アンダーニンジャのレビュー・感想・評価
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謎しか残らない
原作 アニメ その面白さを知っての実写版の視聴
比較は必ずある。
それを理解しての実写でもあるはずだ。
意外にむずかしい内容のこの作品
特にアニメ
まさかまさかの主人公の死という意外性 物語としての破綻を感じ得ない設定
鼻がもがれた「山田さん」に仰け反るエイタ
そして見てしまった切り取られた九朗の頭部
そして忍者20万人分のデータが盗まれ、破壊された講談高校
実写版で描かれなかったのが「そこ」
コメディとシリアスが同居する作品
そのコントラストが堪らなく面白い。
そしてこの本質は至ってシリアスだ。
最も気になったのがこのタイトル
その真逆に位置する主人公らの組織
アンダーニンジャとは、山田ミツキのこと
アニメでは彼女のことが少し語られている。
さて、
この作品 その雰囲気はアニメを知っていてこそ理解できるものだと感じた。
それぞれのパートに登場する特徴的な人物
そこに有能な俳優をあしらったのは素晴らしいと思うが、やはりどうしても「後付け」感が否めない。
そして、
そもそもこの物語は非常に奥深く難解で、かつ世界観の枠がまだわからないという問題を残している。
対戦軸 アンダーニンジャそのものの全容がまったくわからないということ。
表面に出た「山田さん」と抜け忍からスカウトされた「猿田」
中途半端な立ち位置の「主事」
アンダーニンジャ タイトルであり通称UNの目的
視点が「NIN」という組織 そしてこちらから見た物語
基本的な設定をぶち壊すかのような視点
何もかもわからないままで終わってしまうこと。
UNの目的だった人工衛星「瓲」(トン)から情報を盗み出すことと講談高校の破壊の意味。
それを達成して、主人公雲隠九朗を倒したこと。
何もかもがわからずじまいで終えたこの「シーズン1」
何より、これを実写化した意図
面白さと謎がこれほど交錯する作品も珍しいと思うが、何故実写版では山田が死んだのだろう?
それもまた謎で、そもそも物語の枠が見えないことこそ面白さなのかもしれない。
見てられない
雲隠は全国名字ランキング第…
原作コミックやアニメは人気らしいが、この実写映画は…。だって、監督はアイツだもん。
端から期待下げて見たのだが、その割には…。
福田の近年の作品ではまともな方。最もそれは元々のコミックの魅力によるだろう。(じゃあ、『聖☆おにいさん』は…? あれは福田がバカ色に染めてしまったから)
外国人にはワクワク、日本人にはツッコミ満載。もし、忍者が現代でも暗躍していたら…?
時々ある定番ネタだが、何だかんだ素直に面白味あり。
忍者組織“NIN”に属する主人公のニート忍者・雲隠に“忍務”が下される。戦後から長年地下に潜むと言われる忍者組織“アンダーニンジャ”=通称“UN”を探れというもの。情報を元に、その手掛かりとなる高校に潜入する…。
忍者は現代で言う所のスパイ。“忍務”アクションととんちんかんな学園ライフのニンジャ・エンターテイメント。
仲間も忍者、敵も忍者。忍者やくノ一の特性を活かしたキレのあるアクションがなかなか本格的。
白石麻衣vs岡山天音、宮世琉弥vs岡山天音もエキサイティング。
クライマックスの山﨑賢人vs山本千尋の“キングダム対決”は最大の見せ場。『キングダム』で鍛えられた山﨑クンもぶりっ子だけどターミネーターばりにタフな山本千尋に大苦戦…!
もっと真面目な忍者アクションかと思ったら、コメディ要素もかなり多い。ここ、結構賛否分かれてるようだが…。
また福田がバカ色に染めたか…と思ったが、原作も“シュール・コメディ”となっている。で、このコメディ要素も明暗分かれる。
原作に沿ったコメディシーンはきちんと笑えるのだ。木南晴夏演じる川戸さんの無理難題、山﨑クンのいい感じの脱力感。この世間知らずさは『ザ・ファブル』の佐藤くんや『ベイビーわるきゅーれ』の二人といい勝負。何故か名字にこだわる雲隠。沸騰ワードの名字研究の先生と珍しい名字トークで盛り上がれそう。
しかし、またまた福田がバカ色に染めると…。性懲りもなく撮影合間に撮ったような山﨑クンとムロツヨシの押入やり取りはクドくてうんざり。
まあ個人的には、浜辺美波のツンデレな久々のキュートなコメディエンヌぶり(『屍人荘の殺人』以来かな…?)を見れたのが良かった。あの全力ヘン顔…!
山本千尋も超絶鼻ほじ、白石麻衣のミニスカアクション。女優陣が良かったね。
上忍、下忍、忍務にあぶれたニートなどの忍者カースト。
忍者組織の陰謀。
岡山天音演じる抜け忍の残虐さ。
クライマックスは衛星絡む宇宙規模のスケールへ…。
クライマックス戦で主人公の九郎がまさかの死亡。ラストシーンに瓜二つの十郎が登場。Wikipediaでちょいと調べてみたら原作通りで、スマッシュヒットもしたし続編も作れそう。
本当に福田の作品ではまともな方。いつぞやの志村けんの人生を描いたSPTVドラマ以来かな。映画だといつ以来だ…?
まともにやればまともに出来る。
なのに、コイツはまた…。
年末に今度は『新解釈・幕末伝』。しかも、ムロツヨシと佐藤二朗のW主演で…。
ディープなファンが多い幕末の物語をまたバカ色に染めたら…。
『新解釈・三國志』の二の舞。
やめとけって。殺されるぞ、マジで!
ちなみに“雲隠”は全国名字ランキング不明でした…(>_<)
顔がそのまんま
山崎賢人さんの実写が雲隠すぎてすごいです。
めちゃくちゃ似てます。
この作品のためなのか?わかりませんが
胸板が厚くなっており、Tシャツの奥の筋肉をとても感じます。
忍者のバキバキな内側の筋肉をしっかりついているような体格をしていてびっくりしました。
また福田さんが監督ということもあり、コメディ要素も加わるのはわかっていましたが、一個のシーンを思ってる3倍引っ張ってきます。
隣の部屋と繋がるふすまを開け閉めするシーンが
あんなに長いとは流石に思いませんでした。本人たちも笑っちゃってたし福田監督らしさが出てましたが、本当に長いです。笑
顔に鼻くそパタパタするシーンも長いし本人たちが笑っちゃってるのが面白くて笑っちゃうみたいな流れもあるんだと思いますが、本人たちは面白いけど、アンダーニンジャとして認識して映画見てるこちらは、なっげ!wでした。
キャスト選びは、いつもの福田組の方々ばかりでしたが、キャラクターにちゃんとハマる人を選んでいて良いなと思いました。
猿田が本当に猿田すぎて、実写するなら絶対この人にやって欲しいと想像してた通りの俳優さんが選ばれていたところがすごく嬉しかったです。
漫画の内容自体については忠実に再現されてたと思います。
そこにプラスでコメディ要素が強く入れ込まれている感じの作品でした。
悪くないけど一つ一つのシーンの進展スピードが遅いなぁって感じる場面も多々ありました。
「コメディ」というより「アクション」を楽しむ作品
大前提として福田監督の作品が好きなんですよ。
ただこの作品に関しては面白いものを作りたかったというより、この人を起用したかった、が強い感じがしました。
つまり演者先行に見えてしまったという感想です。
それを感じ始めたのはブラックナイトパレードあたりからだったと記憶しています。
福田監督ってよく「おすすめの俳優さん・女優さんいませんか?」とSNSで聞いてる印象があって、自分が元々起用してみたかった方と、知らなかったけどたくさんおすすめされて起用に致った方の両者いらっしゃると思うんです。
新鮮さも必要ですし、初めて起用した方が凄くコメディに向いていた!ってこともあると思います。
なので決して福田組初参加の方が悪いとか、演者先行が悪いとかじゃないんですけど、ここ最近の傾向を見る限り、コメディ不向きの方が多いなと感じます。
これはお芝居が上手い、下手とは別問題なので、人間が「この人がやると面白いな」「この人がやると何やっても笑えないな」という感覚的なものかと。
もちろんコメディに向いている方にたどり着くのも簡単ではないと思いますし、まず起用してみないと分からないという部分は大いにありますが、ここ最近の作品で福田組初参加の方のほとんどがあまり向いていないなと感じます。
だから同じ演者さんで固まってしまうのかもしれませんね…ある種監督にとってもスランプなのかも…
アンダーニンジャはそもそもそこまでコメディ要素は強くないと思ったので、アクションメインで見る分にはそこそこ見応えがありました。
個人的には間宮さんと山本千尋さんのアクションが好みです。
また次回作で新しい方を起用される様子が伺えますが、コメディに向いてる人が何人か思い浮かぶ中、起用されていないことがもどかしいです。
また今後の作品に期待です。
?!?!どういうこと?
題の通り、見終わっての感想、第一声は、「どういうこと?!」でした。
ニンジャと言えば日本のかっこいいアクション!そんなアクションを期待しつつ、原作は見てないので、どんな話だ?と思いながら視聴。
ちょいちょいコメディもはさみつつ、期待していたアクションシーンもかっこいい!
個人的には主人公の足指使いに、修行を積んだだけでない天性の才能を感じ、「おおっ」と感動。この先の成長ぶりが楽しみ…………え?最後、アナタダレ?ドウイウコト?
っていう映画でした。
原作読めば、また違う感想なんでしょうね。
酷評の嵐だったけど、可もなく不可もなくかなぁ
原作通り、出演者も豪華
福田雄一 監督演出の是非とは‥
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
福田雄一 監督の作品で個人的な成功作は、やはり映画『銀魂』だろうと思われます。
世界観の厚み、アクションの充実、なによりストーリー展開の面白さと役者陣の魅力があったと思われます。
その上での、福田雄一 監督に特有の内輪的な役者のノリが一服感を与え、作品のアクセントになっていたと思われます。
しかしながら、今作の映画『アンダーニンジャ』は、世界観に厚みが感じられずストーリー展開はやや一方的で、アクションには見るべきところもありましたが、内輪的な役者のノリが対比として生きない、内容的な薄さを感じてしまう作品に残念ながらなっていると思われました。
素晴らしい俳優陣が揃っているのに、これはさすがに頂けないと思われました。
今起こっている芸能界やメディアの世界での問題のように、福田雄一 監督の内輪的な役者のノリの演出は、現在においては浮いてしまっていると強く感じざるを得ないと思われました。
また、今は映画の値段も2000円前後と高くなり、値段に匹敵する質と満足度を見せないと今後苦しくなるとも思われます。
福田雄一 監督は、内輪ノリの前に、物語中身と世界観と人間描写にリアリティ厚みをもたらせるように集中し直す時期なのではと、僭越思われました。
そうでなければ対比としての内輪ノリ演出も生きない、共倒れだと感じ、今後のリベンジを僭越強く願っております。
(主人公・雲隠九郎役の山﨑賢人さんや、山田美月役の山本千尋さんなどの、アクションは良かったとは思われました。)
私には合わなかった
酷評なんてありえない最高の作品
アクションとユーモアが。
ストーリー内容がアニメを忠実に再現!!ですが…
映画上映前の宣伝で気になったので観ました。
結論メッチャ退屈な映画。
長いギャグパート、なんか下着を盗んだ事によりいじめられているクラスメートとの友情シーン、そのいじめっこの◯され方、物語後半の謎の冒険による主人公の地下探検、そして主人公のシ。
うーん…正直終始眠かった。退屈過ぎた。
この映画や漫画が好きな方にはごめんなさいですが、僕には何一つ心揺さぶられませんでした。
★☆☆☆☆
※アニメ視聴中(第9話まで)2025.5.1記載
映画を観た後、アニメはどーゆーものなのか、気になっていたのでサブスクで視聴。
それを踏まえて改めて映画の感想を言いたくななったので記載します。
まずアニメを観て改めてこの映画を良いと感じた部分。
原作アニメ(もしくはマンガ)のストーリーの要所となるポイントを忠実に映画では再現しようとしているところが原作者へとリスペクトを感じた。
原作アニメやマンガが好きな方なら確実に観て、「あ!!ここ観た!!」等の再現で楽しめる内容になっていると思う。
更に演じている役者の方々も迫真の演技で、原作の面白さが伝わりやすくマンガやアニメの世界観へすぐに没入でき観いることになるだろう。
ただ、映画とアニメを見比べるとやはり映画の方が劣ってるように感じた。
理由としては、まず、このアニメの笑いの取り方。原作のアニメでは、ギャグパートは面白いことを面白くなさそうに淡々と進めて笑いをとっていくシュールなスタイル。
対して、映画の場合は、配役のキャラクターでボケをカマしていくかなりパワースタイルな笑いの取り方。これに関しては、キャラ濃いめのギャガーが演じてるのが裏目ってるように感じた。
この辺りが原作を好きな方にとっては違和感を感じるポイントではないかと思った。
次に、けっこー重要な役柄が抜けてる気がした。あのアニメで出てたホームレスに化けてる女性。多分作中ではキーパーソンになると思うのに確か映画では出てなかった…
恐らく映画の尺の都合ではあると思うので仕方がない事であることは理解はしているが、ストーリーに違和感を感じる要因となっていると思った。
最後は、迫力不足。もっと、大きい音がなったり、目を惹き付けられるシーンが欲しかった。
(これはあくまでも個人的な感想)
アニメを観てアニメへのリスペクトを感じたので上記の評価に変更としたい。
最後に、これからこの映画をみられる方は先にアニメの拝聴か、もしくはマンガを読んでから観ていただきたい。
ただ、私的にはこちらは映画ではなく、Netflixとかでシリーズものとして実写化をみたかった。
アイアムヒーロー面白かったのでちょっと残念でした。
2025.9.12
アニメを見終わったって思ったこと
アニメ自体がフワフワしたストーリー。むしろ監督は原作を読み取り忠実に再現したんだなと感じたので2.5にしたいと思います。
低い理由は完全にアンダーニンジャが僕に合ってなかった…と言うか…オチが弱かったからと言うことにしときます。
監督。ごめんなさい。後、アンダーニンジャ好きな人もごめんなさい。
評価を見て
アクションものとしては
うーん。
二郎さんは出落ち感があるけど面白かったし、浜辺美波さんのライト系キャラは新鮮だった。
ただ忍者同志のアクションは表現が単調で緊迫感を感じなかった。もう少し工夫した表現をして欲しかった。
予告編は面白そうだったんだけどなあ。
日本のコメディって‥‥
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