366日のレビュー・感想・評価
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涙腺崩壊!間違いなく上白石萌歌の代表作へ!
話としてはさほど驚きはありませんが、
うまく紡がれているウェルメイドな作品です。
沖縄ロケの海の美しさは目を見張るものがありますね。
とにかく上白石萌歌がとても魅力的で、
特に笑顔のキュートさは、
劇中の湊や琉晴でなくとも惚れてまうやろ!レベルです。
萌音も好きだけど、萌歌も好きになりました(笑)
前半の伏線を張っていく前哨戦ともいうべき
ストーリー進行並びに人間関係の紡ぎあげ方から
いちいち泣かせにくる伏線回収の後半に入ると
もう涙腺崩壊し涙が止まりませんでした。
冒頭にも書いた通り、ひとつひとつのエピソードは
なんてことない、ありそうな話ですし、
泣かせにくるための様々な要素も珍しくはありませんが、
やはり演出の妙と言いましょうか、
グッとくる台詞回しや映像の見せ方により
涙腺が刺激され、劇場全体がすすり泣きモードでした。
この劇場ならではの観客の一体感も
感動の背中を押した気がしますね。
久しぶりに本編に全く触れないレビューを書きました(笑)
私的なMVPは中島裕翔演じる琉晴。
彼が最も重要な役でした。
玉城ティナは『悪の華』以来、注目していますが、
相変わらずお人形さん的な美しさは健在ですね。
本心
20年の時間を超えた美しく切ない純愛ラブストーリー
沖縄と東京を舞台にして20年間の時を超えて織りなされるオリジナル純愛ラブストーリー。1年が366日になる「うるう年」2月29日をキーワードに、男女の美しく切ない純愛を描いている。赤楚衛二が演じる主人公・湊に感情移入し胸が熱くなりました。ラストカットはこの作品の全てを物語っていて凄く良いシーンでした。
2025-4
切ない"矛盾"
昨日の時点でレビュー点数3.4だったからちょっと心配でしたが🤔
SONY MD
想い合う人々
ある男の純愛物語
久しぶりに、人前で涙を流した良作
とても泣きました
今日までの笑顔を忘れないでいよう
時間があったので鑑賞してきました
HYは結構聞いていたので懐かしさも感じながら見てました やっぱ曲いいですよね
MDがストーリーで重要アイテムになっているのでそれも懐かしいと思いましたし
時代を跨いでも使えるし良いな
ただ・・・私はMDではなく、ipodの方が一つで完結していいなと思ったので親にはそちらを買ってもらいました(笑)(笑) だからカセットの交換などしたことないww😢
感動的なストーリーなのでしょうが・・・ミナト先輩のしたことに共感できるかできないかが評価分けそうだなーと思いながら見てました
私はあまり共感できずで な、なぜ大事なことを何も言わない!やることやってるくせにやー そのくせサークル仲間のボーカル女にはありがとうを伝えないとねみたいなことを
大事に思いすぎて言えないってのは分からなくもないが何とも
赤楚君が憂う表情とかが上手くやりすぎてこちら側のヤキモキ具合が増されました
クライマックスの曲とともに結婚式場のシーンはあなた何をされてる方なの?って感じ
美海がずっと純粋なのが何とも言えず切なかったなー
夏 × 制服 × 屋上 みたいなのも含めて前半はベッタベタでしたね(笑)
音楽流す所はPVかと思いましたよ💦
悪く言えばどれもこれも見たことあるものの連続で目新しさは特になく
セリフとか含めて平成に作った作品かこれは?と思ってしまいましたー
音楽と共に全力疾走とかトレンディードラマみたいだなぁ
都内のどこに住んでたのか知らずですが二人で住むにはおしゃれで大きい部屋だなと思いました そんなに稼ぎいいんだな~
沖縄の風景 特に海のシーンは日差しも相まって綺麗でした
泣かせよう泣かせようは良いんですが病気で安易に済ませてしまうのは個人的にはうーんで
ただHYの曲聞いて懐かしくなったので懐メロでも聞いてカラオケ行きますか〜🎤
こんなに泣いたのは初めて
映画を見てこんなに泣いたのはこの映画が初めてでした。
今まで映画館で涙を流したことがない私ですが、今回初めて涙が止まりませんでした。お二人の演技はもちろん、脚本も見事でした。特に後半からずっと感動しました。
登場人物みんな本当に良い人で、それぞれが大切な人を想いあった結果、ラスト大号泣でした。
切ないけれど愛がある素晴らしい作品でした。
いろいろと解釈がおかしい映画は採点上考慮せざるを得ない
今年6本目(合計1,548本目/今月(2025年1月度)6本目)。
「うるう年」生まれの当事者と、沖縄の(就職氷河期時代の)実態と、夢見る男性女性とその恋愛を描いた作品です。
純粋たる日本映画ではありますが、結末はしっかりと書かれていても完全に描かれているわけではなく、「この意味で」結末は自分で考えてね、というフランス映画らしい部分もまま感じられます。実話ではないですが、本土(沖縄に対していう語)も沖縄もこの時期は就職氷河期時代だったわけであり、その点も踏まえて描かれていたのは良かったです。
舞台は主に東京と沖縄。これで95%は占めるといったところでしょうか(長崎県らしき部分も出てきましたが…ただの見間違いか)。
結局のところ、どの登場人物がとった行動にも一理あるし理解しなくもないし、一般的な映画でよくある「明らかにこの人が悪い」というような「明確な」解釈ができる映画ではないので、いろいろな考察ができます。この3連休、迷ったらおすすめといったところでしょうか。
ちょっと気になる点があるので、評価に入ります。
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(減点0.4/うるう年生まれに対する考察不足(民法ほか))
うるう年生まれは、うるう年でない年は、行政上の処理(例えば、給付金の扱いなどで誕生日を厳密に判定する必要があるような場合)、3月1日の誕生日とすることが多いですが、これらに根拠があるわけではありません(道路交通法ほかでは、免許更新に特別な規定があるものもあります。一方でこれと全く異なる趣旨の法もあるので結構面倒)。
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(参考/道路交通法(92条の2))
> その者の誕生日が二月二十九日である場合におけるこの表の適用については、その者のうるう年以外の年における誕生日は二月二十八日であるものとみなす。
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かつ、映画内でいう「4年に1回しか誕生日が来ない」わけでももちろんないですし、当然そこにはうるう年のルールの例外規定があります(うるう年に関するルール)。
このあたり、映画内で扱うテーマの一つが「うるう年」(の、うるう年のその日生まれ)である以上、正確な描写が欲しかったです。
(減点0.4/心裡留保や通謀虚偽表示と第三者保護要件)
身分行為には心裡留保や通謀虚偽表示の適用はありません(判例。親族相続の規定が優先される)。一方、身分行為でないそれらは、善意の第三者には対抗できません(映画内は民法大改正前のものですが、「心裡留保は善意の第三者に対抗できない」は最高裁判例で、実務上それで動いて民法大改正で明文化された)。
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(減点なし/参考/沖縄と天ぷら料理)
映画内でサーターアンダギーを食べるシーンが出るように、沖縄では沖縄から見た本土(日本本州のこと。便宜上、北海道と四国九州も含む)からみて、「天ぷら料理」は独特な発展をとげました。映画内で出てくるこのお菓子や、映画内でしばしば登場する「天ぷら料理」もその一つです。
ただ、沖縄においては、戦後間もない時期にアメリカが接収したため、油不足に陥り、戦前、戦中に普通に食べられていた普通の意味での天ぷら料理が食べられなくなり、アメリカ軍が進駐すると同時に、その車両に搭載されているエンジン油など、明らかに適さない油をつかった天ぷら料理が流行した時期が戦後の混乱期であり、これが保健所など設置できなかった戦後の沖縄において健康被害を及ぼすことになりました(いわゆる「モビール(モビル)天ぷら事件」のこと)。こういった事情から、当時を知る当事者(ほぼ高齢者)では、今でも天ぷら料理を避けることがあります。
悲しいだけではない温かさがありました
上白石萌歌と言う人間の持つ温かさと優しさが自然とスクリーンから伝わって来るような作品でした。
人を愛するとはやはり尊いことです。しかも1人の人をずっと想い続けると言うことは誰にでも出来ることでは無いと思うのです。
湊の美海を想うが故の別れも分からなくは無いのですが、お互いあれほどの強い愛で結ばれていたのなら、打ち明けて違う道を選ぶと言う選択肢は無かったのかと思ってしまいます。湊のその後を見ると、人生の中の3年など2人の愛の深さを見れば何と言う事もない時間だと思うのですが。
萌歌ちゃんのお母さん役の姿を見るとは思って無かったですが、それほど違和感は無かったです。
本来僕は萌音派だったのですが、この作品の萌歌ちゃんを見てこれからは姉妹共に応援する上白石派で行こうと決めたのです。
陽葵の稲垣来泉ちゃんは大きくなったなぁと思うと共に、どんどん素敵な女優さんになってきました。母娘のシーンを始め、陽葵と実父との対面シーンなど秀逸でした。
赤楚衛二くんもお母様が亡くなってからの孤独感から美海との出会いと別れまで、その人がらが滲み出る内面の苦悩を表現していて良かったです。
無理やり感のある脚本のような気もしますが、悲恋物のように見えて決してそうでは無い。何だか温かせが残るんですよね。
いい映画を見ました
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