劇場公開日 2025年9月5日

遠い山なみの光のレビュー・感想・評価

全422件中、321~340件目を表示

3.0小説らしい謎解きミステリー

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

長崎を舞台にした長編小説を映画化したヒューマンミステリー。50年代と80年代が交錯しながら進んでいく展開で如何にも小説らしい謎解きミステリーです。主演の広瀬すずを中心に日本を代表する豪華キャストによる演技合戦も見どころです。

2025-133

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隣組

4.0稲佐山展望台からの展望は懐かしい

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

斬新

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カール@山口三

3.0説明不足の絶妙を買う。

2025年9月7日
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支持。
二階堂は加賀まりこ顔ゆえか泥の河を想起。
説明不足の絶妙を買う、許せない人も居よう。
友和と大知の立ち話の激論、
後に加害者と糾弾される当時の軍国教育者も
迷い傷付いたのだ、
は初めて観た気がする。深い。
子を孕み産み育てること自体が不気味、か。
演者皆が儲け役。

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きねまっきい

3.0( ゚д゚)ポカーン

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

ポーランド人のピオトル・ニエミイスキの撮影が良いね。役者も良い。けれども脚本が退屈で最後の落ちも ( ゚д゚)ポカーン だった。
何か伏線があったのかな。全然気づかず。
登場人物の行動の動機とか、回収されてないエピソードとか、なんでそうなるの、とかが多すぎて謎のまま終わった。

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CR7

4.0解釈は難しいが、最後まで観れた

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

難しい

公開2日目に観させていただきました。
カズオ・イシグロ氏がノーベル賞を受賞された年に遠い山並みの光の本を購入して読んでましたが、どういった内容だったかは断片的にしか思い出せないままに映画館に足を運びました。
映像でストーリーが進むと、いくつかのシーンで原作で記憶に残るところとつながったので少しずつセリフやストーリーが見えてきた気がしました。
舞台挨拶で石川監督が話されてたように、カズオ・イシグロ氏から、「これは歴史の語り直しの話なんだ、あなたの言葉、解釈で語り直してください」。と伝えられ、いろいろな解釈があると思うが、皆さんがどう捉えたがが正解と話された通り、解釈するのにいろんな思いが交錯する映画であった。
原爆、差別、戦前戦後のイデオロギーの変化、女性達のこころの思い、長崎の復興、当時のサラリーマンの姿などなど。
原作を映像化するのは大変な作業だっただろうと感じる作品でした。
当時の街の様子、店の看板などリアルに再現されていたので、当時はこういう雰囲気だったのかとタイムスリップしたような気がしました。
戦争を知る世代が少なくなっているので、当時を再現した映像や社会の雰囲気をリアルに表現した作品をこれからもたくさん作って後世に伝えていただけるとありがたいです。

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バレルガロン

3.5難解‼️

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

驚く

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活動写真愛好家

4.0広瀬すずに★★★★★😍😍😍😍😍ただそれだけ

2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

難しい

カワイイ

文学に縁がなく頭も悪い自分には正直言ってよく分からなかった。

それでも広瀬すずの美しい姿をスクリーンで堪能できたので
観て良かった。

撮影班は広瀬すずの出演場面だけは絶対に綺麗に撮る!と気合が
入っていたに違いない。どのカットも完璧な絵柄だった。

「ゆきてかへらぬ」では大正時代の、そして今作では1950年代の
ヒロインを好演。その時代の衣装を着こなしメイクも完璧。
スクリーンに映える彼女を見ているだけで眼福。

共演の二階堂ふみもそうだけど、姿だけではなく話し方も現代劇とは
変えてあって、まるで当時こんな女優さんがいてこんな演技をしていた
のではないかと錯覚するような雰囲気を醸していた。

一方、80年代のイギリスでの話は意図的なのかどうかはわからないが
映像が平凡(個人の感想)。撮影班の気合が全然違っていたりして。
また登場人物の会話は原作の会話を朗読しているように聞こえるだけで、
心に響いてこなかった(個人の感想)。

戦争・原爆・被曝・偏見・孤独・女性の自立・戦前と戦後の教育の違い
その他様々な要素があって物語はミステリー仕立てになっている。
分かる人には刺さる映画なのかもしれないが、冒頭に書いたように
自分はよく分からず置いてきぼりにされた気分。

理解を深めるためというよりも広瀬すずをスクリーンで愛でるために
もう一度観たい。

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toshijp

4.0わたしはあなた、あなたはわたし

2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

癒される

イギリスの片田舎に住む『悦子(吉田羊)』の元を
ロンドンに住む次女の『ニキ(カミラ・アイコ)』が訪れる。

目的は、嘗て母親が住んでいた長崎での暮らしと、
渡英することになった経緯を聴き、
それを記事に仕立てること。

母娘の対話を通して、
戦後直ぐの長崎の世相が甦る。

共感と対立、女と男の、
二つの軸で物語りは展開する。

長崎に居た頃の『悦子(広瀬すず)』は
帰還兵の夫と結婚、
新築のアパートに住み、
妊娠数ヶ月の体を抱え日々の家事に勤しんでいる。

そんな彼女が川岸のバラックに住む
幼い娘『万里子(鈴木碧桜)』を連れた
『佐知子(二階堂ふみ)』と知り合う。

『佐知子』は『フランク』と言う名のアメリカ兵と
アメリカに行くことを目論んでいる。

渡米が二人の幸福に直結するか懐疑的な『悦子』だが、
陰に日向に母娘を援助する。

しかしここで観ている側にはむくむくと疑念が湧き起こる。

住んでいた場所、被爆の実態、子供の存在と、
二人の履歴はあまりにも似ている。

『佐知子』は実際には『悦子』であり、
友人に仮託した話としているのではないか。

提示される年代から逆算しても、
子供の年齢には乖離がある。

実の娘にも真実を話していないのでは、と。

家族には長女の『景子』が居たものの、
彼女は自死をしており、ただ
その経緯は詳らかにはされない。

『悦子』はいまだに悪夢にうなされる。
長女を連れてイギリスに来なければ、
彼女は死なずにすんだのではないかとの後悔の念に苛まれ。

本年1月公開の〔TOUCH/タッチ〕でも
被爆者の地元での生き辛さと、
逃れた先の海外でも異邦人としての差別に苦しむ姿は描かれた。

表立ってはいないものも、
同様の事態に直面し味わった苦難は、
本作の裏側でも起きていたのは容易に想像できる。

ここまでは、女たちの共感の物語り。

そこに、長崎に住んでいた当時、
義父の『誠二(三浦友和)』が訪ねて来たエピソードが挟まれる。

実の息子も彼の軍国主義には辟易しており、
父子の関係はぎくしゃく。

加えて嘗ての教え子が、
その軍国教育を糾弾する論文を学会誌に寄稿したことで、
『誠二』は激憤する。

二つの世代の溝は埋まることがない。
もう片方の、男たちの対立が露わになる。

『広瀬すず』を観に行ったわけだが、
彼女の演技にも、本編にも十分に満足し劇場を出る。

エグゼクティブプロデューサーとして参加した
原作者の『カズオ・イシグロ』も同じ思いではないか。

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ジュン一

4.0美しい台詞回しと美しい俳優陣を堪能

2025年9月6日
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美しくも少し物哀しい空気感を纏った作品でした。過去パートは終戦後の長崎、現在パートは1980年代イギリスの自然豊かな田舎の一軒家。観客も「母の過去を聞く娘」として、少しずつ紐解かれていく一人の女性の人生の一部を見届けます。

ドラマチックなことは起きず、ミステリーと謳っていながらも謎解きや答えの提示が明確にあるわけではなく、観客に委ねるスタイル。淡々と描かれるいくつかのエピソードは、どれも美しい音楽と情感ある映像、印象的な俳優陣の佇まいで、世界観に没入することができました。台詞回しが古風でありながらとても美しく、広瀬すずさん・二階堂ふみさんの上品な美しさを際立たせていたように感じます。

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まだまだぼのぼの

4.0これは◦◦◦

2025年9月6日
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Yuichiro

3.0年々邦画では薄れている洋画風説明過小輪郭系映画

2025年9月6日
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2025年劇場鑑賞65本目 良作 60点

公開2日目の109二子玉川にて舞台挨拶

疲れ切っていたのと睡眠不足故ほぼ寝てしまった

当方記録用として、十分に見入れなかった場合☆3.0 60点としている為、平均評価点を下げてしまうのは悪しからず

その日は六本木と二子玉川をはしごし昼から4本続けて登壇されていた広瀬すずさん、二階堂ふみさん、吉田羊さん、監督のお疲れな様子と、mc含め少々流れ作業感が否めなかったが、公開近辺は番宣等あちこち出演して、特にメディアでは疲れを見せれない中、現場には足を運んだ方への安心感からなのか、リラックスしてる用に見えてそれはそれで貴重だ

ストーリーの大枠と何が反響を生んでいるのかは知ることができたので、それを踏まえて万全な日にもう一度映画料金を払って足を運ぶか大変悩ましい限りである

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サスペンス西島

5.0業深き漆黒の闇の中で一筋の光を追い求める

2025年9月6日
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泣ける

悲しい

難しい

109シネマズ二子玉川の舞台挨拶付き上映会にて鑑賞。

いや〜、色々な意味でスゴい映画でした。

① ノーベル文学賞作家カズオイシグロがえぐり出す人間の業深さの闇が半端ない。
② その漆黒の闇と、その中でも光を追い求めて必死でもがく者を演じる俳優 広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊がこれまた超絶凄すぎた。
子役の子の演技もいい意味でゾッとするほどスゴイ。
③ 監督のセンスと才気の凄さがスクリーンからダダ漏れになっている。

正直、ものすご〜く重たい映画です。
でも、映画好きの人には是非是非映画館でご観賞いただきたいです。

3人の名優と天才子役の演技を見るだけでもこの映画を観る価値があると思う。

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Partagas

4.0なんてかっこいい女優

2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

帰り道にも「えーっと」考えながら‥
もう一回観たらよくわかるかな‥
ま、いっか、映像の雰囲気が素敵だったから。
広瀬すずと二階堂ふみの演技力の違いがわかって嬉しい。

二階堂ふみはやっぱり素敵だ。
久しぶりに素敵な演技を見れた。

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ねこのあお

4.5美しい

2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

難しい

とにかく、広瀬すずと二階堂ふみが美しかったです。
何年か前に原作を読みましたが、理解していなかったからか全然覚えておらず、映画をみても思いだせず…
映画も理解できていないてすが、ストーリーも雰囲気も好きでした。
悦子と佐知子が、長崎の展望台で話すときには涙が出そうになりました。
日本は戦争に負けた国だったと思い出しました。
時代が変わっていくこと、献身的な日本女性が秘める芯の強さ、祖国の外で暮らす人々の所属意識やアイデンティティ、などに思いを馳せました。

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Mikikar

5.0Ceremony

2025年9月6日
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カズオ・イシグロの本は一冊も読んだことがないが、どういう作家かを知りたければこの映画を見れば良いのではないか?
「ナガサキ」「戦後」「日本」を恐ろしいレベルで普遍化してみせる手腕は見事。被爆シーンは一つも使わずに戦後の長崎を描き切るとは恐れ入る他ない。なんといっても、最初と最後をNewOrderで締めるセンスに脱帽。
と思いつつ、NewOrderどころか8月9日が何の日かすらろくに答えられない世代が大半の現在に、この作品がどう受け止められるか、正直言って分からない。
ひたすら美しい映画。

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nahaha

4.0記憶が書き変えられること

2025年9月6日
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知的

驚く

戦争や被曝といった特別な経験や状況下でなくても、長い年月の中で記憶が上書きされることは、誰でも経験することです。それが物語の伏線になるのかなと思います。

戦後、ナガサキから渡英した主人公悦子は、娘に請われてナガサキの経験を話しますが、自殺した長女の遺品から悦子自身も忘れていた、封印されていた記憶があらわになります。

日本人も知らない、日本人の戦争の傷を知ることができました。そういう理由で日本を離れる決断をした人もいたんだなぁという事を知ることができました。

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ゆう

4.0長崎の亡霊

2025年9月6日
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ほぼ前情報なく鑑賞。お姉ちゃんのことがああ展開したのは、おおと思った。
いろいろと?の要素の残るお話だったので原作も読んでみたくなった。
戦前戦後での教師のやりとりは、そういうこともあったのかなと思えた。
空気感とか良かった。

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kawa

3.0外国映画に描かれた戦後日本のような感じを楽しむ

2025年9月6日
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なかなか渋そうな企画だと思いつつ、俳優陣に興味があって見に行った。

しかしやはり渋い。イギリスに住む長崎出身の日本人女性が家の処分と共に娘からの問いに対して日本に置いてきたものを振り返るのだが、、という感じの回想劇。

劇中の現代の舞台が80年代で振り返るのが戦後。頭の中で何かを変換しつつ観る。当然ながら再現するのにとてもお金が掛かってるだろうことはわかる装置の中で、とてもつつましい秘密が暴かれていくので、そのギャップが、、贅沢なのか地味なのかわからない映画。

そして確か『国宝』も外国人カメラマンであったがこちらも合作で監督が石川慶なので外国人カメラマンであり、ルックもわざとそうしてるのだろうけど、この密やかなエピソードにこのルックが最適解だったかはわからない。逆にこのルックと冒頭とエンディングに流れる音楽くらいが現代映画(つまり過去にはないアプローチ)を示してはいるのだけど、あのカチッとしたクリーンな感じが箱庭過ぎて日本人の戦後の密やかなヒダを描くものにあっているのかどうかはわからない。もっと吐き気がするような裏側があってはじめてイギリスでの回想が生きるような気がするが、とにかくあの女の子も男の子も美術も食べ物もいろんなものが箱庭的でクリーン過ぎで、いわゆる外国映画の中の日本のような感じでう〜ん。。。という感じ。ではあるが、確かに過去の日本映画のルックにないものではある。

しかし毎回個人的に石川慶監督の映画はそんなに乗り切れないので今回も、、、なのだけど。

お芝居の点では二階堂ふみが堂々と昭和の女優っぽいセリフ回しを披露。ただそういう役とは知らず、なるほどね。これ以上は言えない。

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ONI

4.0変わらなきゃ‼️❓三人の一人‼️❓

2025年9月6日
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アサシン5

3.0なぜ今映画化?

2025年9月6日
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1982年刊行の小説の映画化で、当時はちょうど良かったのかもしれないけど、
そのテーマ(女性開放、戦後教育)が今の空気感と全く合っていない気がしたので、
なぜ今映画化されたのかナゾでした。

お母さんの語る嘘がだんだんわかってくる辺りで、ゾワ〜と怖くなりましたが一過性。
ただ「ハイ、真相はこれ!!」という明示はなく、解釈は観客に委ねられているので、
もう一度見直して考察したくなる作品ではあります。

二階堂ふみは「SHOGUN」の時とだいたい同じ演技で、古い役やるときは全部これ??

朝8時の回だけ、一番でかいスクリーン3での上映なので、早起きして。
割と同じ考えの人が多かったようで、まあまあ人は入ってましたよ。

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ababi
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