「泣ける」バーラ先生の特別授業 amaneさんの映画レビュー(感想・評価)
泣ける
あんまり需要がないのか早々に終わりそうな印象だったので、あんまりな作品なのかと思いつつ観たけど結構良かった。
インドの抱えてる根深い問題(カースト制にまつわる問題)をいかにもな主人公、いかにもな悪役役人、いかにもなヒロイン、いかにもな三枚目が演じ、いかにもな終わり方をする。
でも泣ける。
くっそーこんなわかりやすいもので号泣してたら恥ずかしい...と思っていたら隣からもすすり泣き。
インド映画らしい踊りやちょっとしたオフザケありでほっこりもできる。
日本だって金や権力で回っているのだろうけど、インドなんかはもっとわかりやすくそうなんだろな。
ただただの夢物語じゃなくて、ちゃんと権力に逆らう事の怖さも現実として表現されていて、私はとても気に入った。
作中の曲もとても良い。
何かを叩く、殴るシーンの重々しい効果音が印象的。
実際に差別されている人達の抑圧された思いの解放させる意図があるのではと感じさせる。
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