アンダーニンジャのレビュー・感想・評価
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アクションとコメディのバランス
アクションエンターテイメント
原作未読、あくまで本作を映画として鑑賞。すっかりアクション大スターになった山崎賢人、マンガ原作の実写アクション作品で、またこの人が主演!と思うことも少なくない。本作もそう思ったところあり。作り手からの信頼が厚いのだろう。福田作品である本作も、納得のいく佇まいで、アクションのキレと飄々とした雰囲気で良い存在感だった。福田作品レギュラーの2名を除き、他のキャストは必要以上のギャグマンガ化することはなく、わりと見やすかった。妙な表現だが、福田作品は実写ギャグ漫画のようになることが多い印象で、個人的にそれがあまり得意ではないが、本作はそうなってない印象を受け、一応アクションエンターテイメントに仕上がっている。マンガ原作だと分かる描き方ではあるが、アクションにこだわった面白さを楽しめる仕上がりとなっている。
浜田美波の振り切った顔が凄い。やり切り方に凄い女優になりそうな予感。今後の彼女の変化に期待。
残念、笑・ストーリー・アクションどの要素も半端な感じ
俺はコメディーを越えてバカ映画と言ってしまった方が良いような振り切った福田作品のファン。 浜辺美波もお気に入りヒロインの一人なので、今作にも福田節を期待して観賞
【物語】
古くから日本各地に潜伏し、存在し続けて来た忍者。 戦後日本に進駐したGHQマッカーサーにより忍者組織は一旦解体されたが、忍者達は潜行し、今も世界各国のさまざまな機関に潜伏し、現在も約20万人の忍者が暗躍しているという。現代では「NIN」忍者組織として忍者を統括しているが、NINから脱退した忍者が密かに結成したUnder Ninja「UN」が不審な動きを見せていた。
あるとき、NINは戦中軍のスパイ養成学校だった「中野学校」の分校跡地にある高校に近頃UNが潜入している情報をキャッチ。NINの末端忍者・雲隠九郎(山崎賢人)はその高校に潜入し、彼らの目的・行動を調査するように命じられる。
転入生として学校に潜入した九郎は女子生徒野口彩花(浜辺美波)と出会う。 九郎は情報収集を進めながら彩花と親しくなって行くが、彩花は忍者同士の戦いに巻き込まれていく。
【感想】
今作はちょっとガッカリ。
今回は半端だったと思う。
忍者の2つの組織の戦いという、普通の映画っぽいストーリーの軸が一応ある。しかし、それがストーリーとして面白いかというと、ハッキリ言って全然面白く無かった。
では、ストーリーは置いておいて、笑えたかというと、残念ながら笑えたシーンはとても限られていた。
元々福田作品の真骨頂は「スジは一応あるが、そこは重要じゃない」だと思う。各シーンのバカげたギャグが一番重要。
今回なぜ、それが不発だったか?
そう考えると、今回はスジ、ギャグに加えて、アクションが有ったからかも知れない。この作品は忍者のアクションも売りになっており、福田監督もそちらに気を取られたか?
浜辺美波も(当然だが)可愛く撮られていたわけでもなく、ギャグが光ったわけでもなく・・・
彼女場合、TVドラマ“アリバイ崩し承ります”で見せたような、とぼけたような、あるいはちょっと抜けているような表現はキュートで上手いが、福田作品で求められる振り切ったすっとぼけた演技は得意でないようだ。
期待のヒロインも不発だったし、俺的はずっと低予算で製作されたと思われる“聖☆おにいさん THE MOVIE”の方がずっと好き。
原作に触れずに観て正解?
...だったような気がします
忍者アクションとギャグの連続で、一応最後まで退屈せずに楽しむことができました。
現代に忍者が多く存在する必然性とか、2大勢力(?)の対立軸とかの世界観・ストーリーの描き方や、SFアクションとしてのハード、ソフト両面の掘り下げが非常に雑に見えましたが...。
特に、ラストシーンへ繋がる伏線やストーリー構成は殆ど観客に意図が伝わっていない(分かりにくい)ような気がします。原作にも描かれているんですかね?
原作ファンが納得する出来栄えとは言えないのでは?という印象あり。原作はもっと面白いんじゃないかな~?というのが正直な感想です。結構な人気漫画だと思われるので。
ムロツヨシさんや佐藤二朗さんのオフザケが嫌いというわけではありませんが、別に映画館で、しかも忍者アクション映画の中で延々と見たい訳ではないです。また、主人公の(寡黙な?)キャラ設定からすると、ギャグパートのNGシーンをノリでOKにするのはちょっと映画全体(世界観とでも言いますか)との整合性を崩し過ぎかな、と思いました。
SFバトルアクションをナンセンスコントで繋いだ作品、とでもいいましょうか。ミュージカル映画で突然歌い出すのが不自然とは見なされないように、会話シーンがコントになっていてもそれはそういう様式です、ということですかね。
ギャグ、スベりすぎ
ニンジャアクションがかっこいい!コメディは蛇足
原作は途中まで読みました。
アニメ版は手塚プロのあまりよろしくない出来だったので、1話ぐらいしか見ていません。
映画版は楽しみにしていましたが、あまり評判がよろしくないようなので、期待せずに観にいきました。
で、やはり評判どおりコメディ部分がつまらないです。無理やり佐藤二朗さんとムロツヨシさんの出番を作ったという感じで、突然ぶっこまれるシュールな笑いは、むしろやらないほうが良かったかも。
ただ、原作もゆるいコメディパートがあるので、それを活かしたかったのかなあ、と。
で、本作の特筆すべきはなんと言ってもニンジャアクションパートです!
アクション映画によくある、激しさを表現するためにわざとカメラをブレさせたり、暗いところで素早いアクションやって何やってるか分からなかったり、いかにもワイヤーアクションな不自然な動きがあまりなく、忍者らしい独特の構えで独特の闘いをハッキリクッキリ見やすく魅せてくれます!
この分かりやすくカッコいいアクションを見てるだけで高揚感があります!
感覚的には往年のジャッキーアクションの忍者版といった感じです。
原作は「ザ・ファブル」のようにゆ〜っくり話が進むタイプのマンガで、アクションパートはまるでパラパラマンガのひとコマひとコマのように動きを細かく描いています。
このマンガならではの独特なアクションをどう描くかいろいろ試行錯誤があったんでしょう。その答えが本作のハッキリクッキリとアクションを見せ、ポイントでスローを使う、という表現になったんじゃないでしょうか。
アクションがあんまりにもカッコいいもんで、コメディ部分がホント残念です。コメディはいらないからもっと闘いを見せてくれ!ってなります。
コメディがやりたかったら映画じゃなくてドラマでやってくれればいいのに•••。
ところでエンディングのスタッフロール、CGパートは中国系の名前ばかりでした。
いやあ、時代ですねえ•••。
福田ファンとしては惜しかったな〜。。
う~ん
原作未読
残念過ぎる駄作が…幼稚な作品がまた一つ世に放たれた、、
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