「悪くはないが、ちょっと期待しすぎたかも」サンセット・サンライズ 邦画野郎さんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはないが、ちょっと期待しすぎたかも
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クドカン脚本で菅田将暉主演なのでこれは面白いやつじゃないだろうか?と、期待して見に行きました。
震災、コロナ、田舎を要素としたものでコロナ禍の田舎の人らが異常に都会の人を恐れる警戒心を表したとこなんか本当田舎に住んでる自分としてはめっちゃあるあるですげー笑っちゃいました。
数年前まで本当に田舎はこれでしたし、なんなら田舎は今だにコロナ対策に結構うるさいです。
あとは三陸を舞台にしてるため宮城県海沿い独特の訛りが聞けたのは自分の母方の祖父母がそっちの方なのでなんだか懐かしくなりました。
特に半海一晃さんの訛り方が完璧でびっくりしました。あとは池脇千鶴は何十年も前に映画ジョゼで見たっきりだったのであまりの変貌ぶりにだいぶびっくりしました。
そんなこんなでクドカン脚本なので基本的にはずっと笑って見てられました。ただ、あくまで私のイメージするいつものクドカン脚本のドラマとかみたいな過剰なツッコミとかギャグ連発なあの感じが今回はなかったです。監督や演出なんかはクドカンドラマと別の人だからそのあたりも関係してんのかな。
演者の方々はみなさんよく見たことある方々ばかりなので違和感ある演技の方などいなく安定して見ていられます。
正直、最後の展開はこれでいいのか?と、いう感じがしちゃいましたが別に細かいところ気にしなければ悪い人間が出てきたりもしないし、なんとなく全編通してそれなりに楽しめる感じの作品にはなってるかと思います。
ただ、そんなにめちゃくちゃ面白いってわけではなかったですね。
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