Broken Rageのレビュー・感想・評価
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邪推とか妄想の類だと思うけれど
もしかして監督は、巨匠北野武ではなく、
年相応に老いた、くだらなくて下品な、
芸人ビートたけしとして死にたいのかなと感じた。
大昔、深夜のテレビでたけし軍団や志村けんさんの
番組をみたときの感覚に似ていて、
特に子供だった自分には、置いていかれたような、
妙な感覚があり、それを思い出した。
映画としての単体の評価はしづらいかと思うが、
体験として、個人的には大いに興味深かった。
まあまあだった
たけし映画を全部見返したので、もっとひどい映画がたくさんあることを身をもって知っている。そのため後半パートのグダグダがひどいのだけど、それほどでもない。
ジェイソン・ステイサムの殺し屋映画みたいな感じかと思ってワクワクしたけどすぐにそうでもなくなる。しかも後半は前半をなぞってコメディにするのだけど、テンポもキレもなくグズグズだ。本気で笑わせたいなら『裸のガンを持つ男』などを見て参考にして欲しい。台所が火事になるところとルームランナーで派手に転ぶところが面白かった。
壮大な実験作
うろ覚えだけど、昔何かの対談で「映画監督として既に名声を得てるのに何でテレビでお笑いをやるのか」と問われて、「真面目なことばかりやっててもダメで、振り子の法則みたいにバカなことやるから真面目なこともできる」というようなことを言っていた記憶があります。
実験作と言われているこの映画で、その振り子の法則を試してみたかったのかな、と解釈してみました。
事前に展開を知ってしまったので、あまり期待も何もせずに見ましたが、ギャグは「みんな〜やってるか」を思わせます。
昭和からのビートたけしを知っていても、もうクスリともできないギャグの連続。シリアスな場面にお笑い要素を入れるとこんな感じになるのか、と納得するだけ。ただ、頭の中に描いているシーンを具現化する能力は凄いと思います。実験作といえば聞こえはいいけど、思いつきで撮ってみました感があり、とは言えこういう遊び心も創作には大切なのかなと。この壮大な実験が、次作に繋がればいいなと思います。
星の数は暫定的につけただけで、本作は映画として評価出来ないので星は無し。
うーん…
やり方が古いんだよこの野郎!
画と編集で映画になる
遊び倒した作品
やりたいことを…
北野武がしただけなコント?前半はシリアス、後半はコントという構成だが、やるならもっと前半をシリアスにしてほしかった。それでないと後半に生きないし、クスッとする笑いではメリハリが全く無く、豪華出演陣も勿体ない。短時間だが長く感じてしまった。
あらまあ🙄やっちゃった😂
北野武が仕掛けた同じストーリーで、シリアスとコメディの二重構造からなる短編映画。Amazon primeの予告編では、シリアスな裏社会を描いた、いつもの北野作品だと思って鑑賞。
しかし、しかしだ…。
そうしたシリアスな展開は、前半30分だけ。後半は、前半のストーリーを北野流のパロディで、コミカルな物語として映し出してる。発想は面白いが、残念ながら、世界の北野作品に求める映画の内容とは違い、期待はずれもいいとこ…。
凄腕の殺し屋ねずみを演じる北野だが、あの太鼓腹にヨボヨボ歩く姿には、リアリティがない。ホントの任侠映画なら、北野の怖さが滲み出てくるのに、それも中途半端で、暇つぶしに創った感が強い。
そんな作品ながら、北野作品という事で、浅野忠信、大森南朋、中村獅童、白竜等の強者俳優が、脇を固めている。しかしこれらの強面な俳優陣が、真面目な表情で、コミカルな演技をするのは、ちょとイタイなぁ〜。まぁ、自分達が、楽しむために創った作品かもしれない。
これは「本編」ではないけどね
ハードボイルドとパロディの対比
前半だけで充分笑えた
遺作として受け取りました
殿、ご乱心 してない
ギャップがない
悲しい
高校時代、浅野忠信さんの大ファンで浅野さんの出てる映画を片っ端から観て行く事で映画が好きになり、
その中で同時深夜にやってた「その男、凶暴につき」をたまたま観てたけし映画にもハマっていくと言う青春時代を送って来たので、
正直言って、前半パートはまだ良いとして後半お二人が
滑って行く事がただただ悲しかった。
もう何千何万と擦られて来たギャグ、
今まだそれを映画に残すのかと言う
つまづいたり、こけたりの応酬。
観てるのが辛かったです。
自由に撮っていいと言われて、
あまり考えずに映画とも思わずに撮ったと思いたい。
今作は好みではなかったけど、
これで配信映画のコツを掴んで
次はこれぞ、たけし映画と言う傑作を撮ってほしいと
思います。
イヤな予感が的中。。。
観始める前に解説読んで構成的にイヤな予感はしていました。
ベネチア国際映画祭で喝采・スタンディングオベーションとか書いてたし、もしかしたらと淡い期待を抱きつつ、尺も短いのでとりあえず観てみたんですが。。。案の定。。。
『カメラを止めるな!』的2部構成で、前半がネタ振り、後半はボケとも取れますがそのボケ部分が雑過ぎるというか…
それでも『オレたちひょうきん族』時代からたけしのボケに触れているからでしょうか「しょーもな!」言いながら笑っている自分もいたりして。。。
尺稼ぎとしか思えないネット上の書き込み的パートが2回もあった上での全体の尺の短さ。
錦鯉まさのりさんがイイ味出してたり、ピアニスト清塚信也さんの音楽も映像に合っててステキだったりしましたが、あえて言うなら良かったのはそのくらいで。
TVCM観て期待した時点がMAXだったかな…と。
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