アンダーニンジャのレビュー・感想・評価
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アクションとコメディシーンのバランスが良く、飽きずに独特な世界観に入っていける福田雄一作品では出来の良い秀作!
コメディ作品は映画向きかどうかの選別を作る前に厳しく行うべきだと「聖☆おにいさん」の映画を見て強く感じましたが、「アンダーニンジャ」については、まさに「映画」に適した作品だと言えるでしょう。
本作は、基本はアクションシーンが満載のアクション映画なのですが、アクション一辺倒だと飽きが出る面があります。
一方で、「聖☆おにいさん」のように、ひたすらコメディシーンのオンパレードだと精度の低いシーンが増えて、寒々しい状況を生んだりします。
そこで本作では、アクションとコメディをバランス良く構成し、誰もが作品の世界観に入り込みやすいような仕組みを巧く構築しているのです。
コメディシーンを得意とする福田雄一監督作品では、アクションシーンは別の監督に任せる役割分担がなされていて、本作は「コメディシーンの福田雄一監督✖️アクションシーンの田渕景也監督」による共作で、総監督を福田雄一監督が担っていると理解しておけばいいでしょう。
現代に忍者が20万人という規模で秘密裏に活動しているという作品の世界観は斬新で、2時間くらいの映画ではイマイチ実態が見えてこない面もあります。
そのため続編があるのが理想ですが、アクションシーンを中心に映像が凝っているぶん制作費が高い面もあり、ヒットしないと続編が見られない仕組みです。
美波ちゃんがカワイイ
敵側組織の名称をタイトルにつけるのは斬新だ。 仮面ライダーでいえば...
福田監督の悪ノリテイストが合わないジャンル、、、
意外と。。。
アクション映画かと思いきやコメディ感が強めの映画
以前から、予告を見て気になっていた映画を鑑賞することができた。
原作はコミックのようで、現代社会に潜む忍者の姿を描いた作品。
内容としては、主人公で下忍の雲隠九郎(山崎賢人)は、ある日戦後70年にわたり地下に潜っている「アンダーニンジャ」と呼ばれる組織の動向を探るため高校に潜入するなか、アンダーニンジャとの死闘が始まるという内容になっている。
福田監督特有の映画、笑いの要素も満載で面白かったしアクションシーンも良かった。
特に、山崎賢人さんとムロツヨシの掛け合いシーンは山崎さんが楽しそうで、思わずクスっと笑ってしまったし、浜辺美波さんの変顔は相当頑張ったなと感じました。また、佐藤二朗さんの演技もいつも通り面白くて楽しかった。
ラストは、正直中途半端な感じが否めませんでしたが、続編があるのかなと匂わせるような終わり方だったので、もし続編があれば見たいなと思いました。
当初アクション映画かと思っていましたが、意外とコメディ感が強めの映画でした。
〜2次元作品3次元化俳優山崎賢人〜
漫画原作ということを劇場来てから知ったが気にせずそのまま鑑賞。漫画やアニメの2次元作品を3次元化するにあたり、この人が呼ばれないことはない?くらいの頻度と個人的には思ってる山﨑賢人主演(本人はどう思ってるかインタビュー記事あったら読んでみたい)なので、まぁそれなりにまとまってんだろって先入観で鑑賞。アクションシーンはさすが。ヒロイン浜辺美波だったのでそこも個人的には加点。敵役にはこれまた武道系には欠かせない山本千尋さん。これも個人的には加点要素。
とはいえ、原作知らないから深い評価は難しいけど、山崎賢人が出る2次元作品の実写化作品の中では最もギャグが多めかな?木南晴夏さん演じるキャラとの絡みのギャグが特に個人的には面白かった。木南晴夏さんも好きなので、、、あれキャスト見たら加点要素多い?それが観た目的か?笑笑
面白いっちゃ面白いし、続編ありそうな終わり方だったけど、続編観て尚更作品として面白いのかってとこが気になるかなぁ。
星4だけど星3.8に近いイメージ。細かいこと気にしないで観るには良い良い。
あ、これ監督はあの人だ
福田組、全開!
福田雄一さんが監督したら、なんでも福田スタイルのモノになる。
佐藤二朗さんムロツヨシさん含めて。
僕は佐藤二朗さんが、まだ売れていない(小劇団演劇にゲスト出演していた)頃から注目していたし
何をやってもマンネリでも笑えるので
(僕自身が壊れていると思う)キライではない。
(その為に映画館へ必ず行く程では、ないが。)
ムロツヨシさんのブラ姿は笑いを通り越して、
見てはいけないモノ(犯罪か性倒錯)をみてしまった衝撃と恐怖を感じて、笑って済ませられなくなった。
おふざけも程々にお願いしたい。
いつもの福田作品、それ以上でもない。
ただ、役者の皆さんは福田お笑い劇場に忠実で感心。
浜辺美波さん、やはり素敵で(僕自身はこだわりないが)
ハデだけどイイ子を的確に表現。
アクションが観ててコメディ
福田監督作品の中では上位じゃないかな
福田雄一監督作品はクセがあると言っていいだろう。コメディは観る人との相性が重要だと思うが、福田監督の場合、感性が独特だからなのか、かなり人を選ぶからだ。
コメディシーンばかりで押し切られると視聴が厳しくなるものの、この作品に関してはアクションパートが多く普通に楽しめた。
あいかわらずクド目なコメディはやっているのだが、全体的に過去作に比べ少なく、且つ、主演の山﨑賢人が楽しそうだったからか、コメディパートも楽しかった。
浜辺美波は好きだし才能あると思うけれど、コメディエンヌとしてはそんなに良くなかったかな。相当頑張ってる感はビシビシと感じたけれど。
あとはアクションシーンか。コチラはかなり良かったんじゃないか。アクションメインの作品と遜色ないハイクオリティだったと思う。
全体的に無難な娯楽作品で、個人的には悪くないと思った。面白いからオススメってほどではないところが福田監督らしいかもしれない。
「遊びゴコロ満載」?〜コミック実写化なんだから、これくらいやらないと世界観だせないかな。
2025年公開、配給・東宝。
【監督・脚本】:福田雄一
【原作】:花沢健吾〜『アンダーニンジャ』
主な配役
【雲隠九郎(十郎)】:山﨑賢人
【野口彩花】:浜辺美波
【加藤】:間宮祥太朗
【鈴木】:白石麻衣
【蜂谷紫音】:宮世琉弥
【猿田】:岡山天音
【山田美月】:山本千尋
【瑛太】:坂口涼太郎
【担任】:シソンヌ長谷川
【主事】:平田満
※他に「福田組」とされる佐藤二朗、ムロツヨシも出演している。
1.福田雄一監督作品
『斉木楠雄のΨ難(2017年)』とよく似ていた。
制服姿、学校が舞台、など設定自体に共通点も多いし、
主演級の女優に「顔芸」を仕込むところなどは全く同じ。
コミックが原作なので、やりすぎとまではいかないにしても、本作の浜辺美波や、斉木楠雄での橋本環奈に対しては少し気の毒に感じてしまった。
もちろん、原作に忠実に描こうとした結果なのだろうが。。。
コミックにどこまで寄せきれるか?に挑戦しているようだ。
2.忍者 vs. 忍者
原作を読んでないので、的はずれかもしれないが、
忍者の武器って、もっともっとたくさんあるのになぁ、
なんて思いながら観た。
一方で、宇宙空間からドカーンって、忍法の域を逸脱しすぎではないのか?
と心の中で突っ込んでみた(笑)。
とは言え、
冒頭の歩道橋シーンや、クライマックスの地下通路シーンは出に汗を握った。
女性キャラのアクションシーンでは、スタントと俳優の境目が、くっきりしすぎていたのはご愛嬌か。
3.まとめ
劇場で予告編『誰も観たことのない現代ニンジャエンターテインメントが幕を開ける!』に接して以降、
「面白そう、行きたい!」となっていたが、機会を逸してしまっていた。
6月にデジタル配信が解禁になり、早速観た。
予告編で強調されていた、「忍者アクション」より「コメディ要素」が多く配合されていて面食らった。
福田組と称される佐藤二朗やムロツヨシは、キーキャラクターではないという安心感からか、
おそらく、ではあるが、
アドリブがかなり多く、相手(山崎賢人)が笑ってしまっているシーンを堂々と本編に入れていた。
福田雄一監督の心の余裕が感じられた。
斉木楠雄と似ている、と書いたが
あれから8年、最も異なっていた部分かもしれない。
「遊びゴコロ満載」とみるか、
「悪ふざけ、内輪ウケ」とみるか。
いずれかで評価は二分されそう。
わたしですか?
ニュートラルです。。。え?ずるいですか?(笑)
最後まで楽しく観ることができました。
☆4.0
福田組で再構成された実写化
やはりと言えばやはりのコメディシーンの多さ。原作ではあっさり流される部分に尺を取りすぎている印象が強い。
道理で2時間越える訳だ。
原作自体が、主人公と目される雲隠九郎がソコソコ活躍してこれからどうなるって所で死んでしまう等読者を混乱させる内容。
組織同士の対立や攻撃衛星“遁”についての扱い等も徐々に出てくる。敵味方関係無く人はあっさり死んでいく。昨今は読者に緊張を持たせる意味ですぐ横の仲間があっさり死ぬ作品が増えたので、これも時流の流れと。
まぁ、こんな内容をどストレートに実写映画化は普通に困難だ。かと言って時流に乗った「キングダム」のような扱いになる作品ではない。
2作目を作れる保証もないだろうから、福田監督も原作に沿いつつ自分らしい演出でつくったのだろう。
福田監督が作ったらこうなるのは分かってる事だから、そこは仕方ない。出来れば「アンダーニンンジャ」の世界観が壊れない程度にやってくれれば良かったが福田要素90%位ある気がする。
名字のやり取りで引っ張り過ぎだろうし、会話シーンの度に漫才やってたらダメだろう…。
アンダーニンンジャらしさが見えなくなっちまうだろ?
心配した頃にラスト講談高校の惨劇でようやく「アンダーニンンジャ」の本領が…見え始めるけれど、原作にして数冊の内容…続編は作るだろう。
理由はソコソコ売れるから。
クールで、しれっとガッコイイ山崎賢人!!
大ヒット作品に出突っ張りで、健康は大丈夫かと心配する程だった
賢人くん、
福田雄一監督のコメディ映画に意外とハマっておりました。
雲隠九郎(山崎賢人)が潜入するクラスの、
美女・山田(山本千尋)が、ラスボス的な活躍。
鼻ほじりもも長くて、ここまでやるかー、
やっぱり福田雄一だー。
しつこいと言えば、作家先生の佐藤二郎は、何だったの?
編集者・鈴木が実は、アンダーニンジャで白石麻衣で、
佐藤二郎を好き💕・・・会うためにダメ出し?!
(意外な展開は、笑ったけど)
他の数々は、佐藤二郎さんのアドリブだったの?
原作漫画未読につき、地下組織、トンだの、ニンだの、
ロケットだの、戦前のGHQがどったら、とか、
ほとんどさっぱりぱり分からなかったけれど、
ニンジャは現代にも生き残っていて、
勢力争いを繰り広げているという設定らしい。
瑛太(坂口涼太郎)は、画面専有率の高い美味しい役、
だったし、
大きな白マスクでも白石麻衣は隠せない美女だし、
目と鼻しか見えない間宮祥太郎も隠し難いほど、イケ面だし、
クラスメートでおとぼけキャラの浜辺美波も、
変顔が可愛かった💘
ボイラー室の主事さんの平田満も生き残りのニンジャとして、
なんか存在感と安心感ありました。
強かったしね。
★全国変わった名字コレクターの雲隠九郎のオタクぶりが笑えた。
その割に、出てくる名前は、鈴木、山田、加藤、吉田と、、
多い名字ランキング上位者ばかり。
佐藤二郎が吉田なのもギャグ❣️❓
原作漫画のファンは、色々不満も多々あるだろうし、
膨大な原作のダイジェストなのかもと想像しますけど、
刀のぶつかるバキュン、ガシャン、ドカーンの爆音で、
アクションシーンになるといきなり本気モードで
緊張感が走る。
それなりに面白くて、意外と楽しめました^_^
「聖☆お兄さん」より、こっちのほうが出来は良かったかも……
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