていた他所の少年とともに脱出という、ある意味スッキリエンドでした。
といっても娘の行動にはやはり引き続きイライラさせられる。
『そんなに大事なぬいぐるみならちょこちょこ無くすんじゃねぇよ!』
と思うこと多々。
アレだけヤバいところからなんとか逃げ出したというのに、ホッピー(ぬいぐるみ)を置いてきたことに気がつき、癇癪を起こした娘からシートを蹴られ、危うくトラックと正面衝突しそうになった挙句、結局奴らの家まで取りに戻らされる両親が哀れでならなかった。その後に命をかけたバトルが待っているのをこっちは知ってるので。
ホラーらしいバッドエンドだった原作もそれはそれなのだけど、やはり悪が負けてスッキリ終われる展開が好きなので、リメイクを手掛けたブラムハウスには拍手を送りたい!
胸騒ぎ、とは別物。
どっちかだよね、やっぱり。胸騒ぎの後味の悪さはかなり薄れたけどこれはこれでありかな。中盤から終盤の展開もスリリング。マカボイの時折り見せるニヤリ顔が不穏感たっぷり。元作もリメイクもダブルで気に入った。
タイトルなし
2022年製作のデンマーク・オランダ合作映画「胸騒ぎ」をジェームズ・マカボイ主演でリメイクしたサスペンススリラー。
ロンドン在住のアメリカ人ベンと妻ルイーズ、娘アグネスのダルトン一家は、イタリア旅行中に意気投合したイギリス人パトリックと妻キアラ、息子アントの一家に招待され、彼らが暮らす田舎の農場で週末を過ごすことに。人里離れた自然豊かな環境で楽しく過ごすダルトン一家だったが、次第にパトリックたちの“おもてなし”に違和感を抱きはじめる。一見仲のよさそうなパトリック一家の異常さが徐々に浮かびあがるなか、ダルトン一家は想像を絶する恐怖へと引きずり込まれていく。
恐ろしいおもてなしをするパトリックをマカボイが怪演し、「ナイチンゲール」のアシュリン・フランシオーシが妻キアラ、「ジャッキー・コーガン」のスクート・マクネイリーがアメリカ人のベン、「ターミネーター ニュー・フェイト」のマッケンジー・デイビスが妻ルイーズを演じた。監督は「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」のジェームズ・ワトキンス。
スピーク・ノー・イーブル 異常な家族
2024/アメリカ
配給:東宝東和
まぁまぁ面白かった
「胸騒ぎ」の方は観ていない。
サスペンスのジェームズ・マカボイが好きなので鑑賞。もっと恐いかと思ったが、そこまでの変人ではなかったのが残念。。(余りにも"スプリット"が強烈だったので…)
公開第1週目の週末の昼過ぎの部で観たが、観客が私ともうひとりだけだったので多分この映画は直ぐに終了となる予感。気になる方は早目に鑑賞した方がよさそうです。悲しいかな早々に上映が無くなりそうです。
この作品をみて不思議と逆にヨーロッパ版の「胸騒ぎ」を観たくなった。
この夫婦の今後が気になるのは、私だけだろうか⁉︎
Shady
リメイク元の「胸騒ぎ」の絶望度が凄まじく、観終わった後に肩をガックリ落としながら帰ったのが良い寄りの思い出なのですが、今作については自分が何を勝手に勘違いしていたのか、待ち構えている夫婦たち視点で進むもんだと思っていました。
前半はオリジナルをなぞりつつ、後半は全く違うアプローチで進めていく感じの作品で、どうしてもズルいなーという感情が拭えずじまいのリメイクでした。
どう考えたって怪しいパディ夫妻の家に向かったらあれやこれや大変な目に遭うというのは同じで、ベジタリアンだっつってるのに肉を食えと言われたり、パディ夫妻が論点をすり替えてあれやこれや使って論破をし、気弱なベンが何も言い返せずにいたりなどなどフォーマットをなぞりつつも不穏な雰囲気はそのままで、そのままでは無くアレンジを加えていたりはするんですが、食堂でのシーンの嫌〜な胸糞さが好みだったので、食事の場でやるような事ではない性的すぎるシーン&あっさり目な終わり方だったのが物足りなかったです。
娘がウサギのぬいぐるみが無くてパディ家に戻るまでの流れまでは同じなんですが、ブラムハウス式の手の加え方をしてきて、オリジナルでは主張ができなかったアビルもといアントが喋れないなりになんとかアグネスに伝えようとして、この一家の異常さを早い段階で伝える事によってオリジナルとは違うルートにいくってのは面白かったです。
ベン一家を捕まえるまでがタイヤをパンクさせたりハシゴをユラユラさせたりアントを落としてみたりと、だいぶ雑ですしモタモタしすぎててイライラしましたが、そこからはまぁアメリカっぽい感じのバトルが始まるのでええやんと思いつつも別に「胸騒ぎ」のリメイクでやらなくてもとは思いました。
ルイーズ役がマッケンジー・デイビスなのもあってかめちゃくちゃ戦闘スキルに長けていますし、カッターでの奇襲だったりトンカチ振りかざしたり、銃ぶっ放したり硫酸ぶっかけたりと相手がターミネーター達に比べると流石に何枚も劣るので楽勝そうでした。
家の中と屋根上と庭と限られたフィールドでの戦闘が行われて、オリジナルではそこまで出番のなかったヘルパーの男が戦闘要員として参加するのは笑いました。
全員見事に銃をぶっ放しますし、部屋の中に入らせないために家具を使って足止めしたりと一度この世界線を経験した夫婦が転生して反撃してるんじゃって考えになっちゃうくらいには緊迫感はありましたがホラー味は極薄になっていました。
鬱々としていたオリジナルとは異なりスカッとした感じで終わったり、報復に関しては完璧にこなしていたりと、オリジナルを観た時に思ったなんとかして逆襲できないものかを実現したようなものでしたが予想の範疇は超えてこないあっさりさはどうにも好きになれませんでした。
アメリカっぽい逆転劇として観ればまぁ及第点かなとは思いつつも、オリジナルの素晴らしい悍ましさにはどうやっても勝てなかったのかなと思いました。
リメイクを作るのは難しいと改めて突きつけられた気がしました。
鑑賞日 12/13
鑑賞時間 12:35〜14:40
座席 D-7
全てうさぎのせい
最近観たホラーやらスリラーやら系の中では1番の出来でした!!
ただのよくある"監禁お仕置き系"かと、
何となく先が読めちゃうな〜とか思いながら観たら大間違い、
驚きの家族構成!!色んな意味で異常ってわけね!
それにしても父使えない、母強い!
だから浮気されちゃうんだゾw
ワガママ娘はうさぎうさぎってうるさいしw
反省しろ!
追いかけっこでは、下ではなく上へ、外ではなく中へ逃げる、セオリーどおりで、イラついてうっかり声出ちゃったよw
おんぼろゲートなんて車でぶっ飛ばしちゃえよ!
でも無駄に大きな音で驚かすような安い演出がないのは良いね!
そして、何よりこれはアントくんのストーリーだな。
アント、これからは幸せになってくれ!!
『胸騒ぎ』とは別の作品として、これはこれで楽しめた。
冒頭からの幾つかのシーケンス、台詞、登場人物の名前やキャストの雰囲気まで、リメイク元の『胸騒ぎ』に忠実なようだけど、反面、それこそ冒頭から『胸騒ぎ』 より分かりやすい作り。リメイク元から離れ始めてからは普通のスリラー映画になった印象だけど、別の映画として、さらには『胸騒ぎ』の溜飲を下げるという意味でも楽しめた。
『スピーク・ノー・イーブル』 には、『胸騒ぎ』 にはなかった要素がいくつか付加されているんだけど、招待側の夫婦が歳の差カップルで、実は、十数年前に年端のいかない妻を夫が無理やり妻にしたらしい、とか、『胸騒ぎ』より少し年齢を上げた(それでも12歳)被害者家族の娘を、招待側夫が妻の後釜に据えようとした展開は、「胸糞」と言って楽しめるようなものではなく、そこは単純に、きわめて不快だった。
お・も・て・な・し
イタリアで知り合ったイギリスの田舎に住む家族に誘われて、週末その家族のお家で過ごすことになった一家の物語。
まずはジェームズ・マカヴォイの猟奇的な役柄が個人的には気に入っています。プールサイドでイスを思いっきり引き摺っていく時点で危ないにおいが漂います。
「胸騒ぎ」よりもスカッと描かれていて、サイコ夫婦の秘密も分かりやすかったです。
ラストは安堵とは言えない何とも言えない後味です。
全75件中、41~60件目を表示