Broken Rageのレビュー・感想・評価
全78件中、61~78件目を表示
だめだこりゃ
点数はかなり甘め…
北野映画は大好きな作品も多いのだけれど、これはどんなに甘くみてもイマイチな部類やろうなあ。海外受けはしたみたいやけど、どこら辺の場面がうけたんやろうか?
北野監督は撮り直しを一切しないので、セリフを間違えないようにみんなピリピリしている現場であるとある俳優さんが言っていた。この映画に関してはみんな楽しそうやったなあ。(浅野さんとか素で笑ってるんちゃうん?という感じ)
前半、後半で同じ内容なのだけれどシリアスパート、コメディパートという括りになっている。1時間という短さやのに長く感じるのは苦痛だったからかな😅
コメディパートが…笑えるところもあるんやけどね。明らかにやりすぎで笑えないシーンも多々あり。
その男、凶暴につきのような尖った映画を観たかったため残念ではあったけど、このコンパクトな長さ&アマプラ配信、役者さんたちが楽しそうというところで星は3つかな…映画館では観ないな。
良い金曜の夜過ごせました
楽しみにしていたのに
前作「首」が最期なのかと思っていたので、ファンとしては待望の作品だった。
主人公は殺し屋で、前半はサスペンスを普通にやって、後半はそのセルフパロディをやるという実験的な作品。映像の質感が、セットを多用したからなのか、いつもの北野映画と違って妙に軽々しく、バイオレンス描写にスリルが感じられない。
どうしていつものようにやらないんだろう?と思っていると、後半のパロディパートで、いつもの緊張と笑いのリズムが出てきた。北野映画に笑いを封印してしまうと、北野映画っぽくなくなってしまうことがよく分かった。笑いの部分を削ると、対極の暴力描写も弱まってしまうらしい。
しかし、北野映画は笑いを全面に出すと笑えなくなってしまう、というのがある。今作の十手を持ってる警察や、ヤクザの椅子取りゲームなどを見ると、笑わせようと思ってないのでは?とも思ってしまう。タケシーズや監督バンザイなどでは、この感覚を面白いと思っているのかと、ゾッと寒気がする瞬間もあった。
やはりたけし自身の笑いのツボを押さえ気味にするのが、ボクの好きな北野映画なのだと思う。
正直前作(=首)よりは好み。
次作への期待を込めて!
まぁまぁ面白かった
監督や出演者曰く「これは実験的な映画」だと言っていたが、本作は、監督の過去作『TAKESHIS'』に比類するほどの類いまれな作品だった。
前半は"シリアスなクライムアクション"で、後半は"北野節炸裂なコメディアクション"で締めくくられているが、本作の一番の見どころは、やっぱり《後半》…つまり、"前半ストーリー" は、あくまでメインストーリー(後半)に入る前の「お手本」であることから、どちらかと言うと《後半がメイン》のように感じた。
私は、長い間、ずっと北野作品を観続けてきたが、今回の『Broken Rage』は、まぁまぁ面白かったが、やはり "実験的" であることから、これは、賛否分かれるより、"否"が多くなってしまう作品だと思う。
ただ一つ言いたいのが・・・
この作品が《北野武監督の"最後の作品"》にならないことを願いたい。。。
この作品で終わってしまっては「映画監督:北野武」の有終の美を飾れなくなってしまうからだ。
良かった
令和版「たけしの挑戦状」を叩きつけられた感覚
好きな作品が、いっぱいある北野映画。
新作が出るたびに期待値が上がり、ワクワクする。
30年前辺りの、学生の頃に観た作品群が、
やっぱり一番好きな時期であり、
次はまた、そうした作品に再び出会えるんじゃないかと思い、
最低でも一度は観ておこうか、という気になる映画監督。
初のアマゾンプライム配信作。
おおっ、今回「も」やっぱり、つまらんかった!
でも、もうそれでいいとすら思う。
たけしの映画は、観る前が一番、胸が高鳴る。
遠足の前日が、一番楽しいように。
むしろ、あれだけ素晴らしい作品の数々を、生み出してきた天才が、
自覚的に、視聴者を満足させる気が毛頭無い、
あえて、しょうもない映画を作ってきた、
という部分に、
北野武からの、何らかのメッセージが、
込められているような気がしてならない。
映画を映画館ではなく、配信なんぞで観るような、
畜生どものお前らには
「この程度で十分だ」
とでも、言われてるかのように。
ガツンとゲンコツを、食らわされたような感覚になる。
つまりこれは、たけしから我々に叩きつけられた、
令和版「たけしの挑戦状」
なのではないか。
映画の宣伝に登場する、北野武の口からは、
アマゾンプライムビデオに、ネガティヴなワードは一切、出てこなかったが、
作品を観た限りでは、ネガティヴなものしか、感じなかった。
ただ、正確には、配信媒体に対してではなく、
配信視聴者に対して、ネガティヴな塊をぶつけてきたように感じた。
その一方で、新たな媒体からの出品という事で、
監督の創作意欲は以前よりも、増したように感じる。
だったら良いことじゃないか。
期待するポジティブ要素は、そこになる。次の作品も、やはりワクワクしながら待ちたい。
コマネチ
危ない、危ない!やめろ!
「くだらない」ことがわからない奴は揃ってその言動全てが「つまらない」
タイトルは井蛙之見氏のアメブロの一文の引用である
モヤモヤだった感情になんだかストンと落ちて感銘を受けた
勝手に使いごめんなさい
監督と脚本は『あの夏、いちばん静かな海。』『ソナチネ』『キッズ・リターン』『HANA-BI』『座頭市(2003)』『アウトレイジ』の北野武
粗筋
殺し屋のねずみはついに警察に逮捕される
刑事の井上と福田は取調室でねずみに提案
罪を免除し今後の生活の保障をする代わりに覆面捜査官になることを依頼され引き受けるねずみ
違法薬物を扱う金城の組織にボディーガードとして潜入に成功した
前半ハードボイルド
後半セルフパロディ
後半とてもくだらない
自分はわりと好き
いや大好物
これが本来のビートたけし
『アウトレイジ』とか『この男、凶暴につき』とか『あの夏、いちばん静かな海。』とかで高く評価される世界の北野は偽物
ヤフーニュースとかまとめブログでよく見かける政治批判をする文化人北野武も勿論偽物
昔たけしの番組でこういうのをよく観た
懐かしい
ジムのルームランナーの速度を上げてずり落ちちゃうビートたけし
その昔『とんねるずのみなさんのおかげです』でルームランナーを使ったクイズ企画があった
当時まだ若かった西山喜久恵アナウンサーが「落ちちゃう!」と叫んでプールにドボンと落ちたことを思い出した
強面のおじさんたちが椅子取りゲームしているのもシュールで好き
映画.comのレビュアーの高い民度ではこのくだらなさは好みに合わないのは当然
こういうのは酷評もセットでついてくるもの
『ウマ娘』の熱烈ファンみたいに削除依頼はしません
配役
殺し屋のねずみ(高橋)にビートたけし
刑事の井上に浅野忠信
刑事の福田に大森南朋
喫茶店「湖」のマスターの吉田に仁科貴
ヤクの製造所の所長の田村に宇野祥平
ヤクの売人に國本鍾建
ホステスに馬場園梓
ヤクザ組織とうしん会会長の茂木やすおに長谷川雅紀
闇金経営者の大黒たかあきに矢野聖人
ジムのトレーナーに佳久創
カバンの中から出てきてプロフィールを読み上げる男に前田志良
警察の隊長に前田志良
バーの覆面捜査官に秋山準
検眼医に鈴木もぐら
椅子取りゲームの司会に劇団ひとり
組織の若頭の富田に白竜
組織のボスの金城に中村獅童
駐車場のヒットマンにアマレス兄弟
全78件中、61~78件目を表示