劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACKのレビュー・感想・評価

全91件中、1~20件目を表示

5.0「映画を友達と見て楽しい」と感じる瞬間のために生きている

2024年11月30日
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鑑賞方法:映画館

テレビ放送でも鑑賞していたのだけど、その時から映画館で観たいなと思っていた。ポストクレジット以外は追加カットはなかったと思うが、元々の映像のクオリティが高かったので、そのまま映画館で通用するレベル。音が5.1chで立体起動での戦いに空間性が高まっていたし、そもそも劇場向きのタイトルだなと思う。完結編を前後編通して展開することで、気持ちの糸を途切れさせずに最後の戦いの気持ちのつながりをしっかりと描くことができるようになった。やっぱり構成として、本来分割しない方がいい内容だなと思った。怒涛の展開を畳みかけるように観てしまった方が盛り上がる。
ポストクレジットの工夫は好き。メタフィクションとフィクションの境を突くような感じにして、現実と地続き感が増して、寓話としての強さが強調されていた。『進撃の巨人』が描いた内容は、実際の人類史の様々な歴史を象徴的に描いている。これが人間の歴史の現実で、僕らの悲劇も喜びもその上になり立っている。
それだけじゃなく、あれは作品のテーマともズレてない。アルミンがエレンたちを駆けっこするのが楽しくて、そのために生まれてきたんじゃないかって思うというのと同じことがポストクレジットで描かれている。世界にはひどいことがいっぱいあるけど、人は友達と映画見て楽しいと思う瞬間のために生きているのだ。

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杉本穂高

3.5間の物語

2025年1月16日
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見逃してたのでちょっと置いて行かれてしまいましたが
こんな終わりなんだと見届けられたのでよかった
エンドロールは色々考えさせられましたが未来の幼馴染三人にほっこり安心安心

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たん

5.0これまでのすべてに

2025年1月13日
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毎月マガジンの最新話を楽しみに読み、終わったらいろんな人の解釈をネットで漁り、毎週アニメの声優の演技や作画に度肝を抜かれ、その後はYouTubeでいろんなリアクターの初見のリアクションを楽しむ。一人だったけど、進撃好きな人みんなと楽しめた感覚になれて楽しかったし、ここまでの体験はこの作品以外ではなかった。特別な作品です本当にありがとう。

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ぐち

5.0期待以上

2025年1月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

ただの進撃ファンなだけですが、一度テレビで観たとしてもサブスクで何度も観れるとしても、わざわざ映画館で観る価値のある作品だと思います。描かれている内容は現代の問題や個人の問題、意識などと重なるものもあり、全体を通して考えさせられることが多いです。戦争が絶えないこの世界に生きる人は一度観て損はないと思います。

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鵲生

4.0こういうのが見たかった

2025年1月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

原作はマーレが出てきたくらいから巨人の恐怖感が無くなり途中で読むの辞めてしまったが、終盤がこんな怖い展開だったとは。エンディングも造り込んだ複雑になっており、納得の内容です。やはりコミックス全巻コンプします。

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ショカタロウ

4.5オカピは知らない!

2024年12月31日
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ファイナルシーズンに入ってからもやたら長かった本作を2時間半ほどでまとめた総括編。
壁内の巨人を解放させ「地ならし」へ進ませパラディ島以外の人類滅亡のトリガーを引いたエレン。

TVでしか見てなかった巨人の大進行を大画面で鑑賞できるだけでも価値があるでしょう。

壁内から始まった物語もここまで展開を広げ
最後にまとめきったのも作者や関係者方の手腕によるもの。

鑑賞後、ラストにTV放送時にはなかった特別ムービーが流れます。内容はコミックを見ている方なら嬉しくなるもの。

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taka

4.0「完結編」の再構成

2024年12月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

これは完全に自分が悪いのだが、てっきり「The Final Season」の総集編だと思って観てみたら実は「完結編(前後編)」の再構成版だったというわけで、第3期までしか観てなかった自分は「( ゚д゚)ポカーン」となってしまった。
まあでもシリーズ構成ややこしいよね(第4期制作開始時点で原作がまだ完結してなかったので仕方ないといえば仕方ないが)

それでも足りない情報を必死に妄想保管しながら最後まで観て、この長く壮大な物語の最後を見届けたという感慨深さは感じた。

しかしエレンが何故あのような選択をしたのかイマイチ判然としないので、今からでも「The Final Season」はちゃんと観ようと思う(28話もあるが・・・)

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イサヤ

5.0感動が言葉にならない!

2024年12月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

原作未読ながらテレビアニメで衝撃を受け、謎が謎を呼ぶ展開にぐいぐい引き込まれ、シリーズを追い続けて10年。昨年ついに完結編が放送されたのですが、実はあえて視聴を避けました。というのも、複雑化する展開にだんだん理解が追いつかなくなっていたからです。それでも、結末は気になっていて、本作の鑑賞も迷いました。でも、やはり最後は劇場でエレンたちの決着を見届けたくて、仕事納めも終わったこのタイミングで思いきって鑑賞してきました。劇場で最後のお別れができて本当に本当によかったです。でも、初見の方にはお勧めしません。全く意味がわからないまま作品のよさを否定されたくないので、興味のある方は事前にある程度の情報を得てからご鑑賞ください。

ストーリーは、…壮大になりすぎて簡単には語れません。あえて、本作だけに絞って言うなら、巨大な壁の中で巨人に怯えながら暮らしていた人類の中にあって、この世から巨人を駆逐するために壮絶な戦いに挑んできたエレンが、壁の外の世界の存在と壁の中の世界の真実を知り、無数の巨人を率いて全人類を抹殺すべく「地鳴らし」を実行するが、エレンを思いとどまらせ、人類を救うため、ミカサ、アルミン、ライナー、リヴァイら、かつての仲間たちが命をかけて最後の戦いに挑むというもの。

鑑賞後、圧巻のフィナーレに感動の涙がとまらず、しばらく席を立てませんでした。どこからどう感想を述べればよいのかもわからず、感動が言葉にならないもどかしさを感じました。壮大な物語の結末を見届け、何か大きな仕事を成し遂げたような満足感や高揚感のようなものがこみ上げてくる一方で、大切なものをなくしてしまったような喪失感や虚無感に襲われ、それらがないまぜとなって茫然としてしまいました。

正直言って、テレビシリーズも途中から理解が追いつかなくなり、仲間たちの言葉に耳を貸さず「地鳴らし」を強行するエレンの心情が全く理解できませんでした。しかし、本作を通して、初めて少しだけエレンの思いに近づけた気がします。憎しみをぶつけ合い、殺し合う人類に嫌気がさし、さらにはパラディ島で苦楽を共にした仲間たちを守りたい一心だったのではないでしょうか。

そんなエレンの思いをくみ、それでもなおエレンの説得を試み、命懸けで戦いを挑むミカサやアルミンたちの姿に涙が止まりません。勝っても負けても喜べない、こんなに辛く苦しく悲しい戦いが他にあるでしょうか。今思い出してもまた涙がこみ上げてきます。また、ミカサたち以外にも、長い長い戦いの中で、己の信念に基づき、何かを守るために心臓を捧げて散っていった多くの兵士たちの姿を胸に刻みたいと思います。そして、改めてエレンに「お疲れさま」と言いたいです。

しかし、地鳴らしが止まり、目の前の危機が去った途端に敵意を向け合う人類の姿に、エレンの命懸けの訴えが虚しく霞むようで心底悲しくなります。エンドロールで流れるその後の街の変遷からは、殺戮の歴史を繰り返す愚かな人類の様子が描かれ、これが現実の世界と重なり、胸が苦しくなります。アルミンに対して「地獄で待ってる」と言うエレンの言葉は、そのまま私たちにも向けられているような気がします。これから何十億という人間が地獄に行くようなことになれば、エレンに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。人を恨まず憎まず、ただ愛し続けることの大切さと難しさを改めて思い知らされたような気がします。

ポストクレジットでは、本編とはうってかわって軽いテイストで、現代の様子が描かれます。そのギャップに、本編で得た感動が汚されるような気もします。しかし、これまでの壮絶な戦いが長い悪夢であり、フィクションであったと言えるかどうかは、これからの人類に託されているのだと訴えているようにも感じます。アルミンとミカサが次回作の話題で盛り上がる中、エレンが「お前らと映画観れて楽しかったよ。もし…次回作があったら、また観に行こうな…」という言葉が重いです。

キャストは、梶裕貴さん、石川由依さん、井上麻里奈さん、下野紘さん、三上枝織さん、谷山紀章さん、嶋村侑さん、細谷佳正さん、朴路美さん、子安武人さん、花江夏樹さん、佐倉綾音さん、沼倉愛美さん、神谷浩史さんら。豪華声優陣の渾身の演技が、魂を揺さぶります。

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おじゃる

2.0ん〜…私には…(^_^;)

2024年12月19日
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単行本でちょっと見たくらいでした。
映画なので変に期待しまたが、私にはさっぱり分かりませんでした〜😔
作者には申し訳ございません🙏

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もんオヤジ

5.0長い長い物語の結末

2024年12月16日
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鑑賞方法:映画館

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ぽん

3.5大画面で見れたのは良かったけど・・

2024年12月14日
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鑑賞方法:映画館

ファイナルは、TVでも見てたんですが、映画でわざわざやると言うことは、何かTVに追加されているのかと思い観に行きました。
ほぼTVと一緒でした。(私が気付かなかったかもしれませんが)
ただ、大画面で観れて迫力はありましたが、もう少し戦いシーンを増やすとか、音楽で盛り上げる演出があればもっと良かったんですが・・
ま〜
完結編なので当たり前ですが、TVや漫画を読んでいないでこの映画だけを見られる方は全然話のつながりや意味はわからないでしょうね。
ファンの方はたまらないでしょうが。

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ツヨポン

4.5Pride of Japan! I wish it would be televised overseas.

2024年12月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

[Good point]​

・I felt that the powerful sound, which can't be experienced in animation, made it easier for the viewer to imagine the scene and convey the emotions of the characters. Viewing on a large screen also allows the viewer to notice detailed descriptions that were not focused on in the animated films.​

​・You will receive admission privileges over the several weeks that the film is in theaters. I was able to get a illustrations of a major character personally handwritten by the author.​

​・The last five minutes of the film add a section that was not visualized in the anime and was only depicted in the comic.​

[lack point]​

・The thing is that there are no changes from the animation at all besides the parts that were not in the animation I just described. There are certain people who are disappointed that there are no other changes from the movie, although there are some visual and sound expressions that are unique to the movie.​

​・It is the last film to be released, and it is only available for a short period. It is also unfortunate that the number of movie theaters where it can be seen is smaller than that of most well-known films.​

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あいさん

5.0現代社会への強烈なメッセージ

2024年12月7日
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鑑賞方法:映画館

映画館の大スクリーンで、あの音響でこの作品が見れることがすごい。
物語の構成とキャラクター描写がとてつもなく良い作品だからこそ、それぞれのキャラの運命に感動できる。本当に彼らが存在しているように思える。
何度も涙を流すほど感動した。特に、リヴァイが死んでいった仲間に思いを馳せるところは言葉にならない。

映画では、立体機動のアクションが凄まじく、迫力がある。また、流れるように巨人化し、巨人大戦が始まるのもすごい。怒涛の展開がつづき、終始圧倒された。

人は誰しも誰かの味方であり誰かの敵でもある。立場によって正義と悪がある。憎しみが憎しみを生み、新たな暴力を生む。大切な仲間を殺した人にも、大切な家族や暮らしがある。人類はそんな憎しみの歴史を繰り返してきており、また、これからも繰り返す。
原作者からの強烈なメッセージは、確実に視聴者の心を動かしたはず。

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ABCD

5.0これ以上いい作品に一生出会える気がしない

2024年12月6日
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何度見ても何度観ても色褪せません。生きててよかった。劇場で見させてくれてありがとう。

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かまぼこたんごろう

3.0テレビ版の延長戦であるが、涙に溢れる

2024年12月5日
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劇場版としての評価は、星3つにしましたが、
私は原作から追っていましたので、作品としての評価は間違いなく星5つです!
コミックス、テレビ、映画と鑑賞出来て幸せな体験でした。

映画館ならではの音響に、心が揺さぶられます。
最終決戦直前のミカサがマフラーを巻く時の音と表情には涙腺崩壊しました。
天と地の戦いは、手に汗握る展開で映画館で見れて良かったです。テレビ版では気づかない発見があったりで、大画面ってのは素晴らしいですね。

スクールカーストは蛇足って感じですが、
無いよりはあった方が良いです。
諫山先生のコメントとか声優さんの音声コメントとかが見れた方が劇場版プレミアがつくような気がしました。

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Roywords

4.5映画館で見る価値あり

2024年12月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

萌える

ストーリーを知っていないと多分全くわからない。でも、進撃の巨人を読んだり、観たりしたことがあるなら、ぜひ映画館で鑑賞すべき。立体機動装置や巨人と映画の相性がめっちゃいい。もう一回見たい!

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ケイさん

4.5コミックも読もうね

2024年12月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

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映画館215U

5.0大泣きです、タオル必須です。

2024年12月1日
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原作から読んでおり、アニメもテレビ版で拝見し、絶対に映画館で見ようと思っていました。あの迫力と画力、ストーリーと最期は映画館での観覧をぜひおすすめします。
構成もわかりやすく、長い戦いの終わりの完結を見れて感無量です。大きいタオルを持って、目元の化粧は落として、心臓を捧げてきてください。

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にゃあちゃん

5.0良かった良かった

2024年12月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

1巻から5巻くらいと最終巻しか読んでなくてもメチャクチャ良かった、特に本編と少し違うラストは最高。ラストのラスト普段は字幕出ると席立つけど帰らなくてよかった。

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はなたけライダー

4.5世界でどれだけの人々がこの作品を理解できるだろうか

2024年11月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

テレビ・WEB配信でオンエアされたものを繋ぎ合わせて劇場版2時間の作品にしたものですが、コレはやはり映画館の大スクリーン+良質な音響で鑑賞すべき作品です。その意図もあってのあの高画質な作画と動画のクオリティなのでしょう、非の打ち所のない完璧に近い仕上がりの作品です。

本作の良いポイントはもう言うまでもなく、言わずもがななのですが、ではマイナスはと言うとコチラは全く無い訳ではありません。あの砂地の異空間みたいな所、ユミルに関する何かとは思いますが、その辺をもう少し解る様に、こう、何かもうひと工夫出来なかったのかなと。でもソレはソレとしても尚、本作品の壮大で心に重く訴え伸し掛かってくるメッセージ性と重厚感は素晴らしいものがありました。
と言う訳で、本作品を配信やテレビで見て内容を知ってる人でも、改めて映画館で鑑賞する事をオススメしますが、実は自分も個人的に騒動を起こしてしまって、今ようやく鑑賞に足を運べた状況。後どれ位公開されるかは定かでないので、ご鑑賞はお早めにと言ったところです。

さてココからは余談ですが、表題についての話です。
今、世界は混沌へと突き進み、世界的に保守的な方向へ傾きつつあります。それぞれの国が自分たちの殻に閉じこもり、まさに『冬の時代』を迎えています。そんな中、日本のアニメが世界で注目を集めていますが、この作品の数々の重要なセリフやシーンに込められたナニガシを、果たしてどれだけの人々が真剣に正しく受け止められるのでしょうか?
少なくとも能動的に平和を害するロ○アやイス○エル・パレス○ナ辺りは難しいかな。いや、欧米諸国でさえ同様かもしれません。
2発も原子爆弾を食らって焦土壊滅を経験した日本は、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでココまで復興し、まさに『道』を極め『徳』を積み上げた結果、世界で最も発達した精神をもつ国民国家となりました。そうした歴史と文化に育まれてきたからこそ、このような素晴らしい作品を生み出せるクリエイターが創出されるのだと誇りに思います。
とは言え、エンディングテロップが流れている横で捲られるビジュアルカットは、何と言うか、それでも人間は愚かな生物でしかない事を謳っているかの様で、この人間社会に絶望すら感じてしまって仕方がありません。

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Geso_de_Nyoro