「これは見ようによって神社側のプロバガンダに見えてしまう」鹿の国 ムネマムさんの映画レビュー(感想・評価)
これは見ようによって神社側のプロバガンダに見えてしまう
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鹿を殺すところも、映画なのだから、全てしっかり見せて欲しい。
「神事」の良し悪しを決めるのは一般人側の話だ。
私はどちらかというと、神事に寛容な方だと思う。むしろ伝統あるものをこういう時代だからと、無理に変えたいなどと思わない。一人一人がよく考えればいい話だと思っている。しかし、この映画の作り方では、“伝統は素晴らしい”ではなく、神社側が作らせたのか?と邪推してしまう。
余計なナレーションや音楽を入れず、鹿と人間との間に培われて来た共存関係を深く見たかった。神事を見せたかっただけ??
よく分からない映画だった。またドキュメンタリーから脚が遠のく作品を見てしまった。
せっかくいいドキュメンタリーがあってもこれではね。ドキュメンタリーは画作りじゃないんだよな、と再認識。
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