サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価
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完全にナメてたわ
じんわり。
震災から14年。
やっぱり演者は重要
クドカンの東北モノ、好き!
クドカン作品のちょっとした会話とか大好きで、今回も喜んで市場で牡蠣を買う主人公の事を「地元ならスーパーのほうが安いの知ってるべ」って言うのとかリモートでパソコンの操作教えてるのとか、話すたびにマスク離しちゃうおじさんとか、いるいるー!って感じで。
菅田くんの釣竿捌きが上手い!釣り好きそうだもんな、彼。そんな事を思いながらぼんやり見てて、ラストはほっこりしました。
コロナ禍に震災、田舎暮らしに空き家問題、地方創生 孕んでるテーマが...
釣りはあまり関係ない
田舎の実家に帰りたくなりました
方言を話したい。魚が食べたい。山菜が食べたい。
当方東北出身ですが、つられて方言が出そうでした。
山菜採りに行きたいなぁ。お祖父ちゃん、キノコの場所最後まで教えてくれなかったなぁ。田舎を思い出しながら観ました。
田舎都会あるある等、様々なそれぞれのあるあるがコミカルに描かれ、しかし芯は至極真面目な考えさせられる映画でした。見終わった今、何とも言えない感情です。
人と人が距離をとる世の中で、人と人が触れ合っていく
沢山の要素を、自然な脚本にまとめ上げていた🐟️
所謂コロナ騒動と何か東北の人々がバカに描かれている気がして、初めはどう楽しんだら良いのか分かりませんでしたが、地方の空き家問題が主題の1つだと分かると、面白く感じ始めました。他にも311や主人公の移住と釣り、ヒロインとの恋愛要素を入れて、良くまとめ上げたなぁと思いました。ラストはアカペラでポエムな感じでした。実際の過疎化対策は、行政が大量の外国人移民をぶっ込んで来るだけの様な気がします。
井上真央さんよかったな 池脇千鶴さんもドラマ「その女、ジルバ」風で...
天災、病災等々何が起きようともサンセット・サンライズ
悲惨な出来事があったとしても、時間を経て、人々は乗り越えて行く、人間ってしぶとい!人間って図太い!という有様が明るく描かれた映画と思いました。
何故なら、誰が死のうと、誰が生まれようと、そんな事とは関係なしに、日は登り、日は沈む、殆ど毎日は大きな変化なく過ぎて行くものだから…
菅田将暉演じる主人公は、被災地とは関係のない人の代表者として登場する。被災者との対比、どこが違うか?どこも違わない!と観客は思うが、被災者は彼を見て、彼との差を感じるのだ。彼は明日に向かって進んでいるが、自分達は止まっている、停止していると感じている。あの時に留まっている。
誰か動いてほしい、そうしたら、自分も動けるだろう、誰かが動く事で、自分も動いていると思える。その誰かを象徴しているのが、『百香』だ。百香の変化自体がみんなの未来になっている。百香に変わっていってほしいような、変わらないでいてほしいような。
晋作の登場で、百香が動き、変わり、そして、みんなも動き出す。
物語自体は、殆どアップダウンが無く、凡庸で単調なテンポで進行していくが、百香が変わり出したところから、テンポが弾んでいくさまが心地良い映画でした!
菅田将暉の顔芸
評判いいようなので鑑賞したが、ぶっちゃけキャラ造形がペラくて男と女の扱いや人間関係などなにかと古臭い。脚本のクドカンがわざとやってんのか知らんけど、モモちゃんの幸せを祈る会とか、いつの時代だよってだけでなく、コロナ禍設定でのコロナギャグ自体にズレを感じてしまい、今これ見せられてもなあという気分。そもそも映画的な長めのカットや自然光を多用した演出がテレビっぽいコミカルな話やノリに合ってなくて、正直いちばん笑えたのは冒頭のゴカイを使ったアニエスベーネタだった(自分、古臭いおっさんなもんで…)。
クドカン×岸善幸監督の両東北出身者による震災ものだけど、意識的に画面に挟まれる新鮮な刺身や魚介の煮付けが食いたくなる東北グルメ映画でもあるので、いっそのこと松重豊の監督・主演でそっちに振り切ったほうがいい気はする。あと、近ごろ話題となった池脇千鶴43歳の俳優としての方向性はすごいと思うので、今後にも期待したい。
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