サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価
全313件中、21~40件目を表示
観ていて辛かった
本作は、コロナウイルスでのパンデミックの最中
リモートワークをしながら東北三陸地方に移住して釣り三昧を堪能している主人公と、
震災の傷が癒えることのない人々の悲しみと葛藤を描くので、
てっきりコメディかと思っていたから、
観ていて辛く、
果てしのない問題をテーマにしているので
僕は困ってしまった。
(自粛しているメロンアイスクリームを2カップも続けて食べてしまった。
僕のなかで、ストレスが充満した。
菅田将暉さんや他の俳優さん皆さん素晴らしいが、
映画として客観視できず逃げ場のない哀しみの穴に落ちたように息苦しさもあった。
白川和子さんの演技も巧く、見応えはあるのだ。
しかし、内容は、辛い。
この映画を観て、救われる方々がいることを祈るしかない。
そう思って創られたのだろうから。)
終わり方好き
最後ハッピーエンドでハッピーです。
津波のことや、いろいろな複雑な人間模様がある中で、ある1人の青年が現れたことにより、街の人々にも変化が起きていく作品でしたが、菅田将暉演じる主人公の愛される人柄というのか、なんというか、私は好きだなと感じる人間味あるところが、とても引き込まれて良かったです。
菅田将暉さんも、七変化な役者さんだなと見るたび思います。
部屋でタコに吸われるシーンおもろかったです。笑
なんだか前向きになれる作品でした。
泣いたりする映画ではありませんが、見て良かったです。
ちょっと長く感じました
男たちに大人氣の百香(井上真央)
Netflixの配信を日本語ガイドを付けてホームシアターで鑑賞しました。
似たような映画で『さよなら ほやマン』(2023年公開)というのがありますが、あっちが『うる星やつら』なら、こっち(『サンセット・サンライズ』)は『めぞん一刻』でしょうか。高橋留美子先生の作品で例えるのはおかしいですね。
どちらでもなく、『花より男子』でした。いや、それも違うかな、漫画の見過ぎでした、すみません。
字幕では “おだずな”でした(菅田将暉さん扮する晋作も「す」に「てんてん」なのか、「つ」に「てんてん」なのか、どっちなんですかね と台詞がありました)が、“おだつな” を 仙台市泉区に住んでいた中学生時代(かれこれ数十年前)に 使っていました。まあ、どっちでも いいんですけどね。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」とか ディスタンスとか マスクとか 2類とか マスコミの情報に踊らされていた田舎とか 3.11に言及する とか、まあ色々リアルな感じに描いていました。どうでもいいことですが、新型コロナウイルス感染症が5類になったのは2023年5月ですから、ラストの百香(井上真央)39歳か40歳です。仁美(池脇千鶴)の存在も面白かったです。
ちょっと怖い不思議なこともありました。レンズ越しに いないはずの人が見えたり、熊が芋煮会に現れたりしました。
何故か、「心の色」(歌:中村雅俊)が 聞きたくなります。
ちゃんと笑えて 泣けて 内容が充実していて 良い作品でした。
場所の魅力だけでなく、出演者の魅力も引き出されていて、魚料理も美味しそうで、オチも今風で 型にはまらないハッピーエンディングで最高でした。
個人評価:3.5 コロナ渦で加速したテレワークの可能性を上手く物語...
情報量がばーっと
宮藤官九郎らしいウィットに富んだ脚本が、本作が扱っているコロナウイルス、東日本大震災、空き家問題を緩和させ、それぞれの問題について考えやすいように調整されている。
特に被災地に対する自分自身の気持ちを考える機会を与えてくれ、そしてどのように考えることが適切なのか、そのヒントも与えてくれた作品だ。
また、笑顔を守る会?の4人のコンビネーションが最高で、菅田将暉に居酒屋でご飯を食べさせるシーンのテンポ感、セリフがどれも気持ち良かった。
あと菅田将暉は本当に美味しそうに食べるので、ある意味飯テロ的な映画でもあった。
震災とコロナと過疎と
震災でたいせつな人を失い新型コロナウィルスに遭い・・・弱り目に祟り目な奇禍を同情材料にしながら小さな漁村の善良な人たちの悲喜劇を描いた。
狙いは、三陸の食とスローライフと人情で、時事と過疎問題をからめつつヒューマンなコメディへもっていく。
小説なら暴れない材料だったが、映画としては震災・コロナ・人情・釣りバカ・善良な人々・地方創生・・・あざと感のある臭気材料が揃ったお馴染みの日本映画になっていたと思う。
田舎の青年たちが百香(井上真央)に恋心をもっていることや、役場と企業が「お試し移住」として空き家を賃貸しすることなど、人情や哀愁として描かれていることは、地方生活の呪縛要素でしかない。
百香のように地元の男達や狭い世間体から注視をされる生活をしているなら東京や大阪へ出て行って夜職でもやったほうがストレスなく暮らせることだろう。
言うまでもなく田舎のにんげんは都会のにんげんにくらべて温かかったり親切である、ということはないし、現実の地方では映画内でおこるようなヒューマンな和は成立しない、にもかかわらずヒューマンコメディとして見てほしいという狙いで描かれているのが日本映画らしい欺瞞だと思った。
登場人物は震災やコロナや過疎にやられた可哀想な人々であり「わたしらは善良な人間で辺境でつつましく精一杯生きているんですよ」・・・という臭気が画から台詞からぐいぐいと放たれるので、モニターに鼻くそなすりつけたい気分だったが、人気俳優を揃えていることもありネットフリックス映画ランキングの一位に鎮座していた。
むろんわたしは敗北者でありわたしのレビューは遠吠えやはぎしりに過ぎず、需要を確立した映画の勝ちであることは言うまでもない。
三陸の方言の韻と語尾が、志村けんがバカ殿やドリフ大爆笑をやるときの聞こえで、中村雅俊は志村けんをパロディしているかのようだった。なおラスト再会して抱きつくところでおわるが頭をうってふたりとも○んでしまうというホラーだったら1加点するところだったがそうはならなかった。
「おもいでのアルバム」すごい響きます
共感と同情
爽やかな東北応援映画…
震災、コロナ、過疎化、地方移住、空き家対策、再婚…様々な社会問題をクドカンらしく重苦しくなく描く。終盤まで心地良く見ていたが、急に恋愛モードとなりもたつき、テンポ悪くラストは蛇足だった。出てくる魚料理や郷土料理はどれも美味しそうで、行ってみたい気持ちになった。
原作より、映画の方がずっといい。とくに結末。
原作を読んでみた。
楡周平さんといえば「Cの福音」。
ハードボイルド、企業小説あるいは経済小説、
というイメージだったけど、
読んでみたら――
映画を観る前なら、
なかなかいい話だなあ
とは思ってただろう。
でもその程度かなあ。
台詞とか、キャラとか、
言っちゃあなんだが、
映画の方がずっといい。
そして結末が、全然違う。
原作の結末は、
言っちゃあなんだが、
ありきたり。
映画の方がずっといい。
たしかに、
映画にはちとクドい演出もある。
そのカット、そんなに長くなくてもいいんじゃね?
とか。
でも全体的には、原作よりも、
キャラの「愛すべき度合い」が半端ない。
そしてこの映画、ジワる。
今もサントラ聞きながら書いてるんだけれど、
もう一回観たくなってる。
ちなみに「サンセット・サンライズ」って
「屋根の上のバイオリン弾き」の
「サンライズ・サンセット」に由来するのね。
映画では触れられてないし、
映画の曲は、全然違うけど。
(権利関係?)
芸能界一なめろうづくりが早い井上真央
興奮してセリフをまくしたてながら、一方で見事にアジをさばきつぶしてなめろうを作る井上真央に唖然。女優ってスゴイなと思って試みに「井上真央 なめろう」で検索してみたら、完成披露試写会で「私、芸能界一なめろうづくりが早いと思います!」って自画自賛してた(笑)。練習やリハーサルで何尾もつぶして、スタッフがおいしくいただいたんだろうな(笑)
社長が宇田濱にやってくるまでは、西尾があまりにも仕事らしい仕事をしないので心配してたけど、まあ自分を省みるとあの頃はリモートと称して仕事してるようなしてないようなで、ろくな成果もあげてなかったかな。それにしても西尾はITに疎い課長の目を盗んでなのか、とても大企業の社員とは思えないサボり魔だったけどね。
それはともかく、出てくる料理がどれもおいしそうで、宮城のあのあたりにしばらく逗留して海グルメを楽しみたいと思った映画だった。
意外と菅田くんの役どころが好きになれなかった
東北に移住してきて、安い家賃、美味しい魚、趣味の釣りができることに
テンション上がりまくりの若者、という役だからだけど
何だかうるさい
物語が進むにつれて、テンション上がるシーンは減るからいいんだけど
竹原ピストルが店主の居酒屋でのやりとりは
笑いどころなんだと思うけど、何だか長い、テンポが悪い?
震災とコロナを扱っているから、
あまりコメディに走れないのかもしれないけど
でも、震災やコロナのことを忘れないという意味では
よかったと思う
あとサプライズ?としては
あのおじいさん役、ビートきよしだったのか、、、
自由に暮らす
Netflixにて
完全にナメてたわ
全313件中、21~40件目を表示












