「明日も来るか?少しは来そうだな」オアシス ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10 ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
明日も来るか?少しは来そうだな
まさかの再結成報道後、急遽公開となった本作。決して熱心なファンではないのだが、90年代UKロックの寵児ということで気づけばスタジオアルバムは全部持ってるし、増井修のロッキング・オン天国を今さらながら読んだばかりだったこともあって、90年代気分が盛り上がり鑑賞。
フルフルのノーカットライブは特別料金2300円を払ってもTOHOシネマズ日比谷のプレミアムスクリーンで音圧を感じながら観られたのがよかった! 大波に揺れる25万もの観客の海や声を枯らす一人ひとりの表情、ギャラガー兄弟のダサいファッションや挑発的なMC、ジョン・スクワイヤのサプライズ登場などなど、当時のアナログ映像は、宵の口スタートのため高感度設定のざらざらぼやぼやでも会場の熱狂が伝わってきた。
3年前に公開されたネブワース1996のドキュメンタリーは、曲を途中でブツ切ってはファンのコメントが入る構成で、かなり消化不良感があったのだが、本作は全盛期のヒット曲をフルコーラスで聴けるので満足度高し。帰路もセトリに合わせてオアシス聴いてしまったよ!
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