Broken Rageのレビュー・感想・評価
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画と編集で映画になる
内容とにかくは言わない作品で、この60分の作品がとにかく映画的であったことは確かでした。なので、巨匠の試みをこちらも楽しんでお互いハッピー。
北野武の画があって編集があって音楽と怒鳴り声があれば映画になってしまう、それは例えばアキ・カウリスマキ作品だってそうだし、小津安二郎作品だってそうだろう。
そういう楽しみ方ができました。
遊び倒した作品
あらまあ🙄やっちゃった😂
北野武が仕掛けた同じストーリーで、シリアスとコメディの二重構造からなる短編映画。Amazon primeの予告編では、シリアスな裏社会を描いた、いつもの北野作品だと思って鑑賞。
しかし、しかしだ…。
そうしたシリアスな展開は、前半30分だけ。後半は、前半のストーリーを北野流のパロディで、コミカルな物語として映し出してる。発想は面白いが、残念ながら、世界の北野作品に求める映画の内容とは違い、期待はずれもいいとこ…。
凄腕の殺し屋ねずみを演じる北野だが、あの太鼓腹にヨボヨボ歩く姿には、リアリティがない。ホントの任侠映画なら、北野の怖さが滲み出てくるのに、それも中途半端で、暇つぶしに創った感が強い。
そんな作品ながら、北野作品という事で、浅野忠信、大森南朋、中村獅童、白竜等の強者俳優が、脇を固めている。しかしこれらの強面な俳優陣が、真面目な表情で、コミカルな演技をするのは、ちょとイタイなぁ〜。まぁ、自分達が、楽しむために創った作品かもしれない。
これは「本編」ではないけどね
ハードボイルドとパロディの対比
前半だけで充分笑えた
遺作として受け取りました
殿、ご乱心 してない
ギャップがない
悲しい
高校時代、浅野忠信さんの大ファンで浅野さんの出てる映画を片っ端から観て行く事で映画が好きになり、
その中で同時深夜にやってた「その男、凶暴につき」をたまたま観てたけし映画にもハマっていくと言う青春時代を送って来たので、
正直言って、前半パートはまだ良いとして後半お二人が
滑って行く事がただただ悲しかった。
もう何千何万と擦られて来たギャグ、
今まだそれを映画に残すのかと言う
つまづいたり、こけたりの応酬。
観てるのが辛かったです。
自由に撮っていいと言われて、
あまり考えずに映画とも思わずに撮ったと思いたい。
今作は好みではなかったけど、
これで配信映画のコツを掴んで
次はこれぞ、たけし映画と言う傑作を撮ってほしいと
思います。
北野武の暴力✕ビートたけしの笑い
混ぜもの=暴力と笑いという2本軸を殺し屋の理想(フィクション)と現実のギャップを明確なコントラストで描くチャレンジングな中長編映画で、日本の配信映画への取り組み方とはかくあるべきと思わされる。
タイトルの「Rage」激怒とは、『アウトレイジ』よろしく暴力を指していて、それが壊れている。つまり、いつまでも『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などを期待する観客を一種煙に巻くような、やもすれば失笑モノでサブいバカバカしいコントの延長線上。死と隣り合わせのユーモア、他人への暴力を自分は痛くない安全地帯から見ることなど、すべては捉え方と見え方次第か。
正直、北野武作品でないと観ていない、あるいは最後まで観きれていないであろう下らなさだけど、錦鯉や空気階段など今頃の芸人も出演していて、映画にアマプラ配信オリジナルのバラエティ番組を足したようなヘンテコシュールな空気・雰囲気も特段嫌いではなかったし楽しめ笑える瞬間もあった。
北野武 as 殺し屋"ねずみ"✕大森南朋✕(体を張る?)浅野忠信=前作『首』コント・トリオ見ただけで笑いそうになっちゃった。しぶといなぁ〜こっち見ろってのコノヤロー!逆じゃねえか!チュー!!
死と隣り合わせにあるベタな笑い
コラージュ的映画
❇️『こっち見ろよ!コマネチ!』
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