Broken Rageのレビュー・感想・評価
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殿、ご乱心 してない
鼠パイセン役の殿が、老人にしか見えない。その意味ではシュールかもしれないが、見ていてつらい。
ハードボイルドの前半をコメディーでなぞる後半というアイデアはさすがだが、お寒いコントを見続けるのは苦痛。
殿、ご乱心。くらいの狂気が欲しいところでございます。
ギャップがない
悲しい
高校時代、浅野忠信さんの大ファンで浅野さんの出てる映画を片っ端から観て行く事で映画が好きになり、
その中で同時深夜にやってた「その男、凶暴につき」をたまたま観てたけし映画にもハマっていくと言う青春時代を送って来たので、
正直言って、前半パートはまだ良いとして後半お二人が
滑って行く事がただただ悲しかった。
もう何千何万と擦られて来たギャグ、
今まだそれを映画に残すのかと言う
つまづいたり、こけたりの応酬。
観てるのが辛かったです。
自由に撮っていいと言われて、
あまり考えずに映画とも思わずに撮ったと思いたい。
今作は好みではなかったけど、
これで配信映画のコツを掴んで
次はこれぞ、たけし映画と言う傑作を撮ってほしいと
思います。
イヤな予感が的中。。。
観始める前に解説読んで構成的にイヤな予感はしていました。
ベネチア国際映画祭で喝采・スタンディングオベーションとか書いてたし、もしかしたらと淡い期待を抱きつつ、尺も短いのでとりあえず観てみたんですが。。。案の定。。。
『カメラを止めるな!』的2部構成で、前半がネタ振り、後半はボケとも取れますがそのボケ部分が雑過ぎるというか…
それでも『オレたちひょうきん族』時代からたけしのボケに触れているからでしょうか「しょーもな!」言いながら笑っている自分もいたりして。。。
尺稼ぎとしか思えないネット上の書き込み的パートが2回もあった上での全体の尺の短さ。
錦鯉まさのりさんがイイ味出してたり、ピアニスト清塚信也さんの音楽も映像に合っててステキだったりしましたが、あえて言うなら良かったのはそのくらいで。
TVCM観て期待した時点がMAXだったかな…と。
北野武の暴力✕ビートたけしの笑い
混ぜもの=暴力と笑いという2本軸を殺し屋の理想(フィクション)と現実のギャップを明確なコントラストで描くチャレンジングな中長編映画で、日本の配信映画への取り組み方とはかくあるべきと思わされる。
タイトルの「Rage」激怒とは、『アウトレイジ』よろしく暴力を指していて、それが壊れている。つまり、いつまでも『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などを期待する観客を一種煙に巻くような、やもすれば失笑モノでサブいバカバカしいコントの延長線上。死と隣り合わせのユーモア、他人への暴力を自分は痛くない安全地帯から見ることなど、すべては捉え方と見え方次第か。
正直、北野武作品でないと観ていない、あるいは最後まで観きれていないであろう下らなさだけど、錦鯉や空気階段など今頃の芸人も出演していて、映画にアマプラ配信オリジナルのバラエティ番組を足したようなヘンテコシュールな空気・雰囲気も特段嫌いではなかったし楽しめ笑える瞬間もあった。
北野武 as 殺し屋"ねずみ"✕大森南朋✕(体を張る?)浅野忠信=前作『首』コント・トリオ見ただけで笑いそうになっちゃった。しぶといなぁ〜こっち見ろってのコノヤロー!逆じゃねえか!チュー!!
死と隣り合わせにあるベタな笑い
コラージュ的映画
❇️『こっち見ろよ!コマネチ!』
廉価版たけし映画
今朝(2025/02/14)から分けて観ました。
1時間ちょっとの作品で、映画と呼ぶにはボリュームが足りない気がします。
予算を節約した、コスパがいい印象作品のを受けました。最初の30分、たけしはクールな殺し屋のジジイ。後半に情けないじいさんの姿。
なんか『みんなーやってるか』みたいな、くだらなくて、どうしようもないベタなギャグや、ジョークを並べられて、もう笑うしかありませんでした(笑)ただこの作品が海外に通用するとは、微塵も思えません😅国内でのみ通じる内輪ネタですね🥴
北野武監督が、やりたい事を1時間余りの時間に詰め込んだおもちゃ(ガラクタ?)箱みたいな作品だと解釈しました📦
錦鯉のノリノリまさのりが登場した時は、シリアスな場面でもそれだけで笑ってしまいましたし、後半で白竜がちょいちょい笑いを堪えててほっこりしました(笑)宇野翔平がたけしと中村獅童に延々と怒鳴られるシーンは本作の最も重要な場面です🤥(笑)
映画だとしたら、クソ映画のレッテルを貼られるでしょう。個人的にはちょっと間を空けてまた観たいクソくだらない作品です😁
だめだこりゃ
点数はかなり甘め…
北野映画は大好きな作品も多いのだけれど、これはどんなに甘くみてもイマイチな部類やろうなあ。海外受けはしたみたいやけど、どこら辺の場面がうけたんやろうか?
北野監督は撮り直しを一切しないので、セリフを間違えないようにみんなピリピリしている現場であるとある俳優さんが言っていた。この映画に関してはみんな楽しそうやったなあ。(浅野さんとか素で笑ってるんちゃうん?という感じ)
前半、後半で同じ内容なのだけれどシリアスパート、コメディパートという括りになっている。1時間という短さやのに長く感じるのは苦痛だったからかな😅
コメディパートが…笑えるところもあるんやけどね。明らかにやりすぎで笑えないシーンも多々あり。
その男、凶暴につきのような尖った映画を観たかったため残念ではあったけど、このコンパクトな長さ&アマプラ配信、役者さんたちが楽しそうというところで星は3つかな…映画館では観ないな。
良い金曜の夜過ごせました
楽しみにしていたのに
前作「首」が最期なのかと思っていたので、ファンとしては待望の作品だった。
主人公は殺し屋で、前半はサスペンスを普通にやって、後半はそのセルフパロディをやるという実験的な作品。映像の質感が、セットを多用したからなのか、いつもの北野映画と違って妙に軽々しく、バイオレンス描写にスリルが感じられない。
どうしていつものようにやらないんだろう?と思っていると、後半のパロディパートで、いつもの緊張と笑いのリズムが出てきた。北野映画に笑いを封印してしまうと、北野映画っぽくなくなってしまうことがよく分かった。笑いの部分を削ると、対極の暴力描写も弱まってしまうらしい。
しかし、北野映画は笑いを全面に出すと笑えなくなってしまう、というのがある。今作の十手を持ってる警察や、ヤクザの椅子取りゲームなどを見ると、笑わせようと思ってないのでは?とも思ってしまう。タケシーズや監督バンザイなどでは、この感覚を面白いと思っているのかと、ゾッと寒気がする瞬間もあった。
やはりたけし自身の笑いのツボを押さえ気味にするのが、ボクの好きな北野映画なのだと思う。
正直前作(=首)よりは好み。
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