劇場公開日 2025年7月4日

この夏の星を見るのレビュー・感想・評価

全183件中、61~80件目を表示

3.5王道青春群像劇

2025年7月22日
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鑑賞方法:映画館

癒される

コロナ禍で学校活動を奪われた中高生がオンラインを駆使して同時に星空観測を行い、特定の星をいち早く見つけることを競う「スターキャッチ」に挑む青春群像劇。
設定からしてジュブナイル映画なのは明らかで少し恥ずかしいが、脚本が期待の新人森野マッシュの初映画作品なので鑑賞。
2020年新型コロナパンデミックにより登校や部活動が制限される中、茨城の公立高校天文部に所属する溪本亜紗(桜田ひより)の提案でリモートで各地を繋ぎ特定の星をいち早く探す競技「スターキャッチ」を提案。渋谷区の中学、長崎五島の高校生が参加。その活動が全国に広がっていく。
辻村深月の同名小説の映画化であり、王道青春映画は想定していたが、映画作品としての新しさや攻めた内容も期待したのだが、凡庸であった。この内容ならテレビのドラマで充分。
製作側も難しさを語っているが、コロナ禍での表現であるためほとんどの出演者がマスクをしての演技である為、まるで感情表現がわからない。
また、3カ所の学生たちの群像劇であるため感情移入が分散してしまい印象が弱い。溪本亜紗が主役扱いであろうが軸として弱いのでは。個人的には五島の佐々野円華(中野有紗)のほうが魅力的で五島の豊かな自然も含め印象的。
映像表現としては瑞々しく、山元環監督の才能は感じられる。
若い世代には共感できる内容ではないかと思う。

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kozuka

5.0危うく見逃すところだった。

2025年7月21日
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鑑賞方法:映画館

コロナ禍によって青春を奪われた世代の物語          純粋 そんな事を感じさせる良い映画を観ました。                      2時間の作品ですが構える必要も無く早い段階から感情移入が出来ました。観客を驚かせるspectacleやactionが無いにもかかわらず惹きつけられるのは丁寧且つ緻密に創られているからでしょう。                        主人公が天文部に所属しているので地味なのは致し方ない。映画は娯楽のひとつであるけれどもそういった物差しで測ってはいけない。上手く説明出来ませんが🤔                   茨城県土浦 東京都渋谷 長崎県五島           それぞれの舞台で物語が展開します。上映中 自分の事の様に感じられて身につまされます。               桜田ひよりさん 澄んだ瞳をしていて魅力的な女優です。彼女と同じ2002年生まれの女優といえば           清原果耶さん・蒔田彩珠さん・南沙良さん 映画界の未来も暫くは明るいですね。

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麻婆春雨と担々麺 大盛

4.5おもいが繋がる瞬間に涙

2025年7月21日
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泣ける

若い俳優さんたちが皆すばらしい。
六等星の青春時代と思わないでほしい。
キラキラは自分達でキャッチすると教えられる名作です。おもいが繋がる瞬間に涙しました。

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ken

3.5原作をほぼ忠実に再現。それはそれで良し悪しがあって。

2025年7月21日
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鑑賞方法:映画館

「この夏」とは2020年の夏。緊急事態宣言が出て学校がみな休校となり甲子園大会も中止となったあの年である。オンラインで繋がって天体観測をする中高生たちの姿を描く。
辻村深月の原作本は文庫本で2巻、600ページほどの大作である。映画は、ほぼ忠実に原作を再現している。オンラインで繋がる、という主題にのっとって、舞台となるのは茨城県土浦市の高校、東京都渋谷区の中学、長崎県五島の高校と天文台と多岐にわたる。これらの学校の生徒たち、教師が物語の登場人物だがかなりの数になる。そしてそれぞれの人物に背景がありお互いに影響を持ち合うのだからなかなかに複雑である。原作を読んでいなければ映画だけで理解するのは難しいかもしれない。
最近、よく思うのだが、小説にせよ、漫画にせよ人気のある作家の作品であればあるほど、映画化にあたって忠実にすべてを映像に置き換えようとすることが多くなってきたような気がする。もちろん作者がそう指定する場合もあるだろうし、原作に対するリスペクトが強ければ強いほどなるべく切り刻みたくないという心情となるのも理解できる。でも私はもっと脚本は自由であってよいのではと思う。
この映画はスターキャッチコンテストが完了した夏の終わりをもって終止符を打つべきだった。原作と同じく映画も秋から冬へ、ISS観測会のある12月へと進んで行くのだけど。凛久の姉花楓のようにそこまで登場しない人物もいるし、凛久の身の上の変化のように秋になって起こることもある。だから原作に忠実であろうとすればどうしてもそこまで話を続けなくてはいけないのかもしれない。でも映画ではスターキャッチのルール説明のシーンや競技そのものの状況など原作にない部分を描き込んでストーリーに膨らみと説得性をもたせることに成功している。だからここまでで完了させたほうがより感動的だったし見やすくなったと思う。そこは原作に対しても感じていたことなんだけど。
中学生、高校生を演じた若い役者たちはいずれも好感がもてる演技だった。ただ溪本亜紗を演じた桜田ひよりさんと、佐々野円華を演じた中野有紗さんは劇中人物よりやや年上ということもあり、少し落ち着きすぎているかなとも感じた。やっぱり10代の子たちはもっとヒリヒリしていて不安定だし、それはコロナ禍のこの代の子たちは尚更だと思う。その点、原作ではちょい役だけど映画では役を膨らませた福田小春役の早瀬憩さんと、中井天音役の星乃あんなさんは年相応で良かったですね。そして土浦の土星、木星コンビの二人の高校生、めちゃくちゃ可愛かったです。

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あんちゃん

3.0老人が観る映画ではなかった。

2025年7月21日
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先日誕生日を迎え、古希になった。高評価レビューが多いから鑑賞してみた。

中高生向きの青春映画で、正直なところ老人が観る映画ではなかった。それはあらかじめ分かっていたことだけど、映画好きとして若者向けの映画も観ておかないと、沽券にかかわるから。

私の感受性はもう錆びついてて、青春の鬱屈さは遠い昔のこと。なんとなく理解はできるが、心を揺さぶらせない。映画の出来が悪いのか、私の鑑賞力が落ちているのか。たぶん後者だろう。

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いなかびと

3.0コロナ禍の青春群像もの

2025年7月21日
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2020年のコロナ禍で高校生活を送った天文部の群像もの、恋愛要素はなくて爽やかな青春の話でよかった。

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サート

4.5青春

2025年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

癒される

全ての学生さん達に教室でこの映画を流して欲しいって思うぐらい色々な感情がこみあげてくる素晴らしい作品でした♪

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あやみ

人によっては入学から卒業までの丸々3年間が、コロナ下での学校生活だったという不思議でまれな体験をしたのだなと思った。

2025年7月20日
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鑑賞方法:映画館

コロナ下(禍?)で天文部の夏合宿がなくなる。部活だけでなく、あれもダメこれもダメとういう中で、オンラインで他校とつながり盛り上がる。
追い込まれると人は打開策をいろいろ考えるもんだなと感心した。

今頃レビューを上げたが、実は2025(令7)/7/ 4 ㈮初日に鑑賞 (^^)。

追記
さっきISS見ました。
2025(令7)/7/ 19㈯、時刻は21:19:30頃から15秒ぐらい。東京 北北東 高度(仰角)10度。
高度が10度と低く観測条件としては今一。
薄い雲があったけど見れてラッキー♪ヽ(´▽`)/

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マサヒロ

5.0観終わった後の心地良さが全て

2025年7月19日
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幸せ

恋愛要素は、ほとんど無い。でも甘酸っぱい。
東京中学生役の女子が特に印象に残った。
suisさんの唄声も良かった。
いい歳したおっさんだけど
いつまでもこういう映画に星5を付けられる自分でありたい。

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ezra Z

3.0ひとつに

2025年7月19日
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鑑賞方法:映画館

91本目。
鬼滅に侵食されて、作品探すのに一苦労。
それに仕事のストレスで愚痴っぽいから、気を付けねばと。
なんか青春って感じの清々しさ、コロナ禍の中で、踠いて模索して、ひとつなってく、団結力にウルッとはした。
演技経験の2極化も感じるけど、経験浅い人の新鮮さが、逆に合っていると思う半面、経験者の芝居してる感が、邪魔に感じたりもする。
でも本筋ってどれなんだろう。
えっそれっ?て終わり方。
悪くはないけど、自分の中ではその前だろうと思うんだよなあ。

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ひで

4.5星を観たくなった

2025年7月19日
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鑑賞方法:映画館

スターキャッチ、とても面白そう。亜沙さんに元気をもらった。

コロナ禍の過剰な対策を風刺してるのも良かった。
夜だから薄暗かったり、みんなマスクをしているので、誰が映っているのか誰が話しているのかわかりにくいことが時々あった。それも含めてコロナ禍の記憶ということだ。

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ばななチャンプルー

4.0だって、心底そう思ったのだからしょうがない

2025年7月18日
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鑑賞方法:映画館

今週公開作品に観たいものがなかったため、観逃していた作品から大変に評判が高いと聞く本作をチョイス。今週公開の某アニメ作品目的のお客さまで大変に賑わう中、TOHOシネマズ日比谷にて8時40分からの回を鑑賞です。
物語のメインは2020年、COVID-19感染拡大による緊急事態宣言で決定的となった行動制限、自治体や職場或いは学校ごとに設けられた制約、そして不確かな風評によって多くの人に生き辛い思いをもたらした「あの時期」に学生時代を送ることとなった少年少女を中心に語られる青春群像劇です。舞台は茨城にある砂浦第三高校の天文部を中心に始まり、誰もが不可能と考えていたスターキャッチコンテストを「何ならできるか?」を考えつくしたアイディアと、「達成する」と決めた強い決意を基に企画。その熱意は間もなく、いろいろあって悶々としていた東京、長崎に住む数名に届いて伝播し、ついにその夏、4地点がオンラインで繋がれてコンテストが開催されます。
その後の現在において、「コロナ世代」という括り方もされることのある若者たち。私自身は独身のため、「その手の話」は他から見聞きするものだけだったとは言え、第一印象はやはり「気の毒」と感じることばかり。何とか登校は出来ても多くの制約下のなか、出来たはずの体験と身につけられたはずの経験を諦めさせられ、我慢ばかり求められた彼や彼女たち。ところが、本作を通して「それでも何かを成し遂げたい」ともがく若者たちを見れば、恐らくは(知らないだけで)現実にも同様のムーブメントが様々に起きていたのだろうと、自分が見くびって考えていたことに気づいて反省します。
本作、まず学生役を演じる方々に見る神々しさにただただ感動させられ、また、もどかしいことばかりでも何とかして導こうと尽力する指導者たちを尊敬、、、なんて、学生物映画における「古典中の古典」のベタな評価と判ってはいても、「だって、心底そう思ったのだからしょうがない」と開き直ってでも言わずにはいられません。
序盤こそ、「そのまま電話出たらハウリング起こすよ」とか、当時の首相や知事をモノマネしたような音声情報が妙に気になったり、些末なことに気を取られて先を心配しながら観ていましたが、中盤以降は劇的な展開とキャストたちの素晴らしい演技に感情が高ぶり、最早、落涙を越えて嗚咽を押さえるのに必死。特に若者たちのうちに何人かは初見の俳優さんもいらっしゃいましたが、どの役にもはっきりと認識できるキャラクター付けがされていて「端役」は一人もおらず、俳優の皆さんもしっかり応えていて素晴らしい。敢えて一人に絞って選ぶとしたら、茨城・砂浦第三高校3年生で天文部部長・山崎晴菜役の河村花さん。後輩にも常に丁寧な言葉遣いで会話し、頼れる後輩でWエースの溪本亜紗(桜田ひより)と飯塚凛久(水沢林太郎)を信じて支える度量、そして物語後半の「電車内のシーン」にあるアクション、からの一言、は思い出すだけでまた泣いてしまいそうになります。
それにしても、辻村深月さん原作作品はやはり観逃すべきではないのかも、と思い直させられました。本作が長編商業映画初作品である山元環監督、良い作品をありがとうございました。次作も期待してチェックインさせていただきます。

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TWDera

3.5コロナ禍でもがく学生たちの強さ

2025年7月17日
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コロナで日常が当たり前じゃなくなり
いままで平穏だった人間関係が拗れる
そんな中でみえる新しいつながり。
人の脆さと強さの両面を丁寧に描写していました。

主人公の夢にむかってがむしゃらに真っ直ぐに進む姿は青春時代と相まって、星のように強く輝いて見えました。
その輝きに照らされて周りの部員の熱や思いもつよくなり、コロナじゃなかったら出会わなかった、やらなかった新たな挑戦につながっていきます。

話の途中で先生が言っていた
コロナで失ったと思いたくない
というニュアンスのセリフが、この作品の全てかなと思います。確かに日常は失われ、友情や経験、街同士のつながりなどが消えていきました。
が、何を失いたくないのか、失わないために何かできないのかを試行錯誤し、限られた楽しむ姿に強く胸を打たれました。

人間は欲深いです。あれもこれも欲しい、やりたいとよく思います。が、もし今この瞬間に何かやるなら、限られた中で何をしたい?と自分の本心に向き合い、一歩踏み出す勇気をくれる、心温まる作品でした

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さくら

4.0新型コロナウィルスの自粛期間というのはなんだったのだろう

2025年7月17日
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泣ける

興奮

ドキドキ

新型コロナウィルスが蔓延し出した2019年の学生たちの青春を描いた作品。
大人たちはコロナ禍を単純に「やり過ごそう」とする。
が、学生たちは今しかない貴重な一年であることを知っており、何かできないかと懸命にもがく。

自分が大人の立場で見ているということに気付かされてハッとした。
時間感覚の違い。
彼女たちは、大人たちよりもよっぽど「今この瞬間」を大切に生きているのだ。

登場する学生たちもなかなか個性が際立っていてどの子も非常に魅力的である。
そしてそれぞれに悩み、葛藤を抱えている。
学生だからこそ自分ではどうにもならない大人や親の事情で問題を抱えている。

しかしそれぞれが正面からその問題に立ち向かう姿に胸を打たれる。

茨城・東京・長崎の3拠点の学生たちが、星を通じて一つに繋がっていく高揚感が心地良い。
それぞれの地域の風景に重ねて流れる『ルックバック』のharuka nakamuraの音楽もマッチしていて素晴らしい。

また『PERFECT DAYS』の中野有紗も出演しており、今作でも彼女の演技が堪能できたのが個人的に嬉しかった。(しかも同作のニコと同じ雰囲気のキャラクターなので違和感がなかったという)

自分も学生時代に置いてきてしまった何か大切ものはなかっただろうか、とふと考えさせられた作品。
辻村深月原作。

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shingo

5.0面白かったです

2025年7月16日
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7月4日にイオンシネマ板橋まで13時35の回を観に行きました

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とっきー

3.5アニメの声優さんが喋るようなセリフ

2025年7月16日
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アニメのような映画だなー
いっそのことアニメでやってたらもっと素直に観れるんだろうなー思いながらも
ちゃんと涙は流れるし 心震わせられました。

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ain

4.0青春

2025年7月16日
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鑑賞方法:映画館

コロナ禍といういろんなことを制限をされた中で、オンラインスターキャッチというイベントを思いついて実現させる中高生たちの群像劇。
大きなたまねぎの下でで知った桜田ひよりさん目当てだったけど、映画自体も良かったです。エンドロールで、清水ミチコが出てきて、どこに出てた?って思ったけど、緊急事態宣言やステイホームの呼びかけの音声が安倍さんや小池さんの声とは違和感があったから、アレだったのかな?

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ふーちゃん

3.5私は宇宙に興味がない。

2025年7月16日
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原作未読。コロナ期に星を介して人と人を繋ぐはなしです。実際多感な頃に人と会うな、学校行くななんて全く悲劇だと思うよ、正直切なくて最後泣いたわ。

夜のめちゃ美しい空と人物のショットは合成だろうか?
グレーディングでなんとかなるのだろうか?
出演者女子部もたどたどしくも魅力的であった。
スターキャッチコンも実際茨城の高校が2015年からやっている物らしい。体育館の天体説明はいささかバカっぽかったが実にわかりやすかった。

気になったというか、見ずらかったのは前半各地の学生達を並行して描くのだが場所も学校で変わり映えしないし、みんな可愛いし、誰が誰だか分からんうちにあちこち飛ぶから頭がおいつかなかった。
描き分けがもう少しできると良かったと思う。

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masayasama

4.0若干期待しすぎましたが、正しくキラキラとして見応えのある青春映画でした

2025年7月15日
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桜田ひよりさん主演であることに加え、周囲の評価の高さを知って、少し遠くのシネコンまで足を伸ばして拝見してきました。

3つの地域と4つの学校を舞台としているせいか、序盤こそ散漫な印象がありますが、それらの線が集結する中盤から後半にかけて物語は力強く展開し、観客の心を鷲掴みにしていきます。
桜田ひよりさんだけでなく、早瀬憩さん、黒川想矢さん、中野有紗さん、星乃あんなさんなど期待の若手が揃っていることもあり、青春ものの映画の醍醐味も感じられます。

惜しむらくは中盤の盛り上がりから、ラストの盛り上がりまでの繋ぎの展開が若干冗長に感じられる点。物語上必要な描写だったと思いますが、一気に駆け抜けていただいた方が、映画全体により強い勢いが感じられたのではないかと感じました。

とはいえ、桜田ひよりさん最高!!!

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よして

4.0残されるべき映画

2025年7月15日
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鑑賞方法:映画館

映画というのは、自由に時代を選んで物語を紡ぐ事が出来る。時代劇、明治維新、戦時、高度成長期、バブル経済、平成不況、自由に時代を設定出来る。しかし、その時を生きて感じた者にしか残せないリアリティがあると思う。

コロナ禍、誰もが感じた喪失感、無常感、恐怖感、等。まるで戒厳令の様な静まり返った街。
その時の学生達は、大人よりももっと感じただろう思い。普通に通学出来ない毎日。体育祭や修学旅行等、奪われたイベント。
今、それを残さなくてはいけない。記憶が褪せていかない内に。
この映画には、その「時」のリアリティが映し出されている。
だからこそ、この映画は、後世に伝えられていくべき映画だと思う。

映画はコロナ禍でも、必死に今出来る事をしようとする学生達の姿を、数カ所の群像劇として描く。

中盤、スクリーンに満点の星空が広がるシーンで、不意に涙が溢れた。そういや、この歳の頃は星を見るのが好きだったな。宇宙に憧れたな。空を見上げてみよう。今度、星を見に行こう。
そんな風に思わせてくれる映画だった。

#この夏の星を見る

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naichin
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