「アクションの最高峰に瞬きできない」ゴーストキラー ふたり映画さんの映画レビュー(感想・評価)
アクションの最高峰に瞬きできない
物語はいたって単純なので、シンプルに格闘技とガンアクションを楽しむ映画かもしれません。最後の終わり方はゆるい感じであっけなかったし、所々ツッコミたいこともあったけど、殺伐としていながらコミカルなシーンもあるのであまり重くならずにすむ。瞬きするまもないほどのスピード感と衣擦れや息遣い、足音、肉を打つ音、ナイフの空を裂く音などが聞こえてきてリアルな臨場感を体感しました。もはや数ヶ月練習しただけの型にはめて頑張って演じている俳優さんたちと今作の俳優さんたちとは全く別次元ですね。他のアクション映画を見ると、緩すぎて遅いくらいに見えてしまいますね。
髙石あかりさんの演技力はもちろん、影原さん役の黒羽さんもすごくよかった。シュッとしていて声もいい、見続けたくなる俳優さんです。アクションシーンは何度も観たくなります。こういう影の功労賞の人たちにスポットを当てた主役の作品がもっと増えるといいなと思います。
コメントする