「F**kin' great!!!」オアシス ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10 おひさまマジックさんの映画レビュー(感想・評価)
F**kin' great!!!
90年代ブリットポップの最強名盤「Morning Glory」を引っ提げ、ロックバンドのスター街道を猛爆進!!大々上昇中のギャラガー兄弟が吠える、歴史的ライブッ!!
こんな感じの手書きポップが店頭に踊るタワレコやらHMVやらに毎週通ったよ~あの日あの時あの場所で。公式アルバム・EP・シングル・VTRだけでは飽き足らず、ロッキング・オンのインタビューは欠かさず読んでさ。ブートレグ屋に行ってはボロっちい再生機でVHS視聴→小遣いはたいて購入。なーんてコトやってたリアルタイム世代おっさんが通りますよ~(^_^;)
しっかし、やっと見れた本作!
上映期間のがすとこだった(゜o゜;
ひさびさのネブワースは懐かしくもあり、しかし古さを感じさせないリアム独特ファッションセンスのおかげもあって、映画館内にてしっかりタイムトラベルを楽しむことができました。
この頃のリアムは喉の調子なんてまったく気にもかけてない勢い。高音も気持ちよく伸びていくわで何でもござれの無敵ロックシンガーっぷりを堪能できた。レノンとジョン・ライドンを足して2で割ったような声と言われていたね。この後あたりから更に声にディストーションがかかりオラオラ感が増していくのだけど、反比例するようにライブパフォーマンスは不安定になっていったなあ。つまりネブワースの時期が文字通り最高かと(^^)
かたやノエル。この頃はヴォーカリスト/ギタリストとしての彼はまだ弱さがあったね。創作家としての才能はご覧の通り大爆発しており、当時のシングルB面曲を並べると名盤アルバム1枚になってたというほど(^_^;) イケオジ風に渋みがついた現在は落ち着いた大人の楽曲とともに素晴らしいライブパフォーマンスを見せていますねえ。
そんな、向かうところ敵なしのギャラガーズが最高の舞台、そして雲海のようなメガ・オーディエンスとマッチアップしたネブワースは最高に決まってるじゃないか。Oasisライブパフォーマンス自体の完成度はその後も上書きされていきますけどね。
本作では特に
「Be Here Now」に入る2曲もすでに演っていたのが改めて新鮮!
前曲のドント・ルック・バックにリアム絶対対抗心バリバリ笑 ”はやくやろうぜ”ってMy Big Mouse ヤバい、こんなにカッコよかったっけ…(^_^;)
シャンペン・スーパーノヴァのウォールオブギターにノックアウト・・・ボッコボコにシビレた~~
ホントは全曲レビューしたいくらいだけどやめとこ。
リーク情報によると1年後の復活ライブは国立競技場(ウワサ)
待ってるぞー!!!オゥエイシス!オゥエイシス…!
共感ありがとうございます。
自分もUK版シングルから買い漁ってた口です、“サムマイトセイ”のサバがなんか印象的。ロッキンオンに相当かぶれてたんでしょうね。今作を観るとあの頃を思い出して気恥ずかしい、ネブワースの頃はちょっともう醒め気味でした。
やっぱり再結成するんですね〜少し複雑な気分です。