劇場公開日 2025年9月5日

遠い山なみの光のレビュー・感想・評価

全406件中、21~40件目を表示

4.0【81.9】遠い山なみの光 映画レビュー

2025年10月1日
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鑑賞方法:映画館

映画『遠い山なみの光』(2025)専門家批評
作品の完成度
ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロの処女小説を、国際的な評価を受ける石川慶監督が映画化という高いハードルを超えた、文学性と映画的技巧が見事に融合した作品。戦後間もない長崎と1980年代のイギリスという二つの時代・場所を舞台に、主人公・悦子の記憶の曖昧さ、そして隠された真実を巡るミステリーとして構築されている。信頼できない語り手による回想という原作の構造を、映像の「違和感」として観客に提示する手法は、映画ならではの成功例。特に、長崎パートで積み重ねられる不穏な空気や、現実と虚構の境界を揺るがす演出は、見る者に深い考察を促す。母娘の断絶、戦争の傷跡、そして人間の記憶の不確かさという普遍的なテーマを扱いながら、単なる文芸作品に終わらせないサスペンスフルな語り口が秀逸。物語の結末で明らかになる真実の衝撃度は高いが、それまでの緻密な伏線と俳優陣の好演によって、単なる「種明かし」ではなく、重層的な余韻を残す傑作となっている。第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への出品は、その完成度の高さを裏付けるもの。
監督・演出・編集
石川慶監督は、『ある男』に続き、ミステリーの枠組みを用いながら人間の内面に迫る手腕を遺憾なく発揮。静謐でありながら緊張感を孕んだ独特のトーンを確立。1950年代の長崎の空気を写実的に捉えつつも、どこか幻想的で不安を誘う演出が巧み。回想と現在のパートを交錯させながら、徐々に真実へと迫る編集のリズムは計算され尽くしており、観客の集中力を途切れさせない。特に、悦子と佐知子が同一人物である可能性を示唆する終盤の演出は、言葉ではなく映像で衝撃的な真実を表現し、鳥肌が立つほどのカタルシスを生む。全編を通じて、感情の過剰な表出を抑え、俳優の佇まいや微細な表情、そして美術・照明を駆使して物語を語る抑制された美学が貫かれている。
キャスティング・役者の演技
広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊という三人の実力派女優を配したキャスティングは、本作の成功の大きな要因。三者三様の「悦子」の側面を担い、それぞれが極めて高いレベルで役柄を体現。
• 広瀬すず(緒方悦子) 1950年代の若き悦子を演じる。戦後の混乱期を生きる凛とした強さと、秘めた孤独、そして次第に見え隠れする異常性を複雑に表現。朝ドラのヒロインのような朗らかさの裏にある翳り、佐知子との交流を通じて生まれる感情の揺れを、繊細かつ大胆に演じきり、観客に「信頼できない語り手」としての違和感を植え付けるその演技は、キャリアの中でも屈指の完成度。その存在感と説得力は主演として申し分なし。
• 二階堂ふみ(佐知子) 悦子の回想に登場する謎めいた女性。退廃的で自暴自棄な雰囲気を持ちながら、娘・万里子に対する歪んだ愛情を見せる難役。広瀬すず演じる悦子と対照的な人物像でありながら、その深層で繋がっていることを予感させる佇まいは圧巻。わずかな表情の変化や台詞回しに、戦後のトラウマと必死に生きる女性の業を感じさせ、作品のミステリー性を高めることに大きく貢献。
• 吉田羊(1980年代の悦子) イギリスで暮らす老年の悦子。過去の記憶を娘に語る「現在の悦子」として、冷静沈着でありながら、過去の出来事に対する後悔や諦念を滲ませる。流暢な英語での演技や、過去の記憶を語る際の微妙な間の取り方、表情に宿る諦観は、物語に奥行きと切実さをもたらす。広瀬すずの悦子との内面的な連続性を感じさせる演技も見事。
• 松下洸平(緒方二郎) 悦子の夫で、傷痍軍人。戦争によるトラウマと家族への責任感の間で葛藤する姿を、静かな熱量をもって演じる。悦子との夫婦関係における緊張感や、父・誠二との不和を表現し、戦後日本の家族の姿を象徴的に示す。
• 三浦友和(緒方誠二) 悦子の義父であり、元校長。戦後の価値観の変化に戸惑い、苦悩する旧世代の知識人を重厚に演じる。悦子や元教え子・松田との衝突のシーンでは、戦争の傷と時代の軋轢を体現。その燻銀の演技は、作品に確かなリアリティと重みを与えている。
脚本・ストーリー
カズオ・イシグロの原作の持つ「信頼できない語り手」という骨子を忠実に抽出し、映画脚本として再構築。原作の持つ文学的なニュアンスを保ちつつ、ミステリーとしてのフックを明確に打ち出し、現代の観客にも受け入れやすい構成とした。戦後の長崎という舞台設定が持つ、原爆や戦争の影という重いテーマを、直接的な描写ではなく、人々の心と生活に宿る「暗闇」として描いた点が評価できる。悦子の語りの中に潜む矛盾や不自然さが、終盤の真実の提示へと繋がる構造は、脚本家としての高度な技術を感じさせる。
映像・美術衣装
1950年代の長崎の再現度が高く、生活感あふれる長屋や、バラック小屋のセット、路面電車の光景など、細部にわたるこだわりが強い。全体的に光と影のコントラストが印象的で、特に回想シーンのやや黄ばんだような色調は、記憶の曖昧さを視覚的に表現。美術は、戦後の復興途上にある街の生々しさと、悦子の家庭が持つある種の「体裁」との対比が際立つ。衣装は、登場人物の社会的地位や心理状態を反映しており、広瀬すずの和服姿の美しさと、佐知子のどこか奔放な洋装との対比も効果的。映像美が、物語の持つ重層的なテーマ性を深める役割を果たしている。
音楽
オリジナルスコアは、物語の持つ静けさと不穏さを増幅させる役割を担う。主題歌は設定されておらず、劇中のムードを重視した音楽設計。劇中、ニュー・オーダーの楽曲(曲名記載なし)の使用は、現代的な視点と戦後日本の光景との意図的な「違和感」を生み出し、観客を現実と虚構の境界に引き戻す効果を持つ。メロディよりもテクスチャーや音響で感情を表現するアプローチ。
作品
監督 石川慶 114.5×0.715 81.9
編集
主演 広瀬すずA9×3
助演 二階堂ふみ A9
脚本・ストーリー 原作
カズオ・イシグロ
脚本
石川慶 B+7.5×7
撮影・映像 ピオトル・ニエミイスキ A9
美術・衣装 美術
我妻弘之
アダム・マーシャル
A9
音楽 パベウ・ミキェティン B8

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honey

5.0秘密を守ってあげたくなる心に残る名作

2025年10月1日
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泣ける

知的

斬新

 二階堂ふみさんをスクリーンで初めて観ることができて氣分最高というのは置いておき、鑑賞前から、ある程度ストーリーを知っていたため驚きはありませんでしたが、時代の再現度、神秘的な演出、斬新な音楽、秘密を明かしたがらない年配女性の心理、母の真実を知りたがる若い娘、終盤の黄色い牛乳瓶ケースのエピソード、赤ちゃんを川に沈める話の伏線回収、知的でありながら感覚に訴える要素が強めで心に残る名作でした。
 タイトルの意味は、なんとなくアレのことかな、と思っていますが考察したり詮索するのが失礼な氣がしてしまうという、主人公の秘密だけでなく作品の上品さを守りたくなりました。
 女性視点の戦前戦中戦後の作品に滅法弱いため、減点なしで満点評価です。

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Don-chan

4.5戦後の日本人の営みが今に通ずる

2025年9月30日
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悲しい

知的

難しい

この時代の空気感を知る原作者が伝えたかったことが描かれているのだろう。
戦後まもなくしてイギリスに移った作者と同様に、この物語は進んでいく。
原爆が投下された長崎の戦後の復興もまた、力強さを感じられる。

戦後80年の節目に、この時代を色んな表現で描かれるが、悲惨な部分だけでなく豊かになりつつある人々の暮らしも見ることができて救われる気がする。

私は30年程前に10年間、長崎に住んでいたが、町や店がそのままの名前で映っていて、懐かしく感じた。
私の親世代は幼少期に戦争を経験している。健在のうちに色んなことを聞いてみたくなった。

謎多き女性・佐知子さんはアメリカにひとりで渡航したのか?
当時身ごもっていた娘が、自殺した姉だったのか?それとも?
私の理解力不足だと思うが、ちゃんと描かれていたんだろうけど疑問に残る点があった。

>>>
とここまで自分なりにレビューを書いたが、他者のレビューを見て疑問が解けました。ネタバレで皆さんにわかりやすく解説してくれて助かります。

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かずじー

5.0原作と映画

2025年9月29日
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泣ける

知的

幸せ

原作、既読。
カズオイシグロ原作、石川慶脚本監督。
監督の映像化の力量が光る。
製作プロダクションに分福(是枝裕和監督)の名前も。
原作は読み易い文学作品。日本語訳も良く、巧みな会話が良い。
大胆な脚本の再構成も見事!
映画はミステリアスに、時にホラーチックに。
悦子の記憶が多層的である事を、原作よりもハッキリと描いている。
背景に戦後の貧しさと混沌、被曝の後ろめたさが流れている。
皆が、ナガサキから立ち直って行こうと希望を持って歩み始める清々しさ。繰り返し観る度に味わい深くなってくる。
映画のプログラムの最後の方にある。広瀬すずの白、吉田羊の黄、二階堂ふみの赤、それぞれが持つ花も象徴的。

広瀬すずの嗚咽、涙が弾ける。逆光の中で。
 何とも美しい。映画史に残る名場面では。
「宝島」での慟哭と忍び泣きも見事だった。
異なる涙もそれぞれ良かった。

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rikakkuma

3.0結末で頭が…

2025年9月29日
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単純

こんがらがったw
理解すると、あーー!なるほど‼︎となる内容。もう少し分かり安い感じだと気持ちが入れた。

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rs8jn2

4.0難しい…

2025年9月29日
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どのように理解すればあいのだろうか。理解したところもあれば、分からないところもある。
少しでも情報を入手して観たほうが良かったかもしれない。
これから分からないところは答えを見つけていこうと思う。

戦後、一人ひとりに人生があり、生きるために様々な選択を迫られる。自分の人生を肯定するように記憶もかきかけられていくのだろうか。自分もそうかもしれない。

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Kunihiro.Tanaka

5.0子供の心が殺されないために

2025年9月29日
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ふだ

4.0過去の自分に「エール」。

2025年9月28日
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これは心の再生の物語であると思った。過去を肯定することによって心の傷を癒す物語である。母悦子は娘景子の死について自分に責任があったのではないかとひそかに悩んでいる。娘ニキは一人で生きる困難さを抱えながら、姉景子との疎遠だった関係を悔いている。ニキが悦子の長崎時代の話を聞いていく中で、原爆投下からの困難な時代の姿が明らかになっていく。前へ進もうと必死だったあの頃は、失敗があったとしても責められるものではない。むしろ尊く大切な記憶になっている。原作よりも母娘の関係が濃密に描かれているのがとても良かったと思う。悦子だけではなくニキとの母娘の物語になった。長崎時代を肯定することで心の整理がつき、距離ができていた二人の関係も修復されたようである。
景子の死が二人の心に大きな負担となっていたのは理解できるが、彼女が死を選んだ理由はほとんど触れられていない。幼い頃にいじめられて対人不信になっていたり、イギリスに行きたくないのを母親の都合で無理に連れて行ったりしたのが原因になっているのかと想像するだけである。原爆投下後の悲惨な状況は、大人が考えるよりも深くこどもの心を傷つけていたのかもしれない。悦子は景子に対する負い目のようなものを抱いているから自分の本心を隠し、長崎時代を佐知子と万里子という人物に託して語ったと思われる。また、イギリスに渡った理由にもほとんど触れられていない。二郎と別れたと思われるが、悦子は緒方さんが好きであって、緒方さんをないがしろにする二郎の態度には違和感を持っていたのかもしれない。イギリスに行ってもうまくいくとは限らない。その気持ちも佐知子に託している。長崎時代の路面電車に乗る悦子と景子を見送る現在の悦子が出てくるが、過去の自分に「あなたの選択は間違っていなかったよ」とエールを送っているように感じた。
戦後の復興が時代背景としてあるが、長崎は既に都市として相当に発展し、人々は新しい理想を抱いて明るく生きている。大きな時代の転換を経て逞しく生きる人を応援する作品でした。

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ガバチョ

3.5品のある戦争のお話でした

2025年9月28日
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二階堂ふみさんと広瀬すずさんの凛とした美しさと、
三浦友和さんの燻銀の演技に魅了されましたが、
ストーリー自体は良く解らなかったです⋯。
カズオ・イシグロさんのお話は難しいですね。
なんとなくハイソサエティという言葉が浮かびました。

母が、あんなに粧し込んでいるならば、
娘ももう少し小綺麗にしないかなぁ...。
そういうのも意図があるのかも知れないのだけども、
その意図が汲み取れず、
作品全体に対しても同様で、わたしの力不足なのでしょう。

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hkr21

4.0目が喜んでいます

2025年9月28日
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悲しい

知的

難しい

まず、広瀬すず、二階堂ふみ、2人の女優さんの佇まいが美しい。ずっと見ていたい。

原作は残念ながら未読。
ストーリーは、主人公の回想と描かれた内容にズレがあり、何が真実か、想像をかき立てられる。
ミステリアスさを、二階堂ふみが、見事に演じていると思う。
発声の仕方や所作まで完璧に作り込まれていて見惚れてしまった。

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ちびくろ

4.0原作者がプロデュースに入っているから

2025年9月28日
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難しい

驚く

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ちえべ

3.0なかなかスッキリしなかった

2025年9月28日
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coco

4.0そうきたか

2025年9月28日
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あちこ

3.0何やねん😮‍💨

2025年9月27日
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まあまあのレビュー点数に釣られて、ほのかな期待を抱いて、遅まきながら鑑賞しましたが…

重苦しい展開が長々続くも、最後にはスッキリ終われることを期待して耐え忍んでいましたが、クライマックスで何のこっちゃさっぱり分からずで、ただただお金と時間をかけて苦行を行っただけでした🫩

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おたか

3.5女優:広瀬すず

2025年9月27日
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混迷を誘う無責任なストーリーテラーはどうでもいいが、広瀬すずの美しさは尋常ではなかった。
特に虐待と殺人を匂わせる川辺のシーンは、女優としての凄みを感じた。
それだけでもこの映画は価値がある。

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takawind

3.0恥ずかしながら、分からなかった

2025年9月27日
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「切なすぎる真実」(予告編より)とは?
哀しいかな、私には理解不能。しかし、原作を読もうかという気持ちは湧かない。
カズオ・イシグロ原作、に若干の不安はあったが、やはり小難しい。
多分、ストーリの最後では私には分からなかった見せ場があったと思われる。
それにしても、もう少し分かりやすくしてくれてもいいのではないかな。
ただ、広瀬すずの予告画像が可愛かったので観たくなった、
というのが正直なところなので、偉そうなことは決して言えない。
しかし、彼女の演技はとても良かったと思う。楽しみな女優だと思います。

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ぜん

1.5信頼のおけない語り手が、語り得なかったもの

2025年9月27日
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〇~kubo

3.0映像の色と光が印象的

2025年9月27日
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悲しい

驚く

終戦後数年の長崎と今のイギリスが舞台の話
イギリスに住んでる老齢の女性が家を売るところから話が始まる。娘が母に渡英するまでの話を聞くスタイルで、昔の長崎に。終戦後の混乱も少し残ってるような荒々しい社会でたくましく生きる女性たちの日常

そして、その母の話す内容には、実は嘘というか濁した部分があり、最後には、え?そうなの?完全に騙されたぁとなったw

あとカメラワークや衣装、色使いなどに古さと新しさ、あと独特なマジックアワーの映像が印象的だった

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ケビン

4.0謎が謎を残したまま…

2025年9月27日
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怖い

知的

難しい

イギリスに帰化したノーベル賞作家カズオ・イシグロの処女作の映画化。

原作未読もあって、娘に語る回想に紛れ込む嘘に、最後の最後に気付かされる不穏さ。
しかし長崎の被爆が体験者にもたらした傷は、たしかに一筋縄のものではないはず。

それにしても彼女の周囲の男の無頓着さ、頑迷さは如何ともし難い。

あと二階堂ふみ演じる佐知子が娘から取り上げた子猫を川に沈めるシーンは、鬼気迫って出来れば見たくなかった。こういう役、彼女は上手い。

広瀬すずは、今年になって「ゆきてかへらぬ」
本作、「宝島」とあいついで文芸作品で大正、昭和の大人の女を演じ心境著しい。本格的な女優の途を登り始めていると言えるだろう。今後が楽しみである。

「遠い山なみの光」という表題がいかにも読書心を誘い、原作を読んでからもう一度噛み締めながら映画を見直したい気持ちになった。

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gin

4.0鑑賞後の考察で忙しい

2025年9月27日
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molly
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