劇場公開日 2025年9月5日

「消えない罪の意識、薄れゆく記憶(★4.2)」遠い山なみの光 ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 消えない罪の意識、薄れゆく記憶(★4.2)

2025年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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ゆり。
bionさんのコメント
2025年9月10日

佐知子は、悦子が作り出したもう1人の自分だとすると、高級な食器類や上品すぎる佇まいも腑に落ちます。
それにしても、二階堂ふみが演じる佐知子には引き込まれました。違和感を力ずくで納得させてしまう迫力があります。

bion
ゆり。さんのコメント
2025年9月10日

トミーさん、悦子は自分のバラック暮らしや、娘より夢を優先したような後ろめたい過去は、違う人格に背負ってもらおうとしたんでしょうね。

ゆり。
ゆり。さんのコメント
2025年9月10日

ノーキッキングさん、シングルマザーの可能性もありますよね。それよりは、離婚の方が体裁が良いですからね。ニキに対して、つまらない男とは離婚した、と言ってましたが、当時としては離婚を決意する程ではないよな、と思いました。イギリスに渡っても、見栄の為に嘘をつき続けたかもしれません。景子はピアノも勉強も頑張って、妹がコンプレックスを持つくらい優秀だったから、イギリスに馴染めなかった事より、母親の噓だらけの人生を見ているのが辛かったのかもしれませんね。

ゆり。
トミーさんのコメント
2025年9月9日

共感&コメントありがとうございます。
出産前と後、本人も思い出したくない時間が在ったんでしょうね。長女が自死した事でバラックの人格は消えて、現在の悦子を苦しめるだけになったんでしょうか。希望はいくらでも在るって台詞は凄い浮いてると思いました。

トミー
ノーキッキングさんのコメント
2025年9月9日

共感ありがとうございます。
ホントは、河川敷のバラックに棲んでいるシングルマザーで、情緒不安と原爆症かもしれない娘を何度も捨ててしまおうと思いながら、自分の憧れ(ロイコペのティーカップ)や見栄は捨て切れず、うどん屋と通訳を掛け持ちながら、出逢った英国人と渡英。被爆地で教え子達を見殺し、我が娘も救えなかった悔恨が猫殺しや縄の妄想を産んだのでしょう。”佐知子”は脳内に時間をかけて定着させたウソであり、心的補償だと思いました。

ノーキッキング
ゆり。さんのコメント
2025年9月9日

校長が、部下の悦子を息子の嫁にと考えたんでしょうね。「あいつは君には優しいか?幸せか?」と聞いたところは、そんな風に気を使って欲しかったという悦子の願望だと思いました。

ゆり。
トミーさんのコメント
2025年9月9日

我が師の恩、はちょっと呪いに近いですよね。

トミー
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